他社LPの分析で押さえるべき5つのポイント
- 2022.11.01
- マーケティング
こんにちは、小川です。
Webマーケティングの業務の中で
他社LPを分析することってよくありますよね。
ただ分析と言っても
・上から下まで眺めているだけ
・どこをどう見たらいいかわからない
・どうすれば自分が制作する時に活かせるの?
と悩むことはありませんか?
ポイントを押さえて分析しないと
自社LPに上手く活用できません。
結果的に反応があまり取れないことも…
そうならないために最低限
LP分析の5つのポイントを押さえましょう!
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1 制作意図を考える
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LPに限らず広告を見るときに
常に意識してほしいことが
「意図」を考えることです。
LPはすべてにおいて
製作者側に意図があります。
・なぜこのキャッチコピーなのか
・なぜこの構成なのか
・なぜここにCTAがあるのか
など挙げればキリがありませんが
これらを考えることです。
正解は製作者だけにしかわかりませんが
おそらくこういうことだろうな、と
慣れると見極めることができます。
意図を考えることで
あなたが広告を制作する時に
感覚に頼りすぎることがなくなります。
もちろん経験から来る感覚や直感も
とても大事なものです。
ただそれも基盤があってのこと。
常に意図を考えましょう。
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2 ペルソナを見極める
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LPが誰に向けられて
作られているのかを
見極めることが重要です。
ペルソナによって
・言葉のチョイス
・トンマナ
・構成
などが変わるからです。
ペルソナの年齢層は
LP内で使われている
人物画像やお客様の声あたりで
見極めることができますね。
あとは
お悩み系のコンテンツも
ヒントになるかもしれません。
LPをスワイプ(構成を真似る)する時も
そもそもペルソナが大きく異なれば
反応が取れないこともあります。
「誰に」伝えるかは
かなり重要なので意識しましょう。
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3 強みをピックアップ
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競合の強みは正確に把握しましょう。
あなたと同じ、もしくは似た強みを
すでに打ち出しているのであれば
検討が必要になります。
同じターゲットに対して
同じ強みを打ち出してしまうと
どっちが良いのか判断できず
価格で決めてしまいます。
そうならないためにも
しっかりと競合の強みを
把握しましょう。
ポジショニングの決定にも
役立ちますよ!
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4 FVの要素分解
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LPはFVで8割決まると
以前お伝えしたことがありますが
本当にFVは重要です。
・キャッチコピー
・ターゲットコピー
・画像
など要素を切り分けて
どういうターゲットに向けて
どのようなコピーで
注意を引いているのか考えましょう。
競合がどのような意図・目的で
FVを作っているのかを考察することは
自社のFVを作る上で役立ちます。
同じような訴求では
スルーされてしまうので
あなたの会社独自の
訴求を作り出すことが重要。
他の会社に置き換えても成り立つコピーは
ダメなコピーと思っておきましょう。
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5 構成の把握
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LPは構成が組まれて
ブロック毎に作られています。
そして、上から下まで
訪問者を行動させるための
流れがあります。
なぜ構成が重要かと言うと
論理の飛躍や破綻を
防ぐためです。
構成がおかしいと
ただコンテンツを並べただけで
繋がりや流れに違和感を感じます。
なんか微妙なLPだなと思ったら
構成がおかしかったりするので
じっくり分析してみてください。
ポイントを5つ紹介しましたが
すべて一度に見るのは大変だなぁと思った方は
まずは「意図を考える」だけ
徹底してやりましょう!
この思考のクセがつくだけで
LPだけじゃなく広告の見方が
かなり変わってくると思います。
5つのポイントを押さえて
競合分析をより効果的に実施し
自社の施策に活かしてください!
ps…先日は、受講生さん向けに3C分析とLP制作についてのセミナーをしたんですが
全く別の業界の他社LPを、自分がマーケターなら?どうするかの視点で
提案させてもらいました!
辛口評価になりましたが、別業界を見ることで自社にも活かすことができるなと
あらめて感じさせていただきました!
LP分析って軽視されがちなんですが、Web集客を扱うならルーティンとして考察したほうが絶対良いですよ!!
小川