「トピッククラスターモデル」を解説!SEO対策に効果的な構築方法とは
- 2024.11.28
- マーケティング
こんばんは、小川です。
SEOに取り組んでいるけど
思うように成果が出ない…
と悩んでいる人も
いるのではないでしょうか。
キーワードの選び方によっては
上位表示が非常に厳しい場合も
多々あります。
キーワード選定に関する記事はこちら>
https://break-marketing-program.jp/blog/2024/08/01/seo_keyword/
SEO対策には
コンテンツを作り続けることが必要ですが
ただ量産するだけでは
上位表示されにくい時代です。
そこで今回は
戦略的にサイトを構築してSEO評価を高める
「トピッククラスターモデル」について
解説しますね!
トピッククラスターモデルとは
トピッククラスターモデルとは
メイントピック(ピラーコンテンツ)と
複数の関連するサブトピック
(クラスターコンテンツ)を
相互リンクで結ぶSEO戦略です。
従来のSEO戦略は
個別のページ単位で
キーワードごとに最適化していました。
この方法の効果の範囲は
キーワード単体となり
人気のキーワードでは競合が多く
上位表示が難しくなります。
場合によっては
他のページとの明確なつながりを示せなかったり
放置して評価が下がってしまったりすることも。
トピッククラスターモデルは
1つのテーマを中心に
関連性のあるコンテンツを
まとめて提供することで
テーマ全体をカバーする方法です。
SEOの評価が従来のキーワード単位から
トピック単位となり
コンテンツ全体で高いSEO評価を
受けられるようになります。
各ページを相互リンクさせて
情報のネットワークを構築することで
クローラーに「サイトの専門性」を
認識させやすくなります。
これによってコンテンツ全体が評価され
時間が経っても検索エンジンから
高い評価を得やすい点も
トピッククラスターモデルの魅力です。
特定のキーワードではなく
「コンテンツの専門性」で競合と競える
無駄のないSEOに強いサイト作りができますね。
トピッククラスターモデルのメリット
トピッククラスターモデルには
主に以下のようなメリットがあります。
・SEO効果の向上
・ユーザー体験の改善
・キーワードカニバリゼーションを防げる
これらの効果により
長期的な成果が見込める
トピッククラスターモデル。
ひとつずつ見ていきましょう!
SEO効果の向上
中心となるピラーコンテンツと
それを捕捉するクラスターコンテンツ、
それらをつなぐ内部リンク。
明確なサイト構造により
クローラーが巡回しやすくなって
サイト全体の評価が上がり
上位表示の可能性が上がります。
トピッククラスターモデルが
導入されていないサイトでは
クローラーから見ると
コンテンツが羅列されているだけで
関連性を把握できず
ページ単位で評価されることになります。
トピッククラスターモデルを
導入していると
クローラーにサイト全体の専門性を認めてもらえて
コンテンツ全体で高い評価を
受けられるようになります。
ユーザー体験の改善
ひとつのテーマに関する情報を
網羅的に提供していることで
ユーザーも情報を探しやすくなります。
内部リンクでの回遊も促せていますよね。
網羅的に情報を提供し
しかも探しやすいとなれば
ユーザーの再訪も見込めるように!
クリック率、滞在時間などは
クローラーが重視しているポイントになるので
ユーザー体験の改善は
SEO対策としても非常に有効です。
キーワードカニバリゼーションを防げる
キーワードカニバリゼーションとは
自サイトの複数ページが
同じキーワードの競合となってしまい
評価を共食いしてしまっている状態のことです。
トピッククラスターモデルでは
コンテンツを体系的に整理するので
キーワードカニバリゼーションの発生を
防げる効果も見込めます。
トピッククラスターモデルの構築手順
メリットも見てきたところで
トピッククラスターモデルの
構築手順を確認しましょう!
手順は以下の通りです。
①トピックを選定する
②ピラーコンテンツを作成する
③クラスターコンテンツを作成する
④内部リンクを設定
こちらもひとつずつ解説しますね!
①トピックを選定する
まずはトピックを選定します。
自社ビジネスやターゲットに合うテーマから
トピックを選びましょう。
コンバージョンを獲得するために
サイトの目的をはっきりさせてから
決めるのがポイントです。
ここはキーワードではなく
ジャンルを決めるイメージですね!
粒度の大きいテーマを選ぶといいでしょう。
②ピラーコンテンツを作成する
ピラーコンテンツの作成にあたっては
キーワードの選定が必要です。
先に決めたトピックに興味を持つユーザーが
どんなキーワードを検索するか。
ここではビッグキーワードや
ミドルキーワードから選んで
コンテンツを作成します。
③クラスターコンテンツを作成する
ピラーコンテンツとして決定した
キーワードの周辺キーワードで
クラスターコンテンツを作成します。
ここを雑にしないことが重要です。
雑にしてしまうと
キーワードカニバリゼーションを起こしてしまう
危険性が発生します!
きちんとキーワードを洗い出し
被らないように
細分化しすぎないように
しっかり考えて構築していきましょう。
なお、関連性の低いコンテンツを
作成しないようにすることも重要です。
ここではロングテールキーワードを狙って
コンテンツの作成ができます。
競合の少ないロングテールキーワードを狙った
コンテンツから
高評価を狙っていく手法が使えます。
④内部リンクを設定
コンテンツが作成できたら
相互リンクでつないでいきます。
これでクローラーが巡回しやすい
構造のサイトとなり
SEO効果を最大化!
以上がトピッククラスターモデルの
構築手順です。
継続して更新することで
戦略の効果を最大化することができますよ!
まとめ
今回はトピッククラスターモデルについて
紹介しました。
SEO対策にはキーワードだけでなく
コンテンツ全体を見て
戦略を立てる必要があります。
構築は大変ですが
大きな成果を期待できる方法ですので
ぜひ取り組んでみて下さい!
BMPでは
SEOサイト構築の基本を学べるカリキュラムも
提供しています。
興味がある方は
ぜひお声がけ下さいね。
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ご一緒させていただいた
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GIFTFUL(https://giftful.jp/ )を活用して
じゃんけん大会も開催。
やっぱりオフラインで直接会って話せるのは最高ですね。
今週末は福岡で、来週はラストの大阪で開催予定!
皆さんにお会い出来る事を楽しみにしています^ ^
小川