エンゲージメントを高める!ソーシャルプルーフとしてのUGC活用法
- 2024.10.31
- マーケティング
こんばんは、小川です。
皆さんは自社サービスへの
エンゲージメントを高めるために
どんな施策を打っていますか?
Web広告やWebサイト、
SNSで公式アカウント運営など
色々な方法がありますよね。
自社サイトや公式アカウントで発信しても
思うように集客できないときも
あるかもしれません。
そんなときに知っておいてほしいのが
UGCの活用方法。
そこで今回は
UGCとは何か、
UGCをマーケティングにどう活かせるのか
についてご紹介しますね。
ソーシャルプルーフとは
UGCの説明の前に
ソーシャルプルーフを説明します。
ソーシャルプルーフとは
日本語では「社会的証明」と訳される言葉で
自分の判断や行動の妥当性について
周囲の人々の意見や社会的評価を
基準あるいは参考にしようとする
心理的傾向のことです。
多くのユーザーは購入の決定を下す前に
SNSや口コミなどをリサーチしますよね。
同じ商品を購入した他人が
なんと言っているかは
購買決定要因となります。
ソーシャルプルーフには
以下のようなものが該当します。
・専門家の評価
専門家の評価があると
商品への信頼度が高まりますよね!
食品に「栄養士監修」と入っていたり
サプリに「医師推奨」と入っていると
ユーザーの購入決定を促して
売り上げが伸びることも。
・ユーザーの評価
商品を購入する前に
SNSや口コミを調べる人がいるということは
当然、いちユーザーの評価も
重要視されているということになります。
専門家の評価は品質保証の面がありますが
ユーザーの評価は品質だけでなく
配送日数やスタッフの対応など
購買体験も評価の対象となります。
・インフルエンサーの評価
インフルエンサーの影響力は絶大です。
美容系やグルメ系など
専門ジャンルを持つインフルエンサーの意見は
とくに注目されやすくなります。
なので
インフルエンサーマーケティングという
手法もありますよね。
インフルエンサーにPRを頼むこともできますが
ステマには十分気をつけましょう!
・売り上げランキング
ECサイトに売り上げランキングがあれば
それを参考に商品の購入を検討する
ユーザーもいます。
Amazonや楽天などに
ランキングがありますよね。
総合ランキングだけではなく
ジャンル別の人気ランキングもあります。
ランキング上位の商品ページに入って
口コミをチェックする
というユーザーも多くいるので
売り上げランキングも
ソーシャルプルーフとして
重要な役割を持っています。
UGCとは
UGCとは
「ユーザー生成コンテンツ」のことで
SNSへの投稿やECサイトの商品レビューなど
ユーザー自身が作成したコンテンツを言います。
つまりUGCは
ソーシャルプルーフのひとつということです!
先ほどもお伝えした通り
ユーザーの口コミやSNSの投稿は
商品購入を検討している他のユーザーに
大きな影響を与えます。
企業が運用している公式アカウントの発信は
「宣伝」と受け取られてしまいがち。
そのためユーザーは
企業が作ったコンテンツには
あまり興味を持てないことも多々あります。
その点、ユーザーの口コミなどは
自身の体験を発信したものであり
商品に対する正直な意見を知れるものとして
他ユーザーに信頼される、ということですね。
このことから、良い内容を発信しているUGCは
企業が運用する公式アカウントの発信よりも
商品へのエンゲージメントを高めてくれる
ものであるということになります!
マスメディアの影響力低下と
SNSの普及によって
UGCはマーケティングにおいて
欠かせない存在となりました。
ソーシャルプルーフとしてのUGCはどう活用できるか
商品へのエンゲージメントを高めてくれるUGC。
具体的にどのような活用方法があるのか
主なものとして以下の4つをご紹介します。
・公式サイトへの設置
・LPへの設置
・SNS広告クリエイティブに利用
・ついで買い訴求ページへの設置
ひとつずつ見ていきましょう!
公式サイトへの設置
公式サイトにUGCを活用する手法です。
アパレル系のサイトで
UGCによるコーディネート提案や
食品系のサイトで
UGCによる調理動画や完成写真など。
自社で用意するとなると
手間のかかるコンテンツになりますが
インスタやYouTubeなどで
クオリティの高いUGCが発信されていれば
活用しない手はありません!
その商品がどう使えるのか
具体的な使用例となるUGCは
Webサイトへの滞在時間を伸ばし
ユーザーの購買意欲を高めてくれますよ。
LPへの設置
LPに設置されたUGCは
よく見る例ではないでしょうか!
お客様の声として
インスタやXなどの埋め込みをしているLP
よく見かけますよね。
美容系商品のLPでは
インフルエンサーの投稿を
埋め込んでいるものも。
実際に購入したユーザーの声は
購入検討しているユーザーに
安心感を与えてくれます。
SNS広告クリエイティブに利用
動画UGCをSNS広告に利用する手法です。
SNS広告用に動画を準備するのも
コストがかかりますよね。
ここに動画UGCを活用することで
コストカットにもつながります。
またUGCであることで
自然な使用感が伝わり
ユーザーに信頼感が生まれて
コンバージョンにつながります。
ついで買い訴求ページへの設置
セット売りを強化したい商品に有効なのが
ついで買い訴求ページへのUGCの設置です。
商品購入後に表示される
「ついで買い訴求」ページに
セット使いしているUGCを置くことで
セット使いの効果をイメージしてもらいやすくなり
ついで買いを促すという戦略です。
UGCをマーケティングに活用するメリット
UGCをマーケティングに活用する
メリットを紹介します!
まずは広告予算をあまりかけずに実施できるところ。
ユーザーが生成したコンテンツを利用するので
収集する手間はかかりますが
コンテンツ作成の手間は必要ありません。
動画UGCを活用する場合は
とくにそのメリットを大きく感じることでしょう。
そして何度もお伝えしているとおり
ソーシャルプルーフとしての利点があります。
UGCは企業の宣伝ではなく
いちユーザーの正直な意見であるため
親近感や信頼感を高め
商品購入を促すことが可能です。
そのためSNSにおいても
企業アカウントとして公式発信するより
ブランドのハッシュタグや
メンションをつけたUGCを中心に
ユーザーとコミュニケーションを行うことで
商品へのエンゲージメントを高め
ブランドのコミュニティ構築にも役立ちます。
またクリエイティブの量と質を確保できるのも
UGCのメリットです。
毎日大量に投稿されるUGC。
画像や情報量などが十分な
素晴らしいUGCがたくさんあります。
質の高いクリエイティブの作成は
手間もコストもかかりますが
UGCを活用すれば
そうした部分を削減しながら
質の高いクリエイティブを確保できますね。
さらには!
商品開発や改善のヒントとしても有効です!
ここまでずっとエンゲージメントを高めるものとして
UGCを紹介してきましたが
お客様のリアルな声であるということは当然
商品開発や改善におけるヒントにもなり得ます。
まとめ
今回は
エンゲージメントを高める手法として
UGCを活用する方法についてご紹介しました。
新しいツールの登場により
それまでの集客方法では
うまくいかなくなることもあります。
世の中の流れを見極め
新しいものにも積極的に挑戦して
ユーザーニーズを掴んでいくことは
マーケターの責務ですね!
BMPでは
Webマーケティングの基礎を学べる
カリキュラムを提供しています。
どんな時代にも対応できる
マーケティングの基礎力を
身につけて頂けます。
興味のある方は
ぜひお声がけくださいね。
PS.
実は10月27日は僕の39歳の誕生日であり、
弊社株式会社ブレイクの8回目の創業記念日でした。
創業からもう8年も経つんですね。。。
ここまで存続出来たのは関わっていただいた皆様、
そして一緒に働いてくれている仲間達のお陰です。
感謝しかありません。
30代最後にまた新たに大きな挑戦をしようと考えていたので、
このタイミングで新たにビジョンを広げ、目標設定をするため、
僕にマーケティング、というかビジネスの基礎を叩き込んでくれた
メンターに会いにシンガポールに行ってきました。
久々に直接対面でメンターと話をして、
色々報告したり相談したりしていたんですが、
近況を聞いてみると、
23社の会社オーナーをしていたんですが、
今は引退してゴルフばっかりやっているそうです。笑
この人がいなければ自分は絶対に
ここまで来れなかったという感謝の思いと、
会話や思考の規模やレベル感が自分と全然違う悔しさを感じ、
改めてもっと頑張ろうと思えたとても良い時間でした。
今回は行き帰り便でJALに乗ったんですが、
帰りの飛行機でCAさんからまさかの誕生日プレゼントが!
こういう心遣いって、嬉しいですよね^ ^
飛行機のおもちゃをもらったので、公園の砂場で遊んでこようと思います!
小川