ブログも動画も作れる生成AI!利用する際の注意点とは
- 2024.09.12
- マーケティング
こんばんは、小川です。
進化を続ける生成AI。
みなさんはどのくらい利用していますか?
無料で使えるものでも
回答スピードやクオリティの高さに
圧倒されるような生成AIも多いですよね。
SNSに生成AIで作った画像を貼って
遊んでいる人もよく見かけます。
こんなプロンプトでこんな画像ができた!
というやつ、楽しいですよね。笑
画像やテキストを作れることで
ビジネスにも利用できると言われている生成AI。
素材の撮影も記事の作成も
人の手で行うと手間のかかる作業を
プロンプトの入力だけで代行してくれるので
効率アップにつながりますよね!
でもビジネスでの利用には
注意が必要なこともあります。
今回は生成AIの基本と
利用する際の注意点について解説しますね!
生成AIとは
生成AIとは
画像やテキストなどのコンテンツを
新たに生み出せるAIのことです。
ディープラーニングによって
大量のデータを解析してデータの特徴を学習し
人が作るようなコンテンツを生成します。
ちなみにこのディープラーニングとは
人間の脳に似た方法でデータを処理する
機械学習プログラムのこと。
このディープラーニングにより
生成AIは多様なコンテンツの生成が
できるようになったということですね!
一例として
よく知られている生成AIを紹介しますね。
ChatGPT | テキスト生成AI |
DALL-E | 画像生成AI |
Runway | 動画生成AI |
ChatGPTはOpenAi社が開発した
AIチャットサービス。
生成AIの中で一番有名なのではないでしょうか。
ユーザーの質問や要望に
インターネットから学習したデータをもとに
適切な回答や新しいテキストの生成を行います。
メールや資料の作成もできますよ。
アイデアの壁打ちに使うという人もいますね。
DALL-EもOpenAi社が開発した生成AIです。
チャット型AIと連携しているため
プロンプトの細かなニュアンスを読み取って
画像生成してくれます。
少しの特徴を伝えるだけで
ハイクオリティの画像を作ってくれるんです!
すごいですよね。
Runwayは有名企業から投資もされている
期待度No.1の動画生成AIです。
多機能な生成AIですが、
多くの機能を無料で使えるという魅力も
兼ね備えています!!
初心者にも使いやすく
難しい動画編集へのハードルを
下げてくれるツールでもあります。
生成AIを使ったブログ記事の作り方
生成AIで記事を作れるって本当ですか?
と聞かれることがあります。
YESかNOで答えるなら、答えはYESです。
生成AIでブログ記事を作る方法をご紹介しますね。
①キーワード選定
SEOライティングのスタートは
キーワード選定から!
狙うキーワードによって
検索上位を狙えるかが変わってくるので
非常に重要です。
まずはこのキーワードの候補を
AIに抽出してもらうため
記事のテーマなどをAIに伝えます。
抽出されたキーワードの検索ボリュームや
競合については
自分で調査する必要がありますので
ご注意を!
②構成案作成
人間が記事を書くときも同じですが
記事本文をいきなり書き始めるのではなく
構成案(目次)を作成します。
構成案を作成して
内容をチェックしておくことで
質の高い記事にもできますし
この後のライティングに関する
コントロールもしやすくなります。
不要なものを削除したり
ターゲットの情報を追加したりすることで
より精度の高い構成案を
AIが作成できるようになりますよ。
③ライティング
構成案で作成した見出しに沿って
中身となる文章を作成していきます。
ターゲットキーワードと見出しを
AIに入力すれば
あっという間に文章が完成!
自分で書くと思うと
もっと長い時間がかかりますよね。
一瞬で文章を生成してくれる。
やはり便利なツールです。
ただここで重要なのが
記事をアップする前に
必ず人間の目で見て校正を加えること。
生成AIは自然な文章を作成しますが
人間らしいニュアンスが含まれない
文章になることも少なくありません。
誤字脱字の心配はないですが
適切な文脈や表現であるかのチェックは
非常に重要です。
生成AIを使った動画コンテンツの作り方
知識が必要でハードルが高い動画編集。
素材収集にも苦労しますよね。
生成AIを使うことで
これらの問題をクリアしやすくなります。
生成AIを使った動画コンテンツの作り方は
一般的に以下のような手順を踏みます。
①動画のテーマ・コンセプトを決める
②ソフトに必要なデータ(素材やテキストなど)を取り込む
③データを生成AIが処理
④AIが動画を編集、提案してくれる
⑤人間の手で調整する
ライティングのような手順を踏まずに
動画を仕上げられるので、
初心者でも取り組みやすいですね。
ただ、できた動画の調整を
人間がするという点では
ライティングも動画編集も同じです。
生成AI利用の注意点
ライティングにしても動画編集にしても
こちらが難しい知識を持っていなくても
簡単に成果物を生成してくれる生成AI。
便利なのですぐ使ってみたい!と思う方も
いると思いますが
注意しなければならないポイントもあります。
・著作権侵害の問題
・誤情報を含み、フェイクコンテンツとなる可能性
・適切なプロンプトを与えられない
ひとつずつ見ていきましょう!
著作権侵害の問題
ひとつめの注意点は、生成AIの成果物が
完全なオリジナルではないという点です。
生成AIはインターネット上にあるデータを
学習してコンテンツ制作を行います。
そのため既存のコンテンツと類似したものができたり
著作権で保護された資料から誤って
情報を抽出してしまう可能性も。
ビジネスで利用するなら
気をつけなければならない点です。
誤情報を含み、フェイクコンテンツとなる可能性
インターネット上の情報で学習する以上
誤情報が含まれてくる可能性を
排除しきれません。
AIは情報の正誤の判断はできず
学習したデータが誤っていても
もっともらしい回答を作成することがあります。
AIが生成したものを
鵜呑みにしてはいけないということですね。
適切なプロンプトを与えられない
これはAIを使う人間の問題ですが
AIに適切なプロンプトを与えることが
難しい場合があります。
AIは細かなニュアンスを
読み取れるわけではないので
AIにこちらの意図がしっかり伝わる
指示を与えなければなりません。
指示が適切でないと
思っているものと違うコンテンツが
仕上がってくる場合があります。
適切なプロンプトを習得するために
こちらも学習する必要がありますね。
便利に見えるAIですが
上記のようなデメリットがあるのも事実。
生成されたコンテンツを鵜呑みにせず
人間が検証する過程が必要です。
正しい情報であるか
適切な生成物であるか。
そうした判断をするために
人間の方も学習し続けなければなりません。
AIに任せられるのは
「作業時間を短縮する」という部分だと心得て
AIをコントロールしていきましょう!
まとめ
今回は、
生成AIによるコンテンツ制作について
ご紹介しました。
技術の発展で便利な世の中になっていますが
ツールはあくまでツールであり
使う人間が適切な判断をしなければならない
ということを忘れないようにしたいですね!
BMPでは
SEOライティングや広告運用など
Webマーケティングの基礎を一通り学べる
カリキュラムを提供しています。
AIの生成物を適切に判断して利用できるように
自分自身も正しい知識を習得しましょう!
興味がある方は
ぜひお声がけくださいね。
PS.
ここ1週間は久々に大阪本社のオフィスにこもり、
学習コンテンツの作成・撮影や
新規事業の立ち上げに没頭していましたが、
ずっとデスクワークをしていたので
首をやられました。笑
新たな取り組みに挑戦する時は
つい楽しくなって没頭し続けてしまう癖が
昔からあるんですが、
身体のケアも大切だなと痛感。。。
気をつけてくださいねm(_ _)m
小川