GA4の基本用語まとめ|初心者がつまずかないために押さえておきたいポイント
- 2025.05.15
- マーケティング
どうも、小川です!
GA4の画面を開いてみたものの
用語の意味がわからず
分析までたどり着けない…
そんな経験はありませんか?
今回は
初心者がつまずきやすい
GA4の「基本用語」を
わかりやすく整理しました!
特に、データ分析に欠かせない
「指標」と「ディメンション」について
詳しく紹介します。
これらを理解することで
GA4を使いこなす第一歩を
踏み出せますよ!
GA4でのデータの見方|「指標」と「ディメンション」とは?
GA4を使ってデータ分析を行う際に
最も基本的で重要な用語が
「指標」と「ディメンション」です。
これらの違いを理解することで
レポートの読み解き方が格段に明確になり
効果的なデータ分析が可能になります。
まずはこの2つの用語の
基本的な意味を押さえましょう!
指標とディメンションの違い
GA4のデータ分析を行う上で
指標とディメンションは
異なる役割を担っています。
ディメンション
データを分類する「切り口」です。
たとえば
・ユーザーがどのページに訪れたか、
・どのデバイスからアクセスしているか
・どの時間帯に活動しているか
などがディメンションにあたります。
※ページタイトル、デバイスカテゴリ、地域など
指標
その切り口ごとの「数値」です。
たとえば
・あるページに訪問した人数
・ページごとの平均滞在時間
・コンバージョン数
などが指標として数値化されます。
※ページビュー数、平均滞在時間、コンバージョン数など
この違いが分かると
GA4がグッと見やすくなります!
「ディメンション別に指標を見る」
と考えるとわかりやすいですよ。
よく出てくる基本用語まとめ
GA4を使いこなすためには
よく出てくる基本用語を
理解することが不可欠です。
ここでは
GA4で頻繁に使われる
主要な指標とディメンションを
詳しく解説します。
指標
ユーザー
サイトに訪れた「人」の数。
ここで言う「ユーザー」は
同一人物でもサイトに訪問するたびに
カウントされます。
アクティブユーザーも重要な指標です。
💡分析例
新規ユーザーとリピーターを比較することで、どれだけの新規顧客が獲得できているか、またリピーターが戻ってきているかが分かります。これにより、マーケティング施策やコンテンツの効果を評価できます。 |
セッション
ユーザーがサイトに来てから
離脱するまでの一連の流れのこと。
GA4では
session_startイベントが
トリガーとなります。
💡分析例
セッション数を確認することで、どのキャンペーンがユーザーを引き寄せ、サイト内でのアクティビティがどれくらい活発かを把握できます。たとえば、広告キャンペーン後にセッション数が増加していれば、効果的なプロモーションが行われたことがわかります。 |
イベント数
GA4では
あらゆるユーザーの行動が
「イベント」として記録されます。
クリックやページ表示などもイベントです。
💡分析例
特定の「イベント数」をトラッキングすることで、ユーザーの行動(例:ボタンのクリック、フォーム送信)の頻度を把握し、ユーザーがどのアクションに興味を示しているかを理解できます。例えば、ある商品の詳細ページのクリック数を追跡することで、その商品に対する関心を測ることができます。 |
キーイベント数(旧:コンバージョン数)
GA4では
ビジネスにとって重要な
あらゆるユーザーのアクション
(例:購入や問い合わせなど)を
「キーイベント」として設定できます。
💡分析例
購入完了などのキーイベント数を確認することで、マーケティング施策が売上にどれほど貢献しているかを把握できます。例えば、キャンペーン後にキーイベント数が増えれば、そのキャンペーンが成果に繋がった証拠となります。 |
エンゲージメント率
サイトに対するエンゲージメントが
高かったセッションの割合。
例えば
10秒以上サイトを閲覧した場合などです。
💡分析例
エンゲージメント率を確認することで、サイト内でユーザーがどれくらい積極的に関わっているかが分かります。例えば、エンゲージメント率が高いページを特定できれば、そのページのコンテンツがユーザーの関心を引き、長時間滞在していることがわかります。 |
直帰率
GA4では
「エンゲージメントのないセッションの割合」
として定義されています。
エンゲージメント率と対比させることで
より理解が深まります。
💡分析例
直帰率を分析することで、どのページがユーザーを引き止められなかったのかを特定できます。直帰率が高いページは、改善の必要があるページです。例えば、ユーザーがランディングページに到達し、すぐに離脱している場合、ページ内容やデザインの見直しが必要かもしれません。 |
ディメンション
ページタイトルとスクリーン名
ユーザーが訪れたページタイトルや
アプリのスクリーン名を示します。
💡分析例
ページタイトル別にユーザー数を見て、どのコンテンツが人気かを把握できます。例えば、特定のブログ記事に多くのユーザーが訪れていることが分かれば、その内容がユーザーの関心を引いていることがわかります。 |
参照元/メディア
ユーザーがどこから流入したか
(例:google / organic、facebook / social)
を示すディメンションです。
💡分析例
流入経路別にコンバージョン数を比較することで、どのチャネルが最も効果的かを知ることができます。例えば、Google広告経由で流入したユーザーがコンバージョン率が高い場合、その広告キャンペーンが特に効果的であることが確認できます。 |
デバイスカテゴリ
ユーザーがどの端末
(PC、スマホ、タブレット)を
使っているかを示します。
💡分析例
デバイス別にユーザーの行動を比較することで、どのデバイスからのアクセスが最も多いかを把握できます。たとえば、スマホからのアクセスが多い場合、モバイル向けのサイト最適化が求められていることがわかります。 |
地域
ユーザーがどの国や都市から
アクセスしているかを示します。
💡分析例
地域別のアクセス数を確認することで、特定の地域でキャンペーンを強化する必要があるかどうかがわかります。例えば、特定の都市でアクセスが多ければ、その地域をターゲットにしたプロモーションや広告を強化する施策を取ることができます。 |
ランディングページ
ユーザーが最初にアクセスしたページを示します。
💡分析例
ランディングページ別にコンバージョン数を比較することで、どのページが最も効果的にユーザーを引き込んでいるかが分かります。例えば、あるランディングページから多くの購入が発生している場合、そのページのデザインや内容が魅力的であることがわかります。 |
キャンペーン
設定した
広告キャンペーンやメルマガなどに
基づいて分類されます。
💡分析例
キャンペーン別にコンバージョン数を確認することで、どのキャンペーンが最も高い成果を上げているかを把握できます。例えば、特定の広告キャンペーンが他よりも高いコンバージョン率を誇る場合、そのキャンペーンの要素を他のキャンペーンにも反映させることができます。 |
セグメント
セグメントとは
特定の条件でユーザーを絞り込む
「グループ機能」のことです。
探索レポートや標準レポートで
ユーザーを特定のセグメントで分析できます。
活用例
・「過去30日以内に商品を購入したユーザー」の行動を分析し、リピーター育成のための施策を検討する。
・「特定のキャンペーン経由で流入し、3ページ以上閲覧したユーザー」の属性を分析し、ターゲット層の理解を深める。
・「モバイルデバイスからアクセスしたユーザー」の離脱率が高いページを特定し、モバイル最適化を行う。
セグメントの作成方法には
標準セグメントとカスタムセグメントがあり
どちらも重要な分析ツールとなります。
よくあるつまずきポイントとアドバイス
GA4を使っていく中で
初心者がよくつまずくポイントがあります。
以下のような点に注意して
解決策を見つけていきましょう。
・ユーザーとセッションの違いが曖昧
ユーザーはサイトに訪れた「人」、
セッションは
そのユーザーが訪問した「回数」のことです。
・イベントって何でもかんでも入ってて混乱
GA4では
あらゆる行動が「イベント」として
記録されます。
最初は自動収集されるイベントや
拡張計測イベントから
チェックするといいですね!
・探索レポートで項目を選ぶ時に、どっちが指標でどっちがディメンション?
GA4では
指標は数値アイコン、
ディメンションは表アイコンで区別されています。
これを意識して、データを読み解きましょう!
まとめ|意味がわかるだけで一気に見える世界が変わる!
GA4の基本がわかる用語を解説しました!
最初は少し難しく感じるかもしれないGA4。
でも指標とディメンションの違いを
理解することで
データが一気に見やすくなります!
最初は全てを覚える必要はありません。
よく見る単語から徐々に理解していけば
GA4をフル活用できるようになります。
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PS.
5/12(月)14:00~大分県庁にて
県知事、大分市副市長にもご出席いただき
弊社大分オフィスの立地表明式を実施しました!
そのまま記者会見も行われ、
大分へ進出した経緯や今後の構想についてお話させていただきました。
翌朝の地元新聞にも取り上げていただきました。
大分に住む祖母も
孫が載っている紙面を見て喜んでくれたのが
何よりも嬉しかったです^ ^
大分でのプロジェクトについて
詳細はnoteにまとめたのでぜひ読んでみてください^ ^
【大分県庁で県知事・大分市副市長と立地表明式を実施しました】
https://note.com/ekusiek99/n/n26572322c005
引き続き地方創生に貢献できるよう
弊社一同、全力で挑戦し続けます!
小川