インハウスSEOは本当にできる?

こんばんは、小川です。

Googleのコアアップデートが完了して
1ヶ月ほどが経ちましたね。

自社サイトの検索順位が変動して
忙しかった方も

SEO対策は
外注しているのでよくわからないな〜
という方もいるかもしれません。

SEO対策を外注している方に
お訊きしたいのですが

インハウスSEOに興味はありませんか?

…怪しい勧誘みたいになってしまいました(笑)

「SEOって専門知識が必要だし
うちにはそんな人材がいないから無理」

「専門職を置いてまで
実施するメリットはあるの?」

そんな声も聞こえてきそうです。

そこで今回は
インハウスSEOとは何か、
どんなメリットがあるのか、
最後にはその実践方法についても
解説していきます。

インハウスSEOが貴社にとって有用かどうか
判断する材料になれましたら幸いです!

インハウスSEOとは

インハウスSEOとは
「SEO対策の内製化」のことです。

まずSEOとは
「検索エンジン最適化」のことですね。

検索されたときに、Webページを上位に
表示させるために行う施策です。

そのSEOを内製化する。

つまりSEO担当を自社内に置き
SEO対策を自社で実施する体制を作ることです。

SEO対策には専門的な知識が必要なので
外注している企業様も多いのではないでしょうか。

本当にSEOの内製化なんてできるの?

自社内で完結させるってそんなに大事?

と思われるかもしれません。

社内にWebマーケティング担当者がいない場合は
アウトソースに頼るのも仕方ありませんよね。

自社内にSEOのノウハウもないし
ハードルを高く感じることでしょう。

そこで次にインハウスSEOの重要性について
お伝えしますね。

インハウスSEOはなぜ重要か

インハウスSEOの前に
まずSEOの重要性について
お話ししておきますね。

SNSやWebサイトの発展により
Webマーケティングの重要性は
ますます高まっています。

自社サイトを保有する企業様も増え
Webサイトでの集客が
一層求められるようになりました。

SEO対策は効果が得られるまでに
時間のかかる施策ではありますが

・広告費をかけずにアクセスを集められる
・顧客の育成ができる
・自社のブランディングができる
・記事コンテンツが資産となる

こうした理由からSEO対策は
特に企業様にとっては重要な施策といえます。

ではなぜ、その内製化が重要なのか。

SEO対策は長期的に行う施策なので
外注すればそのぶん費用がかさみます。

それにWebマーケティングでは
スピード感が非常に重要なのですが
社外とやりとりするのには時間がかかり
PDCAを高速で回せないという問題も。

将来的にもSEO対策は継続していくと思いますが、
社内にノウハウが残らないというのも
不安になりますよね…

これらのコストや不安を解決できるのが
インハウスSEOなんです!

インハウスSEOのメリット・デメリット

インハウスSEOのメリットとデメリットを
まとめて確認しておきましょう!

メリット

インハウスSEOのメリットは主に以下の4点があります。

・外注コストの削減
・社内でノウハウを蓄積できる
・コミュニケーションコストも削減
ひとつずつ見ていきましょう。

・外注コストの削減

外注コストを削減できることは
インハウスSEOの大きなメリットといえます。

外注する場合の一般的な相場では
SEOコンサルティングは月額10〜50万円、
コンテンツ制作には1本5万円前後かかります。

コンテンツを月に5〜10本制作するなら
コンテンツ制作だけで
月額25〜50万円前後ということですね。

インハウスSEOならコンテンツ制作の原価は
1記事あたり1〜2万円程度に
抑えることができるので
大幅なコスト削減が実現できます。

・社内でノウハウを蓄積できる

人材を育成しながら
継続的にインハウスSEOを実行すれば
SEOのノウハウを社内に蓄積していけます。

SEOのノウハウは資産です。

新商品のマーケティングや
新サービスを展開するとき、
または担当者が変わって引き継ぎするときも
ノウハウを活用できます。

ノウハウの蓄積は大きなメリットとなりますよ。

・コミュニケーションコストも削減

社内で確認も相談も完結するので
コミュニケーションコストも削減できます。

コンサルに外注していれば
依頼してから対応や納品までに
時間がかかってしまうもの。

インハウスSEOの場合は
それら全てを社内で賄えるため
無駄な時間が発生しません。

サイト改善もスピーディに行えるため
結果的にPDCAサイクルの高速化も
可能となります。

デメリット

インハウスSEOってメリットが大きいな〜!
と思って頂いたところだと思いますが、
ここでデメリットも挙げておきます。

インハウスSEOの主なデメリットは

以下の2点です。

・人件費がかかる
・最新情報のアップデートが難しい

これもひとつずつ見ていきましょう!

・人件費がかかる

外注費用は抑えられますが
代わりに社内にSEO対策を行える専任者が必要になり
人件費がかかります。

SEO対策には
Webマーケティングの知識が必須。

社内に人材がいない場合は専任者を育成したり
新たに採用したりするコストも必要になります。

SEOの専門知識は一朝一夕では習得できません。

育成する場合も採用する場合も
一定のコストを見込んでおきましょう。

・最新情報のアップデートが難しい

日々進化しているWebマーケティング。

インハウスSEOを行う場合
このアップデートについていくのが
難しい可能性があります。

Googleも年に2〜4回程度の
大規模なコアアップデートを行っていて
その都度、検索順位が変動するので
SEO担当者は
これも把握しておかなければなりません。

外注していれば
プロのSEOコンサルタントが
対応してくれますが
これを社内で対応しなければならないことが
インハウスSEOのデメリットといえます。

インハウスSEOのメリット・デメリットを見極め
自社にとって内製化と外注のどちらがいいのか
考えてみてくださいね。

インハウスSEOの実践方法

ここからはインハウスSEOの
実践方法を解説します。

主なステップとしては以下の通りです。

1.目標設定
2.社内折衝
3.サイト改善
4.コンテンツの制作
5.コンバージョン率の最適化

これもひとつずつ見ていきましょう!

1.目標設定

会社の売り上げアップのために
SEOでどう貢献できるのか
SEO対策によって何を達成したいのか
目標を設定します。

SEO対策で流入を増やすことによって
どんなユーザーを集めたいのか、
ユーザーにどんな行動をしてもらいたいのか。
そうした目標から逆算して
具体的なSEO対策を練っていきます。

2.社内折衝

目標設定ができたら
施策を行うことに社内の理解をもらい
予算を確保する必要があります。

インハウスSEOによって外注費用は削減できますが
必要なツールには有料のものがあったり
Webサイトの改修に費用が発生したりするので
予算確保も重要な業務です。

必要コストをきちんと算出し
自社メディアを強化することでどんな効果が得られるのか
利益が増えると考える根拠は何か
会社側に伝えて了解を得ましょう。

3.サイト改善

社内折衝の次は
SEO施策の効果を出すために
サイト改善が必要です。

サイトの改善には

・内部リンク最適化
・重複コンテンツの整理
・ページスピードの改善
・スマホ向け表示に対応

など、こういった対策が重要になります。

内部リンク最適化や重複コンテンツの整理は
検索エンジンのクローラーが巡回しやすくなって
サイトの評価が上がることに貢献。

ページスピードの改善やスマホ向け表示への対応は
ユーザビリティの向上に貢献します。
ユーザビリティを向上させると
Googleからの評価も上がるので
非常に有効な対策です。

ちなみに、Googleのデータによると
読み込み時間が5秒以上になると
ユーザーの90%以上が離脱しているのだそう!
(Google:https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/app-and-mobile/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/

ページスピードは
コンバージョン率に直結している
といっても過言ではないですね…!

4.コンテンツの制作

コンテンツの制作は以下の手順で行います。

・キーワード選定
・検索ニーズを捉えたコンテンツの作成
・記事を公開

キーワードの選定は難しいですが
非常に重要です。

ただ上位表示ができるキーワードを選ぶのではなく
コンバージョンにつながるユーザーを集められる
キーワードを選定しなければなりません。

キーワードが選定できたら
検索ニーズを捉えたコンテンツを作成し
記事を公開しましょう。

そして忘れてはならないのが
タイトルとメタディスクリプションの設定。

どちらも検索されたときに表示される情報で
ユーザーの流入に大きく影響します。

ユーザーにとってどんなベネフィットがある記事なのか
きちんと伝わるように設定しましょう。

5.コンバージョン率の最適化

サイトの改善やコンテンツの制作ができたら
コンバージョン率の最適化(CRO)も必要です。

SEO施策が功を奏し集客を強化できたら
入ってきてくれたユーザーがコンバージョン
しやすくなるように、
サイトの構造や導線を改善していきます。

これでコンバージョン数が増えれば
インハウスSEOは大成功ですね!

まとめ

今回はインハウスSEOについて
紹介しました。

コスト削減が見込めて
集客の強化を図れるノウハウの
蓄積もできるインハウスSEO。

ハードルは高くても
乗り越えたくなるくらい魅力的ですよね。

BMPでは、インハウスSEOに必須の
Webマーケティングの思考・テクニックを
学んで頂けるカリキュラムを提供しています。

自社メディアのSEOだけでなく
広告運用の内製化もできますよ!

Webマーケティング人材育成には
BMPをぜひご活用ください!

PS.

ヨーロッパからの帰国後、久々に大阪本社に出社してみたら

机の上にスタッフの娘ちゃん(8歳)からのラブレターが!!

内容がピュア過ぎて、めちゃくちゃ心に沁みました(T_T)

けいすけさん、みんなの為にもっと頑張るでー!

あ!

5月21日(火)20時〜、BMPのX公式アカウントで、

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応募方法は「フォロー&いいね」だけなので、皆さん是非参加してくださいねー!

https://twitter.com/BMP_school/status/1779700190578102759

小川