【2023年8月最新】コアアップデートで何が変わる?過去の歴史も振り返って解説します
- 2023.09.01
- マーケティング
こんばんは、小川です。
2023年8月23日に
Google検索のコアアップデートが
実施されましたね。
SEO担当者やブログ運営を
されている方にとって
どんな影響が起こるのか
ハラハラドキドキしますよね。
アップデートが実施されてから
まだ1週間程度ですが
みなさんが関わる
企業メディアやブログは
影響を受けていますか?
もし受けているようであれば
どんな影響を受けたのか
コメントで教えてくださいね!
今日は
最新のコアアップデートについて
情報をシェアすることに加え
コアアップデートの歴史を振り返りながら
Googleの検索アルゴリズムが
どのように進化を遂げてきたのかを
解説したいと思います。
・SEO担当者やブログ運営者など
Webサイトの運用に携わっている方
・これからWebサイト運用に関わる方
はこの機会に
コアアップデートの歴史を押さえて
SEOの理解をグッと深めましょう!
2023年8月23日に行われたコアアップデート
コアアップデートが実施されてから
まだ1週間程度ということもあり
明確にどのような変更があったかは
わかっていません。
しかし、様々なサイトで
検索順位の変動が起き始めています。
SEO情報を発信しているメディアによると
・住宅
・引越し
・暮らし
・結婚
・恋愛
のキーワードで順位変動が
大きく発生しているようです。
参考:https://seolaboratory.jp/93405/
また
・健康
・医学
・財務
・金融
・法律
といったYMYLジャンルも
変動が起きているようですね。
YMYLジャンルって何?
という方のために簡単に説明しますね。
YMYLというのは
Your Money Your Life
の略称で
人の人生に関わる
ジャンルのことを指しています。
例えば
・お金の知識
・投資情報
・保険
・クレジットカード
・健康情報
などが該当しますね。
YMYLに該当するジャンルは
発信者やメディアの
専門性や信頼性が特に重視され
肩書や経験がない人は
上位表示しませんとGoogleが決めています。
Googleで検索をして
調べた情報が間違っていて
人生が崩壊してしまったら
Googleを使おうと思いませんよね?
だから
人の人生に大きな影響を与える
YMYL領域は専門性や信頼性がないと
上位に表示しないんです。
専門用語を使うと
E-E-A-T
が重視されていると
言いますね。
E:Experience(経験・体験)
E:Expertise(専門性)
A:Authoritativeness(権威性)
T:Trustworthiness(信頼性)
ですので、
覚えておきましょう!
2020年からコアアップデートの歴史を見る
直近3年間、
2020年からのコアアップデートを
振り返ってみましょう。
- 2020年1月:January 2020 Core Update
- 2020年5月:May 2020 Core Update
- 2020年12月:December 2020 Core Update
- 2021年6月:Core Web Vitalsアップデート
- 2021年7月:July 2021 Core Update
- 2021年11月:November 2021 Core Update
- 2022年5月:May 2022 Core Update
- 2022年9月:September 2022 Core Update
- 2023年3月:March 2023 Core Update
- 2023年8月:August 2023 Core Update
2020年は3回
2021年も3回
2022年は2回
2023年は2回(2023年8月現在)
という頻度で
コアアップデートが行われています。
平均すると年に2〜3回くらい
コアアップデートが行われる計算です。
ではそれぞれのコアアップデートで
どのように変わったのか解説します。
2020年のコアアップデート
2020年の
コアアップデートの特徴として
YMYL領域に大きな順位変動があった
という点が挙げられます。
具体的には
E-E-A-T(旧E-A-T)の対策が
しっかりできているサイト
が上位表示される傾向にありました。
GoogleがE-E-A-Tを
重要視していることが
コアアップデートで
よくわかりますよね。
また、2020年5月の
コアアップデートでは
大手のメディアサイトに
順位変動があり
上位表示される傾向に。
つまり、ドメインの評価が
順位変動に影響を及ぼした
と考えるのが自然ですね。
2021年のコアアップデート
2021年のコアアップデートでは
・辞書サイトが上位表示
・強調スニペットが出現されやすくなった
という傾向が見られました。
検索した用語や単語について
意味を知りたいと思っている
ユーザーに対して
素早く解決できるように
アルゴリズムを変更したと
考えられますね。
最近は精度や検索結果が充実して
「〇〇とは」という
キーワードで検索すると
強調スニペットで表示されることが
多くなっていますよね。
2022年のコアアップデート
2022年のコアアップデートでは
YMYLのジャンルで大きな順位変動があり
影響を受けたとされています。
2022年12月にE-E-A-Tという
評価基準が発表されたので
YMYLジャンルに対して
かなり厳しく評価しているとわかりますね。
また、2022年には
ヘルプフルコンテンツアップデート
というアップデートがありました。
簡単に言ってしまうと
役に立たないコンテンツは
評価・順位を下げますよ
というアップデートです。
検索エンジンに対してではなく
検索ユーザーに対して
高品質な記事を書く必要がある
ということですね。
Googleが一貫して掲げている理念を
しっかりと守っていれば問題ありません。
検索ユーザーが満足する
高品質な記事を書きましょう!
順位変動に大きな影響を与えたコアアップデート
2020年から2022年までの
コアアップデートについて
振り返ってみました。
コアアップデート自体は
2020年以前にも毎年行われており
Webサイト運営者に大きな影響を及ぼした
コアアップデートもいくつかあります。
今回は5つ紹介しますので
ぜひ覚えておいてください!
2011年2月:パンダアップデート
2011年2月に
パンダアップデートと呼ばれる
コアアップデートが行われました。
このアップデートでは
コンテンツの品質に対して
アップデートを実施。
今では少なくなりましたが
・複製コンテンツ
・自動生成されたコンテンツ
など低品質なコンテンツ(記事)が
上位表示されていました。
アップデートが入ることにより
低品質な記事が上位表示されにくくなり
ユーザーがより使いやすい
検索エンジンへと進化を続けています。
2011年11月:フレッシュネスアップデート
「情報の鮮度が重要視されますよ」
というアップデートですね。
今でも更新頻度が多い方が
SEOで評価されやすくなる
と言われています。
低品質な記事やコンテンツだと
あまり意味がありませんが
検索ユーザーにとって価値があり
検索ニーズを満たすものであれば
情報鮮度が新しければ新しいほどいい
と言えますね。
2012年4月:ペンギンアップデート
ブラックハットSEOを
取り締まることを目的に
ペンギンアップデートが
実施されました。
この当時、
外部リンクが多いほど
SEOで評価を得られやすい
という傾向がありました。
そのため、
隠しテキストや隠しリンクを埋め込み
サイトの評価を上げていたんです。
検索エンジンに対する最適化で
検索ユーザーのことを
一切考えていない
SEO対策ですよね。
Googleはこれをスパムと判断して
Webサイトの評価を下げました。
こんなのがまかり通っていたら
真面目に記事を書いている人は
やってられませんよね。
2014年12月:ベニスアップデート
検索すると
位置情報を判定して
検索結果を表示する
というアップデートです。
例えば、
「カフェ」とGoogleで検索すると
自動的に今いる場所から
近い場所のカフェが表示されます。
ローカルビジネスである
・飲食店
・美容院
・士業
などが影響を受けました。
MEO対策がいかに重要か
ということもわかりますよね。
2017年12月:医療健康アップデート
ご存じの方も多いと思いますが
多くのサイトが影響を受けた
医療健康アップデートです。
健康アップデートと
呼ばれることが多いですね。
その名の通り
医療や健康に関するアップデートで
専門性や信頼性がないと
上位表示しなくなりました。
医療や健康は
YMYLジャンルに該当し
今までこのジャンルで
ブログ発信をされていた方は大打撃。
アップデートが実施されてから
今まで上位表示されていた記事が
圏外に飛ばされるんですから。
収益が0になった方も
きっと多いでしょう。
この時から
E-A-Tが重要視されているので
これからSEO対策をする時も
絶対にE-E-A-Tは押さえておきましょう。
特にYMYLジャンルで
メディアやブログ運営を
されるなら必須です。
SEO対策でやるべきこととは?
最新のコアアップデートから
過去のアップデートまで
振り返ってみました。
その上で
コアアップデートが実施されても
影響を受けにくくするために
絶対にやるべきSEO対策は何なのか?
について解説します。
正直、SEO対策は
挙げればキリがないほど
たくさんあります。
その中でも絶対に
押さえるべきことは
以下の3つです。
E-E-A-Tを高める
E-E-A-Tを高めるように
意識して運営するようにしましょう。
というのも
近年の傾向として
「誰が言っているのか」
が重視されており
「誰」を高めるためには
E-E-A-Tが重要だからです。
E-E-A-Tのそれぞれの項目を
満たしていればまずはOK。
専門性の高い記事にするために
監修をつけるなどできることは
やるようにしましょう。
ユーザーニーズに応える
ユーザーニーズに
応えられないコンテンツは
正直、意味がありません。
・伝えたいこと
・言いたいこと
だけをコンテンツにしても
ユーザーニーズを満たせなければ
価値がないのと同じで自己満足。
そうならないように
ユーザーニーズを
リサーチしましょう!
検索意図を考えたり
知恵袋で調べてみたり
SNSの投稿を見たり
調べる手段はたくさんあります。
ユーザーニーズは
徹底的に調べるようにしましょう。
UXにこだわる
UXとは
ユーザーエクスペリエンス
の頭文字を取ったもので
意味は「顧客体験」です。
具体的には
・Webページの表示速度を早くする
・スマホでも見やすいデザイン
・読みやすい、わかりやすい
・Webサイトの導線がスムーズ
などが挙げられます。
なぜUXが重要かと言うと
少しでも不満を感じると
ユーザーは離脱する
からです。
あなたも一度は
こんな経験ありませんか?
・リンクをクリックしても
ページがなかなか表示されない
・文章の改行がなく読みにくすぎる
などです。
少しでもイラッとしたら
すぐにページを閉じますよね。笑
せっかく訪問してくれたのに
離脱されたらもったいないです。
しかも、その人は
2度と戻ってくることはありません。
こんなことにならないよう
UXを整えることが大事です。
常にGoogleの理念に沿って対策すれば問題ない
コアアップデートや
SEO対策について
解説してきました。
結局のところ、
Googleの理念を理解して
ユーザーニーズを満たす
高品質なコンテンツを届けること
が重要です。
これができていないと
上位表示は夢のまた夢。
SEO対策の
小手先のテクニックばかり
追い求めるのではなく
常にユーザーと向き合って
コンテンツを制作しましょう。
それが
遠回りのようで一番の近道。
ユーザーのことを
最優先で考える
このことは
胆に銘じておいてくださいね^^
PS.
先週末は熊本・宮崎でそれぞれセミナーを開催!
久々の熊本セミナーでは、
弊社について事前に知っていた方が数名いました。
去年3月の熊本オフィス開設から県内でしてきた活動が
きちんと地元の方にも伝わっているんだなと実感できて
さらに熊本に貢献できるよう頑張ろうと改めて思いました^ ^
初開催の宮崎では、たくさんの方にご参加いただき、
グループワークもかなり盛り上がっていました!
全国47都道府県セミナーツアーもこれで24箇所目。
残り約半分、日本全国を飛び回るぞー^ ^
【直近のセミナー開催予定地】
・9/9(土) 岐阜県
・9/10(日) 山梨県
・9/16(土) 山口県
・9/18(月祝) 岡山県
・9/23(土) 福井県
・9/24(日) 富山県
小川