SNSを活用したPR方法!インフルエンサーマーケティングの基本
- 2024.10.17
- マーケティング
こんばんは、小川です。
みなさんも日頃
SNSを楽しんでいるのではないかと思います。
誰もが気軽に楽しめるSNSで
多くのフォロワーを抱え
発信に大きな影響力を持つインフルエンサー。
そのパワーを貸してもらって
自社商品のPRができたら
認知拡大やファン獲得につながりそう!
だと思いますよね。
実際に
SNSマーケティングのひとつの手法として
インフルエンサーマーケティングは
注目を集めています。
そこで今回は
インフルエンサーマーケティングの基本について
解説していきますね!
インフルエンサーマーケティングとは
SNSで多くのフォロワーやファンを持ち
大きな影響力があるインフルエンサー。
そんなインフルエンサーに
自社サービスを紹介してもらうことで
認知拡大や購買につなげる手法が
インフルエンサーマーケティングです。
企業がユーザーにプロモーションを行う
従来の手法よりも
インフルエンサーに
ユーザー視点に立ったPRをしてもらうことで
ユーザーの信頼感が高まり
認知拡大や販売促進を狙えます。
企業がプロモーションを行うのに比べて
インフルエンサーマーケティングのリーチは
はるかに少なくなります。
ですがインフルエンサーの紹介ということで
インフルエンサーのファンであるユーザーの
自社サービスへのエンゲージメントを高める効果が!
好きな人や親しみを感じている人が
薦めてくれるものって
それだけで愛着が沸いたり
信用できたりしますよね。
インフルエンサーマーケティングとは
心理的ハードルを下げ
ファンを増やしやすくする
マーケティング手法ということですね。
インフルエンサーマーケティング市場は
2022年で615億円、
2027年にはその倍の規模に成長するとの
試算もあります。
それだけ期待されているんですね!
インフルエンサーマーケティングのメリット・デメリット
マーケティング手法として期待される
インフルエンサーマーケティング。
SNSでのマーケティングである点や
インフルエンサーという社外の個人に
PRを依頼する点から
いいところも気をつけなければならないところも
あります。
この手法のメリットとデメリットを
見てみましょう!
メリット
インフルエンサーマーケティングのメリットとして
以下の5点が挙げられます。
・ターゲティングしやすい
・情報拡散力がある
・広告感が薄く、ユーザーの心理的ハードルが下がる
・SEO対策にもなる
・データを分析できる
ひとつずつ見ていきましょう!
ターゲティングしやすい
インフルエンサーにはジャンルがあり
そのジャンルに対して
興味関心が高いフォロワーを抱えています。
ファッション、コスメ、グルメ、
旅行、ゲームなど。
もっとニッチなジャンルもありますね。
旅行だけでもファミリー向け、一人旅、
お金をかけているかどうかなど
いくつものジャンルに分かれます。
そうなると当然フォロワーの属性も変わります。
インフルエンサーごとに
フォロワーの特性が異なるため
ターゲティングしやすいのが特徴です。
情報拡散力がある
SNS特有の情報拡散力の高さは
インフルエンサーマーケティングの
メリットのひとつです。
インフルエンサーの発信により
多くのフォロワーたちに素早くシェアされて
バズることも期待できます。
バズれば
インフルエンサーのフォロワー以上の
ユーザーの目に触れて
想定以上のリーチを獲得できることに。
そのスピード感は
SNSの大きなメリットと言えますね!
広告感が薄く、ユーザーの心理的ハードルが下がる
「広告」だと思うとユーザーはそれだけで
拒否感を抱いてしまうものですが
インフルエンサーマーケティングでは
インフルエンサーに他の投稿と並行して
PRを投稿してもらうことになるので
「広告」という感じが薄まります。
その上に
インフルエンサーとフォロワーの間には
長い時間をかけて構築してきた
信頼関係があるものです。
自分の好きなインフルエンサーが
良い口コミを投稿することで
ユーザーは初めて見るサービスであっても
心理的ハードルを下げ
購入などの行動に移りやすくなります。
SEO対策にもなる
Googleで検索したとき
YouTubeやXなどSNSの投稿が
検索結果に上がってくることがありますよね。
このようにSNSの投稿が
Googleの検索結果に表示される機会も多く
SNS内だけでなく
検索エンジンからの流入も
期待できるようになります。
データを分析できる
SNSにもアカウント分析機能があります。
YouTubeならYouTubeアナリティクス、
InstagramならInstagramインサイトなど。
インプレッション、リーチ、いいね、コメント、
シェア数、エンゲージメント率、
リンクのクリック数、
サイトへの遷移率、購買数など
SNSでの投稿に対するユーザーの動きは
データ解析が可能です。
データを取得して分析可能なので
PDCAを回せますよ。
デメリット
インフルエンサーマーケティングには
以下3点のデメリットがあります。
・インフルエンサーの選定が難しい
・費用が高額になることもある
・ステマに注意
こちらもひとつずつ見ていきましょう!
インフルエンサーの選定が難しい
インフルエンサーマーケティングにおいては
インフルエンサーの選定が成否をわけます。
リーチが多いからとフォロワー数だけで選ぶのは
適切ではありません。
自社ブランドとの親和性はあるか。
どんな投稿をしているか、またその質はどうか。
フォロワーとの関係性はどうか。
フォロワーの属性は自社サービスの
ターゲットとして合っているか。
こうしたことを見極めて
インフルエンサーを選ばなければ
PRはうまくいきません。
費用が高額になることもある
有名インフルエンサーに依頼すると
費用が高額になることがあります。
知名度の高いインフルエンサーの出演料は
数百万円を超えるケースも。
これは出演料であり成果報酬ではありません。
費用対効果を考える必要がありますね。
ステマに注意
ステマ=ステルスマーケティングとは
ユーザーに広告と気付かせないように
商品のPRを行うことです。
インフルエンサーのPR投稿は
一般の投稿と同じですが
「広告」であることの明記が必要となります。
ステマは炎上リスクだけでなく
法律違反にもなりますので
注意しましょう!
(参考:消費者庁「景品表示法」)
インフルエンサーマーケティングを成功させるには
インフルエンサーマーケティングを
どう成功させるか。
そのためには
広告の目的とターゲットを明確に
する必要があります。
目的が認知拡大か購買を促すのかでも
取るべき施策は変わってきます。
KPIを明確にし
取得したデータを正しく活用しましょう。
これはインフルエンサーマーケティングだけでなく
マーケティングの基本ですね!
どんな手法を取る場合でもKPIを明確にし
それに基づく施策を打ちましょう。
その上で
自社サービスと親和性の高い
インフルエンサーを起用します。
もちろんフォロワーの属性も見極めてください。
ちなみに
お金でフォロワーを買っているような
インフルエンサーもいるので
注意しましょう…!
またPR投稿については
インフルエンサーの裁量に任せることも大事です。
企業側があれもこれもと要求しすぎると
インフルエンサーの良さがなくなり
投稿に対してフォロワーに不信感を
抱かせてしまう可能性もあります。
投稿内容自体はインフルエンサーに任せ
ステマにならないか、炎上リスクはないかの
チェックだけ行う方がいいですね。
また同時に自社アカウントやWebサイトも
きちんと運用しておきましょう!
インフルエンサーの投稿を見たユーザーが
SNS上やGoogleで自社ブランドを
検索する場合があります。
そのときに
「イメージと違う」「なんかダサい」と
思われるとユーザーが離れてしまうので
自社アカウントについても
ファン獲得を意識して運用しましょう!
社員インフルエンサーという選択肢も!
社員インフルエンサーという選択肢についても
紹介しますね!
社員インフルエンサーとは
SNSで自社サービスのPRを担う社員のことです。
社外のインフルエンサーに依頼する場合
自社への理解が低く
PRが薄くなる可能性もありますが
社員ならその点もクリアしています。
「社員しか知らない情報」
といった伝え方もできるなど
ユーザー視点でPRする一般的な
インフルエンサーマーケティングとは異なる
新しいマーケティング手法です。
社員インフルエンサーには
広告費を抑えられるというメリットもあります。
社外のインフルエンサーなら報酬はもちろん
打ち合わせの時間などもかかるため
費用が多く必要になります。
社員インフルエンサーなら
無料のSNSアカウントを作成して始められるので
初期費用は必要ありません。
そのアカウントのフォロワー数が伸びれば
コスパの良いマーケティング手法になります。
ただしインフルエンサー育成には
長期的な視点が必要となり
炎上リスクにも注意しなければなりません。
社員のモチベーション維持も必要です。
SNS上で自身の顔写真や
プライベート情報をアップすることになり
精神的負担がかかります。
また、炎上しなくても
投稿内容に心無いコメントを入れてくる
ユーザーもいるため
メンタルケアも必須です。
社員個人に任せず
組織としての運用が求められますね。
まとめ
今回は
インフルエンサーマーケティングの基本について
ご紹介しました。
大きな認知拡大につながる可能性を持
インフルエンサーマーケティング。
SNSの特性上
メリットもデメリットもありますが
KPIを明確にし
取得したデータを分析して
うまく活用していきましょう!
BMPでは
マーケティングの基礎を身につけられる
カリキュラムを提供しています。
どんな施策を打つ場合でも必要になる
マーケティング思考を獲得できますよ!
興味のある方は
ぜひお声がけくださいね。
PS.
実は、ここ1週間ほど沖縄にいまして。
弊社がチームのスポンサーをしている関係で
以前から良くしていただいている
元サッカー日本代表の高原さんから
「チームのWeb広報を手伝ってもらえないか?」
と電話があり、直接現地で視察&打ち合わせに行ってきました。
高原さんが沖縄で立ち上げたサッカーチーム
沖縄SV( https://www.okinawasv.com/ )は
沖縄県と組んで新たな特産物を創るため
コーヒー豆農場を運営していて、
セミプロのサッカー選手が練習終わりに農作業をしているので、
実際に現場を観に行くことに。
もちろん選手たちの練習も視察してきたので、
Web広報のイメージはばっちりできました。
沖縄在住のBMP受講生・卒業生の方で
サッカーチームのマーケティング・広報活動に
ガッツリ関わりたい!という方は
ぜひ小川宛に学習チャットで連絡ください。
「地域創生 × サッカークラブ経営」という
興味深い活動をしているチームですし、
プロスポーツチームのマーケティングに
携われる機会も無いと思うので、
絶好のチャンスです。
一緒にチームを盛り上げましょう!!!
小川