AIはマーケティングにどう活用できる?AIでできることと問題点を解説
- 2024.11.07
- マーケティング
こんばんは、小川です。
AIと聞くと
皆さんはどんなことを想像されますか?
AIに仕事を奪われる?
AIを活用して仕事を効率化?
AIに人間が乗っ取られる…
はSF映画みたいで、ある意味夢があるかも!?
乗っ取られる、は考えすぎですが
仕事を奪われるという心配は
少し現実味を帯びてきていますよね。
ただしそれは仕事内容によります。
AIは答えが決まっている作業が得意です。
答えが決まっていない仕事、
仮説を立てたり思考が必要な仕事は
人間が指示を出さなければ
AIも仕事ができません。
マーケティングという仕事は
AIを活用することで得られるメリットはありますが
答えがない仕事にあたるので
AIに指示を出す人間が必ず必要です。
そこで今回は
AIをどうマーケティングに活用できるのか
AI活用について問題点はないのかについて
解説していきますね!
AIはマーケティングにどう活かせるのか
AIをどうマーケティングに活かすか。
それはもちろん、
AIが得意なことは
AIに任せる!ということです。
例えば
大量のデータを処理して
分析したり計算したりということは
人間ではAIに敵わない領域ですよね。
生成AIなら
画像や文章などのクリエイティブも
あっという間に完成させられます。
人間が取り組むと
まあまあ時間がかかることも
AIなら一瞬、というレベルです。
こうした形でAIを活用することにより
マーケティング業務を効率化させて
より効果的な戦略立案ができるようになります。
また、分析したデータから
未来の出来事やトレンドを
予測することもできます。
AIをマーケティングで活用できる方法について
詳しく解説していきますね!
クリエイティブの生成
クリエイティブの生成を
生成AIに任せることができます。
人間が作ると
素材を集めて…編集して…
みたいな時間がかかる画像作成の作業を
最短だと10秒ほどで出してくれたりします。
画像だけでなく動画も作れますし
もちろんテキストもOK!
ただし
できたクリエイティブのチェックは必要です。
AIは過去のデータを学習して
クリエイティブを生成するので
著作権侵害の危険性があったり
誤りを含んでいる場合もあります。
きちんと人間が
判断しないといけない部分ですね。
チャットボットの自動化
チャットボットは現在
生成AIを使用したサービスが
急増しています。
生成AI以前のチャットボットは
ユーザーからの質問に対して
あらかじめ用意された回答文の中から
一番近いものを提示する形だったので
想定外の質問には答えられませんでした。
その点、生成AIチャットボットは
AIがあらかじめ学習している大量のデータを元に
ユーザーからの質問内容を判断して
回答を自動生成してくれます。
運営者の想定外の質問にも対応でき
ユーザーからしてもどんな質問にも
きちんと回答をくれるという点で
メリットが大きいですね。
体験型マーケティング
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)といった
技術の実用化で
リアルでなくても商品やサービスを
体験できるようになっていますよね。
ここにAIの技術を加えることで
より高精度なシミュレーションが
できるようになり
体験者により近い状態での
体験の提供が可能になります。
データマイニング
データマイニングとは
膨大なデータから
有益な情報を抽出する手法です。
膨大なデータに対して
統計学やAIを使った分析を行って
知見を得ることができます。
従来からある考え方でしたが
インターネットなどの発達や
コンピュータの機能向上などに伴い
様々な種類と大量のデータの処理が
可能になったことで
改めて注目されるようになりました。
AIには機械学習の技術があります。
機械学習のひとつ、
ディープラーニングにおいては
AIが学習する大量のデータの中から
パターンやルール、特徴なども
AI自身が発見して学習します。
また最近の技術では
数値データだけでなく
画像や音声まで解析できる能力も!
複雑なデータ解析が可能になっていますね。
データマイニングとAIには共通点もあるし
AIを活用することによって
データマイニングは大きく進歩しました。
AI予測
AIは膨大なデータから
有益な情報を抽出し
機械学習アルゴリズムによって
未来予測やトレンド予測も行えます。
これにより
データに基づいた
客観的で信頼できる
より正確な意思決定をし
効果的な戦略を立てられるようになります。
AIの活用でマーケティングはどう変わるか
データマイニングを進歩させたAIの技術。
具体的にどんな活用方法があるでしょうか。
AIによって収集したデータを
即座に分析できるため
リアルタイムでの顧客行動の分析が
可能になりました。
顧客行動やトレンドの変化について
いち早く対応してアクションを起こせます。
また、顧客ひとりひとりについて
独自の行動パターンや嗜好の理解が深まり
よりパーソナライズされた
マーケティング戦略が可能です。
Webマーケティングは元々
パーソナライズされたマーケティング手法を
活用していますが
これをもっと深められるということですね。
具体的な例で言うと
インフルエンサーマーケティング支援にも
AIは活用できます。
SNSへの投稿をAIが解析し
客観的に見て
自社に合うインフルエンサーを
見つけ出してくれるんです!
自社商品をPRしてもらう
インフルエンサーを探すのは大変ですよね…
これをAIの解析に任せることができます。
人がやるとミスをするような膨大なデータでも
AIは短時間で正確に処理してくれます。
ただしAIは仮説を前提としない
データマイニングしかできません。
仮説のない状態のデータから
パターンやルールを見つけ出すことはできます。
とはいえ
人ではできないレベルで
データ処理してくれるので
リアルタイム分析ができたり
よりパーソナライズされた
マーケティング戦略を打てたり
活用方法はたくさんありますね。
AI活用の問題点とは?
AIが非常に便利な技術で
どんなふうに使えるかについて
お話ししてきましたが
問題点についても考えておきましょう!
パーソナライズされた
マーケティング戦略が可能に
というお話をしましたが
この活用方法にとっては
プライバシー保護とデータ管理が
非常に重要なテーマとなります。
消費者データの取り扱いは
法令を順守して
慎重に行わなければなりません。
企業は透明性のあるデータ運用を
行う必要があります。
AIは分析したデータから
トレンド予測が可能ですが
これをどう解釈するのか
どう意思決定に活用するのか
ということは
人間が決めることです。
AIのデータ分析は正確ではありますが
そもそも学習データに
偏りがあったり誤りがあったりすれば
出てきた結果は
100%信頼できるものではありません。
しかも過去のデータからの学習なので
未知の要素に対しての予測については
脆弱である可能性もあります。
AIが出した結果を鵜呑みにするのではなく
人間の補助であると認識して
最終決定は人間が行うこと。
そしてそのためには人間の方にも
AIが予測した結果を判断できるだけの
確実な知識が必要になります。
まとめ
今回はAIをマーケティングに
活用する方法について
ご紹介しました。
Webマーケティングにおいても
AIは今後欠かせないツールとなっていくでしょう。
あるいはAIがWebマーケティングの手法を
大きく変えていく可能性もあります。
ですがどんなときでも
AIはあくまでツールであり
最終判断をするのは人間であることを
忘れてはいけません。
AIが計算した結果に惑わされないように
確実な知識をつけておきましょう!
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・スケジュール(各会場共通)
1部 13:00~14:30 営業研修(座学メイン編)
2部 15:00~16:30 営業研修(ロープレ・実践編)
3部 17:00~19:00 懇親会
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法人に対する研修提案の営業
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【【【 冒頭部分を特別公開! 】】】
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小川