SNS広告を始めよう!Facebook/Instagram広告の基本

こんばんは、小川です。

SNS全盛期の現代、
企業のマーケティングにも
SNSが多用されていることは
みなさんご存知のとおりですね。

公式アカウント運用はもちろん
SNS広告運用も
SNSマーケティングの一環です。

アカウント運用なら
個人的にも利用していたりして
イメージしやすいかもしれません。

ただ、SNSがすごく好きでも
広告運用を個人的に行うことはないと思うので
どう始めたらいいか
ピンと来ない方もいるのではないでしょうか。

今日はそんな方のために!
Facebook・Instagram広告の始め方について
解説していきますね。

Meta広告の特徴

FacebookもInstagramも
運営しているのはMeta社なので
これらの広告配信サービスを
まとめて「Meta広告」と呼びます。

Facebook広告、Instagram広告…
と呼んでいると長いので
ここでも「Meta広告」と呼びますね。

Meta広告の大きな特徴は
ターゲティング精度が高いことです。

ユーザー自らが登録した情報にもとづき
ターゲティングするため
CVの見込みも高まります。

利用者の多さも特徴のひとつ。

Facebookは日本国内で2,600万人、
Instagramは3,300万人の利用者がいます。

世界的に見ると
Facebookは最も利用されているSNSで
約30億人のアクティブユーザー数を誇り
海外マーケティングも行うなら
絶対に押さえておきたいSNSと言えますね。

また、Facebookのターゲティング機能を
利用して
Meta社と提携しているスマホアプリや
スマホサイトへの広告配信もできますよ!

Meta広告のメリット・デメリット

ユーザー数も多くターゲティング精度も高い。

死角なしに見えるMeta広告ですが
一旦冷静になって
メリットとデメリットを考えてみましょう。

Meta広告のメリット

Meta広告のメリットは主に以下の3点です。

・ターゲティング精度が高い
・低コストで始められる
・潜在層へのアプローチが可能

ターゲティング精度の高さは
上述したとおりです。

ユーザー自身で登録したアカウントデータをもとに
ターゲティングを行うので
CVの見込みが高いユーザーへの
広告配信が可能になります。

Meta広告には
4種類の課金形式が用意されていて
目的に合わせて予算の設定もできるので
低コストで運用を始められるのも魅力です。

100円からの広告出稿も可能で
テスト運用してみたい方にもおすすめですよ。

リスティング広告は顕在層へはアプローチできますが
潜在層へのアプローチは難しいもの。

Meta広告は画面に表示されるスタイルのため
自身のニーズに気付いていないものの
興味関心が近い潜在層にアプローチが可能で
認知拡大にも大きく貢献します。

ユーザーデータをもとに
ターゲティングしたユーザーなので
ニーズが潜在的でも
クリックしてくれる確率も高くなるでしょう。

ユーザー数の多いMeta広告で
精度の高いターゲティングのもと
低コストで潜在層にもアプローチできるというのは
大きなメリットと言えますね。

Meta広告のデメリット

Meta広告を利用するデメリットは
主に以下の2点です。

・アプローチできるユーザー層が限られる
・検証の工数が多い

SNSとしては多くのユーザーを抱えている
FacebookやInstagramですが
サービスを利用している人にしか
アプローチできない点はデメリットでもあります。

特にユーザー層は限定されがちです。

Facebookなら30代以上の社会人、
Instagramなら若い女性ユーザーが
多い傾向にあります。

自社商品のターゲット層と一致しているかの
検討は必要ですね。

さらに検証の工数の多さもデメリットと言えます。

ターゲティングの精度の高さを
メリットとして挙げましたが
一方で、細かく設定できるがゆえに
検証の手間が増えてしまいます。

ターゲティングにクリエイティブ、
検証するものが多くなってしまうので
運用開始にあたっては
社内のリソースで対応可能かも
検証しておきましょう。

社内での対応が難しい場合は
SNS運用代行などの利用も
考えてみてくださいね。

Meta広告でよく使われる広告の種類5選

Meta広告でよく使われる広告のフォーマットを
一覧で紹介します。

画像広告1枚の静止画から掲載できる広告。最も利用されている。画像を1枚作成すれば利用できるので、テスト運用にも最適。
動画広告映像と音声で訴求できる広告。制作には手間も時間もかかるが、画像よりも詳細な商品の情報を伝えられる。
スライドショー広告2〜15枚の画像を切り替えて表示させる広告。動画より手軽に作成でき、画像広告よりも多くの情報を伝えられるのが魅力。
カルーセル広告複数の画像や動画を組み合わせられる広告。多くの商品をカタログのように発信可能で、それぞれのクリエイティブに説明文やリンク先も設定できる。
コレクション広告画像や動画などのメインビジュアルと複数枚の商品画像を組み合わせた広告。簡易的なLPのように活用可能。

このほかにも
アンケート広告やイベント参加広告など
多くの広告フォーマットが用意されています。

広告配信の目的に合わせて
どのフォーマットを利用するか
よく検討しましょう!

Meta広告の基本設定

ここからはMeta広告の基本設定を
解説していきますね。

Facebook広告

Facebook広告の設定手順は
以下のとおりです。

①Facebookの個人アカウント開設
Facebookをビジネス利用するのにも
個人アカウントが必要。
そのアカウントも運用されていないと
次の手順のビジネスマネージャを
作成できない場合があるので
いちユーザーとしての
アクティビティをためておきましょう!

②ビジネスマネージャの作成
ビジネスを整理・管理するツールです。
複数のビジネスの管理、
また複数のユーザーと共同で
広告アカウントを運用するときに使います。

③Facebookページの作成
企業などが使用するアカウントを
「Facebookページ」と言います。
広告出稿に必要なページです。
このページも運用していないと
アカウント停止になる恐れがあるので
投稿などを行っておきましょう。

④広告アカウントの作成
広告アカウントは
Facebookで広告運用するために
必須のアカウントです。
ビジネスマネージャから入って
作成できます。
広告アカウントを作成することで
「広告マネージャ」が利用可能に。
広告管理に特化したツールで
広告の作成・管理・分析などを
一元管理できます。

⑤広告の作成
手順④までで広告配信の土台が完成!
広告作成ができるようになりました。
「キャンペーン」→「広告セット」
→「広告」の3層構造になっています。
広告を設定するとMeta社が審査します。
審査を受けてOKならついに配信です!

Instagram広告

Instagramに広告出稿する方法は
いくつかありますが
ここではMeta広告マネージャを
利用する方法を紹介します。

①広告マネージャとInstagramアカウントを連携

②広告マネージャから広告を作成
Facebook広告と同じで
審査に通ったら配信できます。

広告マネージャがあれば
FacebookもInstagramも
広告配信に大きな差はありませんね。

広告セットを設定する際に
ターゲットや予算なども設定します。

Meta広告の特徴であるターゲティング設定は
大きく分けると以下の3つです。

コアオーディエンスユーザー自身が登録した情報をもとに、年齢、性別、居住地、興味関心などを指定して広告配信するユーザーを絞り込む機能
カスタムオーディエンス自社が保有するメールリストや、ユーザー自身の行動(サイトへのアクセス、Facebookページへのいいねなど)をもとに広告配信するユーザーを設定する機能
類似オーディエンスカスタムオーディエンスのリスト、Facebookページのリストなどに入っているユーザーと似た特徴を持つユーザーに広告配信する機能。類似度を1〜10%で設定

これだけの情報をもとにターゲティングするので
精度が高いというのも納得ですね!

まとめ

今回はMeta広告の基本について
ご紹介しました。

ユーザーの日常に溶け込むSNSは
マーケティング手法としても
欠かせない存在となっています。

Web広告運用を行うなら
SNS広告も検討してみてください。

BMPでは
Web広告運用の基礎を学べる
カリキュラムを提供しています。

Meta広告のアカウント設計を行う
課題もありますよ。

興味がある方は
ぜひお声がけくださいね。

PS.

「米不足でスーパーで買えず
家族で食べる分を確保できずに困っている」

というスタッフからの声を聞き、
福利厚生の一部としてみんなにお米を配ることに。

たまたま父の実家が栃木で米農家をしており、
電話でお願いをして30kgのお米を購入。

少ないですが各家庭毎に必要な量に分けて、
大阪近辺に住むスタッフには直接車で配りに行き、
遠方のスタッフには郵送してきました。

普段はリモートワークなので
なかなか直接会わないのですが、
この件がきっかけで、初めて対面で会えたスタッフも。笑

一緒に頑張ってくれているスタッフに
こういった形で感謝を伝えられて
思いつきで実行して良かったなと思いました^ ^

困ったときはお互い様、ですね。

小川