低予算でも広告運用できる?予算に見合った広告アカウント構築の考え方

こんばんは、小川です。

ひとりひとりが端末を持ち
どこからでもインターネットに
接続できる今の時代。

マーケティング手法として
Web広告というものは
ごく一般的な選択肢となりました。

アカウントを作れば
誰でも簡単に始められる
Web広告ですが
ノウハウなしに大きな予算をかけて
運用するというのは
ちょっと気が引けますよね。

とはいえ予算を抑えて運用して
意味があるのか?

いくらからなら運用できるの?

と気になる方もいることでしょう。

そこで今回はひとつの例として
Googleのリスティング広告を
低予算で運用するポイントについて
解説しますね!

少額予算でも広告運用は可能

結論を言えば
少額予算でも広告運用は可能です。

そもそもGoogleのリスティング広告には
最低出稿金額という設定はありません。

極端な話、1円からでも出稿可能です。
(ただし1円で出稿しても
広告は表示されないですが…)

広告運用の成否は
予算の多少では決まりません。

ただここで気をつけたいのは
「成功のライン」をどこに置くか
ということ。

予算に見合わない目標を立ててしまうと
失敗の原因となります。

目標をしっかり定めて運用しましょう。

もちろん少額運用のデメリットもあります。

予算が少ないと
広告が表示される回数が
限定されるため
データが集まりにくいのは
デメリットと言えますね。

データが集まらないと
効果のある改善ができないからです。

Web広告運用は
ユーザーの反応がすぐわかって
改善しやすいのがメリットですが
データが集まらないことには
そのメリットも活きてきません。

とはいえ少額予算なら
大きな赤字にはならない安心感があります。

広告運用初心者であれば
集まったデータをすぐ活用するのも
難しいこともあるでしょうし
赤字にならないくらいでの
運用がちょうどいいかもしれません。

広告運用がうまくいくようであれば
後から予算を増やすこともできます。

慣れてきて
コンバージョンも取れるようになってから
予算を増やせばいいので
最初は少額で始めるのもおすすめですよ。

少額予算で広告運用するときのアカウント構築の考え方

少額予算で広告運用する際の
アカウント構築について
解説していきますね。

少額予算で広告運用すると
データが集まりにくく
アカウントの最適化までに
時間がかかってしまいます。

それを少しでも防ぐため
キャンペーンや広告グループを絞り
出稿するキーワードを厳選する必要があります。

キャンペーンや広告グループの数を増やすと
運用が大変になるため
慣れていない広告運用初心者なら
1キャンペーン、1広告グループで
運用開始するのがおすすめ
です。

もちろんキーワードも
相当厳選します。

このとき無闇に絞るのではなく
事前に目標をしっかり決めておきましょう。

少額だからと適当に始めるのではなく
少額だからこそしっかりした設計が必要です。

成果を出したいなら
しっかり目標を決めておきましょう!

ペルソナはどうするのか
どこをコンバージョンポイントとするのか
目標CPAをいくらにするのか

こうした設計なしに始めてしまうと
失敗する可能性が高くなります。

今回はGoogleのリスティング広告を
例にとってお話ししていますが
目標によっては
別の媒体を選ぶ可能性もありますね。

その際にも
媒体はひとつに絞って
広げすぎないことが重要です。

商材もひとつに絞って広告を出します。
(広げると予算も分散されてしまいますね)

せっかくやるなら成果を追求しましょう!

成果を最大化するための運用方法

少額予算で成果を最大化させるには
キーワードまで厳選しましょう。

どんなキーワードに厳選するかというと
コンバージョン見込みが高そうなキーワード」。

この一択です!

おすすめなのは自社固有名詞や
サービスに直結するキーワードなどですね。

ユーザーニーズが顕在化しているキーワードを
狙います。

「このキーワードを検索しているユーザーは
購入を検討している可能性が高い」
キーワードのことですね。

そうして厳選した少ないキーワードに
予算を集中させるという手法です。

さっきもお伝えしたとおり
極論1円でも出稿可能ですが
1円だと広告が表示されません。

厳選したキーワードの入札単価を
50〜100円に設定して
広告が表示されるのを待ちます。

入札単価をもう少しあげて
表示回数を増やしたいところですが
入札単価が高いと
1クリックあたりの費用が増えて
すぐ予算上限まで達してしまいますよね。

限られた予算の中で
データやコンバージョンを増やすために
できる限りクリックも集めたいですし
入札単価もぎりぎり低め設定を攻めましょう。

Google広告には
自動入札という機能があり
こちらが細かく設定しなくても
最適な単価に自動で設定してくれて
広告の最適化にもなりますが
思わぬ高単価での設定になる恐れもあるため
設定は必ず手動で行いましょう。

キーワードのマッチタイプは
キーワードの検索ボリュームなどから
検討します。

検索ボリュームが大きいキーワードなら
完全一致がおすすめ。

それ以外はフレーズ一致がいいでしょう。

インテントマッチは
AIの機能が向上して精度が上がっている
とは言われていますが
それでもかなりリーチが広いです。

コンバージョンしないユーザーにも
無駄に広告がクリックされる可能性が
高まるため
少額予算での運用には
フレーズ一致、または完全一致を
おすすめします。

コンバージョンできるキーワードを厳選できても
広告文がユーザーに刺さらなければ
ユーザーは広告をクリックしてくれません。

広告文の作成にも気をつけましょう。

検索キーワードとの関連性の高さで
Googleが表示する広告文を選択するので
検索キーワードの盛り込みも必要です。

リスティング広告では
商材の魅力をアピールする広告文も
表示される広告見出しはふたつ選ばれるので
作りましょう。

ただ、どんな点が優れているかという
アピールだけではユーザーに刺さりません。

ユーザーがほしいのは
その商品を買って得られる結果です。

レビットの「ドリルの穴理論」をご存知ですか?

「ドリルを買いにきた人がほしいのは
ドリルではなく穴である」
という考え方です。

考えてみるとそうですよね。
穴をあけたい、だからドリルを買いにくるんですよね。

その商品を買って悩みがどう解決されるのか。
どんなベネフィットを得られるのか。

文字数の限られた広告文のなかで
ユーザー視点に立って
ユーザーにとってメリットとなる訴求が
できるといいですね!

そうすることで
クリックされる広告になります。

もちろんLPも重要ですよ!

コンバージョンの成否の鍵は
LPが握っています。

ユーザーの悩みに共感し
この商品がそれをどう解決できるのか
どんな魅力があるのか
最大限に伝えられるLPが必要です。

コンバージョンしてくれるユーザーに狙いを定めて
クリックを誘える広告文を作る。

クリックした先に納得感の高いLPがある。

こうすることで
成果を最大化することができますね!

まとめ

今回は
低予算でGoogleのリスティング広告を
効率的に運用する方法を紹介しました。

少額予算で
お試しの広告運用も可能なWeb広告。

でもやるからには成果を求めたいもの!

しっかり目標を立てて
アカウントを最適化して
広告運用してみてくださいね。

BMPでは
Googleのリスティング広告について
学べるカリキュラムを提供しています。

LP制作からアカウント構築、
広告文作成にアカウントの最適化まで
学んで頂けますよ!

気になる方はぜひ
お声がけくださいね。

仲の良い経営者からたまたまご縁をいただき、
愛知県西尾市に「企業版ふるさと納税」を実施したため、
市役所にご招待いただき、
感謝状の贈呈式に参加してきました!

中村市長、めちゃくちゃフランクで
自撮りや変なポーズでの撮影も受け入れてくれました^ ^

(M-1グランプリに出場して1回戦を突破された事があるそうです)

愛知県西尾市は名古屋から電車で1時間ほどの場所にあり、
抹茶やうなぎが有名な街です。

人材育成にも積極的に取り組まれていて、
今年5月に新設された西尾市が運営する
創業支援拠点「ニコラボ(https://nishio-nicolab.jp/ )」との
連携も提案させていただきました。

引き続き日本各地の自治体と連携して
地域創生に貢献していくぞー!

小川