リスティング広告の成果アップに!改善ポイントを解説
- 2024.08.08
- マーケティング

こんばんは、小川です。
毎日暑くて溶けそうですね!
社会のデジタル化を背景に
Web広告市場が拡大している昨今。
自社やクライアントの集客のために
リスティング広告を運用されている方も
多いのではないでしょうか。
その広告運用、売り上げアップに繋がっていますか?
とりあえず出稿すれば集客できる
というものでもない広告運用。
準備をしっかり行うことも当然必要ですが
出稿した後の改善も必要です。
そこで今回は
リスティング広告の改善ポイントについて
解説します!
改善ポイントをしっかり押さえて
売り上げアップに繋げていきましょう!
広告改善の心得

広告改善のためには
全体を見通して因数分解で
問題の原因を突き止めましょう!
例えばCPAが悪化している広告を見ると
コストを減らそうとして
広告を停止したり
クリック単価などわかりやすい数字を
操作したくなると思いますが
それだけでは問題は解決しません。
そもそもCPAが高くなるのは
以下の原因が考えられます。
・クリック単価が高い
・コンバージョン率が低い
(両方の可能性もありますね!)
どこに原因があるのか突き止め
対策を取らなければいけませんよね。
クリック単価が高いのであれば
キーワードを選定し直したり
広告の品質スコアの改善を図ったり
できることはいろいろあります。
コンバージョン率が低い場合は
無駄クリックが多いのかもしれないし
広告クリエイティブの問題かもしれません。
なぜコンバージョンするユーザーが
来てくれないのか?
どこにボトルネックがあるのか?
データの全体を見て
原因を見極めていきましょう!
もし改善してもうまくいかないときは
リスティング広告の運用そのものを
停止することも
視野に入れておく方がいいですね。
リスティング広告が適してなかった
という可能性も考慮します。
かけた広告費をもったいないと
思うかもしれませんが
それはサンクコスト効果です。
これ以上のコスト増大を防ぐために
決断が必要なときもあります。
広告運用の改善ポイント6つ

広告運用を改善するポイントは
以下の6点です。
・登録キーワードを見直す
・マッチタイプを見直す
・インプレッション数を伸ばす
・広告文を見直す
・アセットを登録
・LPを見直す
状況によっては他にも見るべき
データがありますが
大きなポイントとして
この6つを紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう!
登録キーワードを見直す
コンバージョンに近いユーザーが検索する
キーワードを登録できているか
見直しましょう。
場合によってはペルソナ設計から見直す
必要もあります。
コンバージョンが狙えるキーワードを
洗い出すこと。
また、それらを網羅することも重要です。
キーワードは
ユーザーを獲得するための網のようなものなので
漏れのないように張り巡らせるイメージですね。
コンバージョンが狙えるキーワードを
もれなく登録していきましょう。
マッチタイプを見直す
マッチタイプを適当に設定していませんか!?
各マッチタイプの特徴をしっかり把握して
適切なマッチタイプを設定しましょう。
マッチタイプには以下の3つがあります。
完全一致 | キーワードと同じ意味の語句の検索に対して広告を表示 |
フレーズ一致 | キーワードと似た意味を持つ語句の検索に対して広告を表示
周辺キーワードが一緒でも広告表示の対象になる |
インテントマッチ | キーワードと関連する幅広い語句の検索に対して広告を表示 |
それぞれに特徴があり
広告表示の対象となる範囲が異なります。
検索クエリレポートを確認して
余計なキーワードを拾っているようなら
配信対象を絞るマッチタイプを設定しましょう。
また完全に無駄だと思われるキーワードには
除外設定も検討します。
インプレッション数を伸ばす
どれだけ良い広告であっても
ユーザーに見てもらえなければ
コンバージョンに繋がりません。
インプレッション数も確認し
広告の露出が少ないときには
広告の品質スコアを向上させたり
ターゲットを見直して
露出先を増やしたり
予算を追加することも検討します。
クリック単価を下げて
インプレッション数が減ってしまうと
それまで取れていたコンバージョンも
取れなくなる可能性が出てくるので
慎重に見極めましょう!
広告文を見直す
広告文はキーワードと一致する
内容に修正しましょう!
キーワードとの関連性が高いと
広告の有効性が上がり
インプレッション数の増加にも
繋がります。
広告文にキーワードばかり入れてしまうと
訴求がかぶってもったいないので
商品の魅力がしっかり伝わるように
異なる訴求の広告文を登録するのが
おすすめです。
異なる訴求の広告文をたくさん登録すると
表示する広告の選択肢が増えて
自動最適化もうまくいくので
成果アップも見込めます。
広告文は
ユーザーがそれを見て
LPに入るかどうかを決める
大事なクリエイティブです。
「ユーザーの検索=質問」への
回答だと思って作成できると
なお良いですね!
アセットを登録
アセット(広告表示オプション)は
広告文だけでは伝えられない
情報を伝えられる設定です。
補足のテキストや住所・電話番号、
価格やクイックリンクなど
いろいろなオプションを付けられます。
ユーザーニーズに対して
最適な誘導ができるだけでなく
画面占有率が上がることで
ユーザーの目に留まりやすくなる効果も。
可能な限り登録しておく
という方法もありですね!
LPを見直す
広告運用の改善を図り
ユーザーのクリックが増えても
コンバージョンしない場合は
LPの見直しも検討します。
コンバージョンの主体はLPなので
ここが悪いと
広告がどんなに良くても
コンバージョンしません。
ユーザーは解決したい課題があり
広告を頼りにLPに辿り着きました。
LPはユーザーの疑問を解決できる
内容になっているでしょうか?
ファーストビューで
ユーザーの気持ちをつかめているか
ユーザーに寄り添っているか
「自分もこうなりたい」と
思わせる情報を掲載できているか。
ユーザーの疑問に対して
もれなく情報を伝えられているかも
重要ですね。
内容はもちろんのこと、
表示スピードは問題ないか
スマホ対応できているか
入力フォームはシンプルかなど
ユーザーを離脱させない工夫も必要です。
Google広告の「最適化案」とは

Google広告には「最適化案」
という仕組みがあります。
これは
「Googleが推奨するアカウント構造に
近づけるための改善提案」をくれる機能です。
(Google広告ヘルプ「最適化案の自動適用について」)
入札戦略の切り替えや予算の引き上げ、
キーワードや広告文の追加・削除などについて
改善提案だけでなく
自動適用の設定もできます。
ただこれはあくまで
「Googleが推奨するアカウント構造」に
近づけるための提案なので
これによって広告運用の成果が向上する
というものではありません。
なので鵜呑みにしないでくださいね!
自分の目で見て
改善が見込めそうだと思えば適用し
目的や予算に合わないと思うものは
実行しない。
自分でしっかり判断しましょう。
まとめ

今回は
リスティング広告運用の
改善ポイントについて
お伝えしました。
Webマーケティングといえば!の広告運用。
改善していくことで
さらなる成果アップに
繋げていくことができますよ。
BMPでは
LP制作から広告運用、そして改善まで
学べるカリキュラムを提供しています。
リスティング広告でもっと成果をあげたい!
と思う方は
ぜひお声がけくださいね。
PS.
今週は金沢に来ているんですが、
弊社が熊本・岐阜・大分・香川で展開している
「デジタル人材育成を通じた地方創生プロジェクト」に興味を持っていただき、
金沢市役所、石川県庁にご招待を受けて
打ち合わせに行ってきました。



BMPの概要や地方での実績をお伝えしたところ、
「いつ金沢にもオフィス出してくれるんですか?」
と、かなり強くお誘いをいただいたので、
時期も含めて進出検討中です!
石川在住でもしこのプロジェクトに興味がある方は
ぜひお声がけください^ ^
小川
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