顧客理解のカギは「インサイト」

こんにちは、小川です。

何か商品やサービスを提供する時に
インサイト」をしっかりと
考えられていますか?

インサイトとは

洞察力、観察力などと訳されますが
マーケティングでは

顧客が持つ隠れた心理
人間が持つ根源的な欲求

を指します。

私たちは毎日たくさんの選択をしていますが
いちいち頭で考えて決断していないですよね。

無意識のうちに行動の選択をしています。


例えば、
何気なく手に取った商品を
購入したケースを考えてみましょう。


この場合、顧客自身も
なぜこれを買ったのか理解していません。


しかし、
何かしら顧客の心を動かすものが
あったことは確かです。


顧客インサイトを探るというのは
この顧客の心を動かす何かを
深堀りしていくこと
に他なりません。


今の世の中は
商品やサービスが溢れかえっています。


その複数の選択肢の中から
自社の商品やサービスを
受け入れてもらい
購入してもらうためには
インサイトを理解することが
必要不可欠なのです。



このインサイトを把握することができれば
マーケティング戦略を立てることもできます。


インサイトの理解

すなわち

顧客理解

を徹底しないといけない
ということですね。


ここで1つインサイトの事例を
紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

日清食品のインサイト活用事例

ーーーーーーーーーーーーーーーー

日清食品といえばカップヌードルの
イメージが強いと思います。

カップヌードルは20代〜30代に
人気の商品というイメージが強く
60歳を超えると購入率が下がるという
大きな課題がありました。

はじめは
高齢者層に向けて、健康志向を意識した
カロリーオフや減塩の商品
を打ち出していましたが
それほど手にとってもらえなかったようです。

そこで、消費行動が活発な
アクティブシニアに注目しました。

アクティブシニアはSNSをも使いこなし
投稿内容を調査したところ

健康には気を遣っているけど
美味しさや質の良さを求めている

ということがわかったそうです。


この結果から

・美味しさ
・高級感
・健康要素

を取り入れた

「カップヌードルリッチ」

を開発、販売しました。


価格は通常のカップヌードルに比べて
200円以上と2倍もするにも関わらず
発売7ヶ月で1400万食を超えました。



味の評価が高く
価格以上の価値を見い出し
成功した事例ですね。


インサイトを活用し
マーケティング戦略を立てることで
大ヒット商品を生み出すこともできる

ということですね。

マーケターとして
インサイトを理解することは
必須のスキル
ですので

日々、人の行動を観察し
インサイトを把握する力を
磨いていきましょう!



弊社のスクールでは
ルーティン課題として
挙げているほど
重要視しています。


ぜひあなたの習慣に
組み込んでみてください。






ps…

実は新型コロナにかかっており寝込んでおりました…

コロナにかかって家で引きこもりだったのですが
それでもリモートで仕事ができていたので
売上を止めずに仕事ができたことに
改めて、Webマーケティングの仕事に切り替えておいてよかった
と心の底からおもいましたm(_ _)m

営業の仕事を今も尚ずっと続けていたら、、、
と考えると「ゾッと」します、、( T_T)

Webマーケティングのスキル、ノウハウは得意、不得意はもちろんありますが
どの業界にも応用することができるので
早めに身につけておくに越したことないですね!


小川