成功するマーケターと残念なマーケターの違い

From:小川
大阪のオフィスより、、、

こんにちは!

学習サイトのリニューアルに伴い、ブログを初めていくことになりました。

僕だけに関わらず、他の講師とともに更新していきたいとおもいます!

今回、どんなテーマにしようかと考えたのですが

受講生さんからよく質問される内容や、もっと詳しく知りたいと思うような内容をお伝えできればと考えた結果。。。

「成功するマーケターと残念なマーケターの違い」

について、お話できればとおもいます。

ビジネスモデルがtoB・toCに関わらず、何千人もサポートさせていただいた中で

やはり、マーケティングをうまく活用できる人・できない人の差が顕著に感じることがあります。

言わば、副業・本業にて案件を獲得して稼いでいる人。自社のビジネスの売上を確実にあげている人。

そうでない人の違いですね。

では、成功するマーケターは何をしていて
残念なマーケターはどんな行動をしているのか。。。

その違いについて
詳しくお話していきたいとおもいます!

大きく分けて3つのポイントがあります。

この3つのポイントを抑えているかどうかで、今後の成果に大きく差がでてくるかとおもいます。

まず1つ目に、、、

ポイント① 行動するまでのスピードが圧倒的に早い

初めてのことに取り組む際は、誰しも失敗を恐れてしまい、どうしても行動することに躊躇してしまいます。

ただ、成功している人の共通点としてポジティブ思考で失敗を恐れない傾向があります。

言わば、「とりあえずやってみよう」の精神を持ってる人です。

逆に慎重過ぎる人は、不安要素を見つけては、行動するのを諦めてしまいがちで、行動スピードが遅いので、

即行動している人よりも単純に経験値が浅く、成果がでづらいです。

まだ目の前に訪れていない壁に対して、悩む時間よりも、行動する時間に費やすことの方が間違いなく貴重です。

また、行動をしていくことで自分の中で失敗・成功パターンを蓄積することができるので、どんな案件や条件でも応用ができるようになります。

マーケティングの現場では、業界によって状況やトレンドも変わるために
常に自ら情報を取りに行っては実践し、トライ&エラーを繰り返す必要があります。

「マーケターとしての重要なマインド」のレッスンでもお伝えしていますが「マーケティングに正解はない」ので、ガンガン施策を実行して、最適な解を自分自身で探すイメージですね♪

どんな価値のあるスキル・ノウハウを、成果を出している人から教えてもらったとしても
「できる」のと「知っている」では、成果に圧倒的な差があります。

小さなステップからでも良いので、とりあえず行動してみましょう!


ちょうど弊社でも最近ある案件で、どんなパターンの広告クリエイティブが良いか、50個ほどバナーを作成してテストしてみたんですが、、、

「猫と女性の何も加工していない素材画像」がダントツ、反応が良かったんです。笑

予想していた結果と大きく違ったので、改めて行動の重要性を感じました!

「百聞は一見に如かず、一見も体験には如かず」ですね。

ポイント②素直であること

サポートしていて本当に感じることは
成功しているマーケター、経営者の方・企業の方は、みなさん、素直であるということです。

他人のアドバイスを素直に聞き入れることができ、それが相手が年下であっても変わりません。

僕自身、Webマーケティングを学び始めた時は、最初に指導してくれたのは「当時20歳の大学生」でした。
そんな彼は今、大規模メディアを複数運営するWEB会社の経営者です。自分に無いものをもっている、師匠の一人です。

当時は、少なからず大学生に教えてもらうのか。という葛藤もありましたが
そんなちっぽけなプライドは全て捨て、素直に教えていただきました。

教えてもらったことを素直に受け入れ、実行し続けた結果、、
月間200万セッションを超える大型メディアのディレクターとして案件を成功することができました。

今振り返って思うのは、あの時こうやって素直に学んでいなければ、今の自分はいなかっただろうなということ。

事実、企業様のサポートや受講生さんのサポートしていて感じるのは

素直に聞き入れて、すぐに行動に移せている人は成果がでています。

逆に、独自の解釈でアドバイスとは違うことをしていたり、アドバイスに対してマウントをとる人は

【100%といっていいほど、成果がでていません】

また、本人は素直にやっているつもりでも、実はできていないパターンも意外と多いです。

特にこだわらなくても良い部分にずーっと執着していたり、グダグダ言い訳をしてすぐに行動できていないなど、、

自分のこだわりを一旦捨てて、まずは素直に実行してみることが重要ですね。

とはいえ、なんでもかんでも意見を聞き入れて、言われるがままに動くということではなく聞き入れる「素直さ」が大事ですよ。ということです。

武道や茶道などの言葉に「守破離」という言葉があるように
まずは先人の教えを守るところから始まり、習得できたらその型を破る。
最終的には独自に発展させ、型から離れた己のスタイルを確立する。

最初は、基本を徹底していくことが非常に大事になります。

ポイント③顧客と向き合い、期待値以上の+αの価値を提供している

これは、マーケターとしてクライアントさんの案件を取り組んでいく際、自社のビジネスで事業を進めていく上でも非常に大事になります。

成功しているマーケター・成功している企業は常日頃からお客様ときちんと向き合い続けています。

どれだけ効果的な施策や手法があったとしても、顧客をよく理解していないと成果は出ません。

よく、僕のところにも

「この広告で売れますかね?」
「このフレームワークは効果的なんですか?」
「どうやったら売れますかね?」
「最近、流行っているInstagram広告どうなんですか?」

と、小手先のテクニックや手法についての質問が来るのですが、、

アドバイスしても成果でないパターンが多々あり、たいていの原因が

案件を担当している人が「顧客の理解」が曖昧になっていることです。


商品・サービスが売れる上での大前提として

その内容に納得し、価値を感じてお金を払う「人」がいるから成り立つわけで、

この「人」の部分、顧客の理解をサボっているマーケターが本当に多いです。

弊社で新人マーケターを育成する際、

Web広告やSEO等のWebマーケティングの手法については、このカリキュラムに掲載している内容を見て、実際の案件に取り組んでもらうのみで、

僕から手取り足取り細かく教えることはほとんどありません。

うちの、エキスパート講師陣にも確認してみてください。笑

教えることとしては、

「顧客が本当に求めていることは何か?」
「なぜターゲットが競合・自社の商品を選ぶのか?」
「顧客が商品を選ぶ基準はなんなのか?」


など、顧客の理解を深めるために、徹底的にブレストし合っています。

また、顧客に対しての理解に付随して、いかに顧客が望む期待値以上の価値を提供できるかについて考えてもらうように指導しています。

なぜなら、テクニカルなスキルに関しては、経験を積み重ねると自然とできるようになるのですが、(言わば、全く泳げない人が泳ぐことを見よう見まねで繰り返していると自然と泳げるようになるイメージです)

顧客への理解というのは、「理解しよう」という意志がないとなかなかできません。

また、そういった思考パターンを日々繰り返して蓄積することでより理解が深まっていくため、一朝一夕ではできません。

日々の生活の中で習慣化していくことで、日頃から市場のちょっとした変化や人の心の動きなど、様々なシグナルに対してアンテナを貼れるようになっていきます。

また、僕自身、顧客の理解のために、自社のサービスを自分で受けることしています。

例えば、みなさまが受講いただいた3時間のセミナーがあるとおもうのですが

顧客目線を想定して、、

実際にソファに座りながら、ググって、広告からLPを見て、申し込みをする。
そして、仕事終わりに、3時間のセミナーを実際に顧客として聞いてみる。

自分のセミナーを見ているので、側からみると気持ち悪いかもしれませんが、、笑

【顧客として自分のサービスを受ける。】

ことを定期的にするようにしています。

LP制作後も、カフェでコーヒーを飲みながら、電車に乗りながら、寝る前にベットでごろごろしながらと、

様々なユーザーのシチュエーションを想定して、iPhoneからLPをチェックして感じたことをメモして修正してを繰り返しています。

このように、実際に自分でサービスを受けることで、今まで見えていなかったインサイトや修正点を発見することができます。

ユーザーの期待値以上の施策案を出すためにおすすめなのは、日常から自分の業界以外のことにも目を向けることです。

どうしても自分の業界ばかりにしか目を向けなくなり、バイアスがかかった状態になりがちです。。

バイアスがかかった状態だと、マンネリ化した改善策・施策になりがちになりますし、

「自分の業界はこういう傾向だ」「顧客ターゲットはこうだ」と無意識に判断してしまい、
なかなか新しいアイディアがでてきません。


そして、手法・施策・効率化にばかり目がいき、顧客への理解が蔑ろになってしまうパターンです。(成果のでていない人あるあるです。)

マーケターとして、バイアスがかかることはとても致命傷になるので、

定期的に自分とは違う業界に目を向けて、思考をフラットにしておくと良いですね。

僕が実際に行っていることとしては、

例えば、

インスタ映えで繁盛しているパンケーキ屋さんに行ってみたり、、
(20代の若い女の子がたくさんいる中で、しれっとインスタ映えの写真とってきました。笑)

タピオカが流行っている時に、実際にオフィスでタピオカミルクティーをつくってみたり、、

書店にいき、あえて女性向け・高齢者向けの雑誌を読んでみたり、、

他の業界についても、目で見て、実際に触れて体験して、、などを日々行っています。

全く違う業界の商品・サービスを顧客として実際に体験してみることで、

なぜ流行っているのか?
顧客のどんなインサイト掴んでいるのか?

など深く考えるきっかけになり、とても良いマーケティング思考のトレーニングになります。

そうすることで、普段気づけない微細な変化にも気づけるようになり、アイディアがでやすくなったりもします。

今はコロナで外出自粛されていますが、ネットでも、普段とは違う業界に目を向けてリサーチしたりすると良いかもしれませんね^ ^

少し話はそれましたが、

顧客と向き合い、期待値以上の+αの価値を提供していくことで、売り上げが伸びLTVも上がり、より積極的にサービスを拡大・展開していくことができます。

もしあなたが、なかなかうまくがでないと思った際は

効果的なフレームワークや施策でもなく、
効率化する方法でもなく、

顧客と向き合うことに徹してみてください!



いかがでしたか?

これらの3つのポイントを意識して
行動しているマーケターは成果をだしています。

どれも、テクニックではなく、重要なことは「マインド」であり
ほんの小さな行動力の差です。

当たり前のことを当たり前にやり続けるだけで、大きな差になります!

ぜひ、成功するマーケターを目指して日々がんばりましょうね^_^

このブログの中から一つでもまた気づきや発見があれば幸いです。

ps.最近、姪っ子が生まれたので、ベビーグッズを見るようになっているのですが
Bumbo(バンボ)に感動しました。笑
首が据わる頃にはプレゼントしようとおもいます♪