キーワードの“まとめ方”が変わると成果が変わる?その理由とは
- 2025.02.06
- マーケティング
こんばんは、小川です。
今日は、
「SEO対策や広告運用で
大事な“キーワードのグルーピング”」
についてのお話です。
「最適なキーワードを見つけたのに
いまいち成果が上がらない…」
「とりあえずキーワードを
羅列しているだけかも…」
もしそんな心当たりがあれば、
“キーワードのグルーピング”が
うまくいっていないかもしれません。
実はキーワードは
「ただ集めるだけ」ではダメ。
検索意図やテーマに合わせて
しっかり分類しないと
成果に結びつけにくいんです。
今日は、
キーワードのグルーピングが必要な理由
SEOや広告運用における具体的なメリット
グルーピングのコツ
これらを一気にお伝えしますね!
キーワードのグルーピングとは
キーワードのグルーピングとは
ユーザーの検索意図やテーマごとに
関連性の高いキーワードを
整理することです。
例えば
ターゲットキーワードを「SEO」とした時に
複合キーワードとして
「SEOとは」「SEOの基本」「SEO やり方」
といったキーワードが出てきたとすると
これらは「SEOの基礎知識を知りたい」
という検索意図に基づいていますよね。
そのためこれらのキーワードを
「SEOの基本」という
一つのグループとします。
一方で
「SEOツール おすすめ」「SEOツール 比較」
といったキーワードが出てきた場合は
「SEOツールを選びたい」という
意図を持つユーザーの検索であると考えられるので
これらのキーワードをまとめて
「SEOツール」というグループを作ります。
重要なのは「検索意図」という部分。
そのキーワードに
どんな検索意図が含まれているのか。
そこを見極めて
グルーピングしていきましょう!
何のためにグルーピングするのか
グルーピングは
検索意図を正確に整理・把握することで
適切なコンテンツ制作に活かしたり
広告戦略へ活用したりすることを
目的に行います。
Webマーケティングでは
ユーザーニーズの理解が最重要!
キーワードはユーザーニーズを理解するための
非常に重要な手段なんです。
それでは適切なグルーピングを行うと
どんな役に立つのか。
SEOとリスティング広告、
それぞれから解説しますね!
SEOの場合
適切にグルーピングすることで
検索意図に合ったコンテンツを作成できれば
以下のような効果を得られます。
・検索順位の向上
・ユーザー満足度の向上
・サイト全体の最適化
ユーザーニーズを満たすページは
検索エンジンからの評価が高まり
上位表示されやすくなります。
その記事で知りたいことがすべてわかれば
ユーザーの満足度も上がりますし
離脱して他の記事を探すこともありません。
また、グルーピングをしっかり行うことで
重複コンテンツを防げます。
キーワードのカニバリゼーションも
防げますね。
検索意図によってコンテンツが整理され
関連性の高いページ同士で
適切な内部リンクもできるようになり
サイト全体の最適化にもつながります。
リスティング広告の場合
キーワードの適切なグルーピングを行えば
広告運用においては以下の効果が得られます。
・広告の関連性向上
・クリック率向上
・コスト削減
・広告のパフォーマンス向上
検索意図が近いキーワードたちを
1つの広告グループにまとめることで
検索キーワードと関連性の高い
広告文を作成できます。
広告文とキーワードの関連性が高いと
Google広告の品質スコアが向上して
クリック単価の低減や
広告の表示回数の増加につながります。
検索意図をしっかり把握して
ユーザーニーズに合った広告文を表示できれば
クリック率も上がりますね。
クリック率の高さも品質スコアに影響するので
広告運用がより効果的に!
グルーピングをしっかりできていないと
検索意図の違うキーワードが
広告グループの中に混ざってしまう
こともあります。
そうなると
ユーザーの検索意図とはずれた
広告が表示されることになり
無駄なクリックが増える原因にも。
適切なグルーピングを行うことは
こうした事態を防げるので
コスト削減にもつながりますね。
さらに広告のパフォーマンスも
分析しやすくなります。
キーワードごとに検索意図を整理しておくことで
どの広告グループが成果を上げているのか
なぜ成果が上がっているのか明確になり
改善点も見つけやすくなりますよ!
グルーピングのコツ
グルーピングでは検索意図ごとに
キーワードをまとめていきます。
検索意図は主に
以下の4つのカテゴリに分類できます。
Knowクエリ | 〇〇を知りたい 情報収集を目的とする検索意図(例:SEOとは) |
Buyクエリ | 〇〇を買いたい 購入を検討している検索意図(例:SEOツール 価格) |
Doクエリ | 〇〇をやりたい 行動を起こしたいという検索意図(例:サイト 作り方) |
Goクエリ | 〇〇へ行きたい 特定の場所へアクセスしたい検索意図(例:Amazon ログイン) |
グルーピングは
検索意図の把握のために行います。
その先にはあるのは
コンテンツの作成です。
そのグループに属したキーワードを
検索しているユーザーたちに
同じコンテンツで訴求できるか?
ということを考えると
グルーピングしやすくなりますよ!
ただし検索意図が違うから…と
あまりにも細分化して
グルーピングしてしまうと
コンテンツが散乱するので
注意が必要です。
とはいえ無理にまとめてしまうのも危険。
1つのグループに
違う意図のキーワードが混ざってしまうと
同じコンテンツで訴求が
できなくなってしまいます。
適切なグルーピングが大事ですね。
もし検索意図がつかめないキーワードが
あった場合には
そのキーワードを検索してみましょう!
検索エンジンが
「このキーワードの検索意図はこれ」
と評価しているURLが上位表示されるので
その内容を参考にできますよ。
まとめ
今回はキーワードのグルーピングについて
解説しました。
キーワードのグルーピングは
「検索ユーザーの真のニーズ」を
洗い出すための作業です。
SEOでも広告運用でも
グルーピングがうまくいけば
効果が大きく変わります。
実は
「どのキーワードが
どんな意図を持っているか」を
しっかり分析して
グルーピングしていくと
自社(自分)の強みが
より明確になることも。
もし今
「キーワードがごちゃごちゃかも…?」
と感じたら、
ぜひキーワードを
仕分けしてみてくださいね!
PS.
今週は出雲で「DX×リスキリングイベント」に参加中。
https://reskillingtodx.com/izumo
登壇者のお一人であるKubel社(旧チャットワーク社)副社長の
山口さんにご招待いただき、弾丸日程で出雲入りしました。
前日夜は主催者の皆さんと前夜祭?へ。
日本海の海産物は最高ですね。。。。
そして今日はイベント本番。
地方×DX・リスキリングで実績を出されている方々が登壇し、
様々な実例を紹介してくれるのでかなり勉強になりますね。
色々連携できそうで嬉しい。
「採用」から「育成」の時代へ。
これからの時代に必要とされる知識・スキルを習得し、
実践できる人材が求められている。
日本全体、地方でもリスキリングの需要が高まっているのを感じました!
わざわざ出雲まで来てよかった^ ^
小川