【徹底解説】なぜWebマーケティングは「やめとけ」と言われるのか?

こんばんは、小川です。

Google検索やブログなどで
「Webマーケティングはやめとけ」
というキーワードや記事をたまにみかけます。

なぜ

「Webマーケティングはやめとけ」

と言われるのか?

ブログ記事を見ていると

「あー、なるほどね」

と思うことがありましたので
解説していきたいと思います!

これからWebマーケティング業界で
働いていきたいと思っている方は
ご自身の考えとギャップがないか
確認してみてくださいね。

やっぱりやめとけばよかった…

となる前にしっかりと
業界特性の理解はしておきましょう!

Webマーケティング業界はやめとけと言われる理由9選

Webマーケティング業界は
やめとけと言われている理由を
9個集めました。


早速解説していきますね!

求められるスキルや専門用語が多い

Webマーケティング業界は
とても領域が広いです。

例えば、

・Webマーケティングの概要
・SEO
・広告運用
・コピーライティング
・デザイン
・プログラミング
・データ分析
・各種ツール
・SNS


などですね。

そのため、
求められるスキルや
覚える専門用語も膨大。

未経験で働こうと思うと
知識ゼロの状態のため
大量のインプットが必要になります。


ココを乗り越えられるかが
Webマーケティング業界で
働く上の一つの分岐点ですね。

基礎知識を体系的に学び
各領域の理解を深めていくと
効率的に知識やスキルを習得できますよ。

地道な作業が多い

Webマーケティング業界に対して
キラキラしたイメージを
持たれている方がたまにいます。

しかし、

実際はそんなに
キラキラしていないです^^;

むしろ地道で泥臭い作業が
9割を占めていると思います。

例えば

・リサーチ
・ライティング
・データ分析
・レポート作成
・改善提案書作成

などなど。

・成果が出た
・クライアントに感謝された

などは「点」の出来事なので
あらかじめ認識しておきましょう。


情報や知識が次々に更新される

Webマーケティング業界の変化は早く
情報の更新速度も早いです。

そのため
常に最新情報をキャッチアップする力が
求められます。


トレンドに敏感な人は
楽しんでキャッチアップできますが
トレンドに疎い人は
最新情報を集めるだけでも大変でしょう。

また、情報や知識だけでなく
ツールの変化も激しいです。

特に広告や分析ツールの管理画面。

管理画面のメニューの位置が
変わることなんてザラにあります。

こういった変化に
柔軟に対応できる方は
ストレスなく仕事ができますね。


基本的に「答え」がない

マーケティングの仕事は
基本的に「答え」がありません。


そのため

・自社分析
・競合分析
・業界動向
・顧客理解
・過去データの活用
・成功事例や失敗事例の活用

などから
最適な戦略や施策を
考えて実施していく必要があります。

また、
実施して終わりではなく
分析・改善が必須。


自分の頭で考えながら
戦略や企画の立案から
施策の実行、
分析・改善まで行います。

答えがなく
成果を出すのが難しいため
やめとけと言われているのかもしれません。

成果を求められる

Webマーケティングの仕事は
成果をシビアに求められます。


施策を実行すれば
数値にすべて表れるので
良かった・悪かったが一目瞭然。

ただし、
すべての施策が成功するわけではなく
分析や改善を進めていくことにより
精度を上げていくのがセオリーです。


そのため

・なぜ成果が出たのか?
・なぜ成果が出なかったのか?
・何を改善すれば成果が出そうか?


など数値をもとに
考察ができれば問題ありません。

成果を求められる環境に
身を置きたいと考えている人にとっては
むしろWebマーケティング業界が
合っていると言えますね。

ディレクションが難しい

Webマーケティングの仕事の中には
ディレクションと言って
関係各所の進行管理を行う仕事があります。

関係各所というのは

・クライアント
・ライター
・デザイナー
・コーダー
・広告運用者


などですね。

そのため
コミュニケーションスキルはもちろん
各担当者が何をするのか
理解しておく必要があります。


ディレクションが上手くいかないと
施策が予定通りに実行されなかったり
制作物の納品が遅れることに。


結果的に
クライアントに迷惑をかけてしまいます。

ディレクションが難しく
問題やクレームが発生することもあり
1つのハードルになっているのかもしれません。

ケアレスミスが命取り

Webマーケティングの仕事の中で
「広告」を配信することがあります。

・広告の配信忘れ
・広告の停止忘れ
・配信エリアを間違える
・1日あたりの広告予算を間違える
・配信ページを間違える


などケアレスミスをすることで
大きな問題へ発展することもあります。

広告予算を使いすぎた場合
自社で費用を負担しなければならなくなり
利益がその分少なくなります。


信頼を損なうことにもなるので
リスクが大きいという点で
やめとけと言われているのでしょう。

外部要因に振り回される

Webマーケティング業界の仕事は
外部要因の影響を大きく受けます。

広告であれば

・広告媒体のルール変更
・管理画面の仕様変更
・広告審査落ち


などプラットフォーム側に
左右されるんです。

SEOであれば

・Googleのアップデート
・競合他社の参入


などですね。

もちろん
各プラットフォームや媒体が
大切にしている考えに沿って
運用していれば大きな影響は
受けにくくなります。

ただ、
プラットフォーム上で
マーケティング活動をしていくのが
Webマーケティングとも言えるので
外部要因に振り回されるのは
覚悟しておいた方が良いでしょう。

タスク量が膨大

Webマーケティングの仕事は
とにかくやることや考えることが多いです。

特にリサーチ段階であれば

・自社分析
・競合分析
・顧客分析


をあらゆる角度から行います。

また、クライアントを
複数社担当することが基本。

そのため、
他の仕事と並行しながら
作業しなければならないんです。

進行管理をしたり…
リサーチをしたり…
分析改善をしたり…
提案書を作ったり…
レポートをまとめたり…


本当にやることが多い。

思い描いていた仕事と
ギャップが生じやすい点なので
理解しておきましょう。

Webマーケティングの仕事に向いていない方

Webマーケティング業界はやめとけと
言われる理由を9つ上げましたが
業界のイメージは湧きましたか?

自分は向いているのか?
と気になった方は
前回のブログに向いている人の特徴を
紹介しているのでそちらも見てくださいね!



▶「Webマーケターに向いている人の特徴」の記事はこちら

Webマーケティング業界の魅力・やりがい

Webマーケティング業界って
なんか大変そうだな…と
思った方も多いと思います。

しかし、
魅力ややりがいもたくさんあります。

魅力ややりがいを
7つ紹介しますので
参考にしてみてください。

成長業界でキャリアを築ける

Webマーケティング業界は
インターネットの普及に合わせて
とても成長しました。

そして、
今後もさらに伸びていくでしょう。

成長業界でキャリアを
積んでいくことにより
市場価値が上がりますね。


もし転職したいとなっても
需要がたくさんありますので
困ることは当面はないです。

また、Webマーケティング業界に関わらず
Webマーケティングを取り入れる業界は年々増加。

そのため、
好きな業界で働くことも
できるかもしれません。

Webマーケティング業界で働くことは
キャリア形成の点からも
大きなメリットがありますよ。


個人にスキルがつく

Webマーケティングの仕事は
個人のスキルに依存しがちです。

そのため、
Webマーケティング会社で経験を積み
そこで身につけたスキルはあなたのもの。

スキルという資産が個人に残るので
他の会社で働くことになっても
あるいはフリーランスで仕事する場合も
会社で得た知識やスキルはそのまま活用できます。


Webマーケティング業界で働く
1番のメリットと言っても良いかもしれません。

会社に依存しない複数の収入源を作りやすい

個人にスキルがつくため
会社に依存しない複数の収入源を
作ることができます。

例えば、

・SNS運用代行
・ブログアフィリエイト
・広告運用代行
・LP制作
・Webコンサル


などたくさんありますね。

収入源が会社だけに依存すると
会社の倒産や人間関係の悪化、
体調不良など辞める必要になった時
一気に収入がゼロになってしまいます。

しかし、
複数の収入源があれば
そんな心配は必要ありません。

Webマーケティングなら
個人レベルで可能なんですよね。


働き方次第で高年収を実現できる

Webマーケティングの仕事は
働き方次第で高年収を実現できます。

特に成果を出すことができれば
年収を上げやすい傾向にあります。

成果を問われる業界だからこその特徴ですね。

高年収を実現する方法はさまざまですが
いくつか挙げてみると

・広告運用代行(月間数千万の広告費)
・SNS運用
・Webコンサル


などですね。

もちろん他にもありますので
興味のある方は調べてみてください。

時間や場所に縛られず自由に働ける

Webマーケティングの仕事は
PCとネット環境さえあれば
どこでも仕事ができます。

そのため、
自宅はもちろんのこと
カフェや自然豊かな場所など
好きな場所で仕事ができるのが魅力。


また、多くの場合
日中にコミュニケーションが取れれば
作業時間は問われません。

集中できる時間に
作業をすることができますね。

売上を上げればクライアントに感謝される

売上=成果を出せば
クライアントから感謝されます。


喜んでもらえると
誰でも嬉しいですよね。

さらに
リピートで仕事を依頼されたり
他の方をご紹介いただけることも。


成果を出すことが前提にはなりますが
クライアントのビジネス成長に貢献できれば
大きなやりがいを感じますよ。

自分の考えがダイレクトに数字に表れる

Webマーケティングの醍醐味は
自分自身が行った施策の結果を
ダイレクトに確認できることです。

成果が出れば嬉しいですし
成果が出なければ分析・改善を実施。

自分の仮説がハマり
成果に繋がった時は
シンプルに嬉しいです。


ただ、
分析・改善を重ねても
なかなか成果に繋がらない時は
少し焦ります^^;

それを含めて
Webマーケティングですね。

必ず成功するわけではないので

・どれだけ成功確率を高めることができるか
・成功確率を高めるために何ができるか



を愚直に考え実行していきます。

仕事は大変ですけど
その分、やりがいは非常に大きい。

Webマーケティング業界に
興味があるならまずは
チャレンジしてみてほしいなと思います。

個人で生きていく力を身に付けたい方におすすめの業界

Webマーケティング業界が
やめとけと言われる理由に加えて
魅力ややりがいについて紹介しました。

Webマーケティング業界は
個人で生きていく力を身に付けたい方に
おすすめの業界です!

決してラクな業界ではありませんが
人生を投資する価値はあると思いますよ^^


あなたのキャリアの参考になれば幸いです!

PS.

お盆休みは実感のある東京、小平に帰省していました。

目的は、去年亡くなった母や、祖先の墓参り。

忙しい日々の中で、故人を思い出したり、
感謝を伝える時間を意図的に作るのは
とても大切だなと改めて思いました。

いつ何があるか分からない人生
大切な人たちと豊かで自由に楽しく過ごせるように
1日1日を大切にしたいですね^ ^


小川