フォロワーは“数”じゃない?X運用に必要なのは“マーケ的思考”だった!

フォロワーは“数”じゃない?X運用に必要なのは“マーケ的思考”だった!

どうも、小川です!

SNSで発信をがんばっているのに

「フォロワーがなかなか増えない」
「いいねが思ったより伸びない」

と感じていませんか?

それ、実はあなたの発信が悪いのではなく
“考え方の視点”に原因があるかもしれません。

今回は、
SNSの中でもとくに「X(旧Twitter)」を
使っている人に向けて、
「マーケティング的な思考」を
取り入れることで見えてくる、
SNS運用のヒントをお伝えします。

フォロワー数=成果?今のSNSでは、そうとは限らない

まず最初に知っておいてほしいのは
「フォロワーが多い=すごい」
ではないということです。

もちろん、フォロワー数が多いことは
“信用の指標”として
使われる場面もありますが、
実際には次のようなケースも多く存在します。

・フォロワー数は多いけれど、リアクション(いいね・リプライ・シェア)が少ない

・インプレッション(表示回数)は多いのに、反応が薄い

・なんとなくフォローしているだけで、内容は見られていない

こうした状況では、
フォロワー数が多くても
“実際の影響力”は限定的です。

一方で、フォロワーが少なくても
「しっかり読まれて、共感や保存をされる」
発信ができていれば
それは“成果”と言えます。

つまり、
見るべきなのは「数」よりも「中身」。

誰にどう届いているか、が大切なのです。

さらに大事なのは
「目的に合った発信ができているか?」
という視点。

SNSでは
「バズらなきゃ意味がない」と
感じる場面もあるかもしれません。

でも実際は、
バズは“手段のひとつ”にすぎないんです。

あなたの目的が
「信頼を積み上げてサービスにつなげたい」
なら、大切なのは
“そのために必要な発信が
できているかどうか”。

バズらなくても
きちんと届けたい人に届き、
共感され、信頼を得られているなら
それは立派な成果です。

だからこそ
「何のために発信しているのか?」
という目的を明確にした上で
それに合った指標で
成果を見ていくことが大切なんです。

Xで伸びるために「ターゲットは誰か」の視点を持とう

Xで発信が伸びない理由には
発信者自身が誰に向けて
発信しているかを
明確にしていない
ことがあります。

多くの人は
「これを伝えたい」
「この考え、共感してほしい」
と、自分発信になりがちです。

でも、SNSは“つぶやき”ではなく
“コミュニケーションの場”。

自分の発信のターゲットは誰か、を
考えてみましょう!

マーケティングには
「STP思考」という基本の考え方があります。

S(セグメンテーション):どんな人たちに届けたいか
T(ターゲティング):その中でも誰に届けたいか
P(ポジショニング):その人に対して、どんな価値を伝えるか

これをXに置き換えると
発信内容や語り口、
投稿のタイミングまでが変わります。

たとえば、
同じ「仕事での気づき」を投稿するにしても
「就職活動中の大学生」向けか
「経営者仲間」向けかで
伝え方や使う言葉は
まったく違うはずですよね。

また
「どう受け取ってほしいか」
「どんな行動につながってほしいか」
まで想像することも大切です。

共感してもらいたい?
保存して後から見返してほしい?
誰かにシェアしてもらいたい?

目的を意識すれば
語尾のニュアンスやタイトルの切り方、
画像の雰囲気まで自然と変わってきます。

そして
「ちゃんと伝わっているか?」
という視点も欠かせません。

一文が長すぎないか?
専門用語が多すぎないか?
読んだ相手が理解できるか?

発信の目的が「伝えること」なら
「相手に伝わる形にすること」も
同じくらい重要なんです。

実はXって、マーケティングに向いているSNSなんです

SNSといえば
InstagramやTikTokが
話題になりがちですが
Xは今も
“マーケター向き”の媒体だといえます。

その理由は大きく3つあります。

・情報感度が高い人が多く、BtoBやビジネス系と相性が良い
・言葉による表現が中心なので、思考・視点・人柄が伝わりやすい
・“有益だけど共感できる”発信が伸びやすい(いわゆる「有益系」)

Xでは
単に役立つ情報をシェアするだけでなく
「あなたがどう考えたのか」
「なぜそう思ったのか」
といった“思考の見える発信”が
とても好まれます。

たとえば
ちょっとした日常の気づきや
仕事の中で感じたことを
「学び」として共有するだけでも
それを面白いと思ってくれる人が
自然と集まってくるんです。

Instagramのように
「ビジュアル勝負」ではないからこそ
言葉と内容で勝負できるのがXの魅力。

丁寧に発信を続ければ
「この人から学びたい」
「この人の思考が好き」
といった“関係性”が築けますよ。

SNSも“届けたい人に届く工夫”をすることで成果が出る

「戦略的に」と聞くと
難しく感じるかもしれませんが
ここでお伝えしたいのは
「SNSも“目的から考えて動こう”」
ということです。

たとえば
LP(ランディングページ)を作るときには
次のような流れで考えるのが基本です。

・誰に届けたいか(ターゲット)
・どんな価値を届けたいか(ベネフィット)
・どう伝えれば伝わるか(言葉や構成)

この流れを
SNS運用にもそのまま当てはめていきます。

たとえば

・プロフィール文:誰向けのアカウントか、何を発信しているかが一目でわかるように
・固定ポスト:代表的な投稿を目立たせて、新規フォロワーの入り口に
・投稿内容:「共感」「知識」「問いかけ」など、目的に応じて設計
・リプライや引用ポスト:自分から“会話”に参加することで認知を広げる

SNSも
「ただ投稿する場所」ではなく
「見てもらいたい人に、
伝わるように届ける場所」です。

だからこそ、Xを“戦略的に使う”とは
「誰に届けるか」
「どう届けるか」
を設計してから発信すること。

それは難しいことではなく
“ちょっとした工夫の積み重ね”と言えます。

まとめ:フォロワー数ではなく、「伝わる力」が未来をつくる

SNSにおいて
「いいね」や「フォロワー数」は
分かりやすい指標です。

でも、それだけにとらわれてしまうと
「誰のための発信か」
「自分の強みは何か」
という大事な視点が抜けてしまいます。

Xは、思考や人柄が伝わるからこそ
あなたの仕事・考え・価値を
発信できる場でもあります。

マーケティングの考え方を
少し取り入れるだけで
見える景色が変わってきますよ。

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小川