【販売術】ある美容液から学んだマーケティング戦略とは?

【販売術】ある美容液から学んだマーケティング戦略とは?

こんにちは、BMP講師統括のyurikaです。

本日は私自身が日常生活の中で、大手企業さんの商品でめちゃくちゃマーケティングされたなとー感じた出来事があったのでシェアさせていただきます。

先日、日用品の買い物にでかけていたときの出来事です。

いつも通り、トイレットペーパーや洗剤をカゴに入れて店内ぶらぶらしていたんですが、、、

美容商品の陳列を見た時に、目にとまった商品がありました!

それは、ロート製薬さんが出している美容液です。

美容液を買いたい」って1ミリも考えてなかったんですが
この商品を見た時に、、、

「え、なんか良さげな美容液ある」と無意識に商品を手に持ってたんですよね。笑


なんか、良さそう〜】だけのほんと、軽〜い気持ちです。笑


美容液というと、値段もピンキリで種類も多数存在します。

値段をみると、相場のお値段。

ロート製薬さんの美容液以外にも、
他のメーカーの美容液も同じ値段や、

それよりも安い美容液も多数あるんですが、、、、


やはり、このロート製薬の美容液が気になる。

特にこの中でもひときわ目立つ一番高級そうな金色の箱の美容液が気になる、気になる。

衝動買いとか、私あまりしないんですが

スマホで口コミとかも見ても良さそう
なんか、効きそうな気がする
確かにそろそろアラサーだし、アンチエイジングし始めるには良いタイミングかー
(↑年齢バレますね。笑)
これから夏だし、日焼け対策にも良いかな〜


と美容液を買いに来た訳でもないのに

なぜか美容液を買う理由づけを自分でしていたんですよね。笑




で、、、気づけば日用品とともに、レジで購入しちゃってましたm(_ _)m

家に帰ってから、冷静になってふと、、

「私、ロート製薬さんにめちゃくちゃマーケティングされてるやん」と気づきました。笑

なぜ、多数の美容液の商品陳列がある中で、購入される商品、そうでない商品と結果に差がでてしまうのか?

何だとおもいますか?

これはあなたの会社でも活かせる、商品やサービスを売る上で重要なポイントです!

それは、、、、




【商品パッケージの違い】

です。



今回、私はそもそも「美容液」目的に買い物に来ておらず

「日用品」目的で買い物に来ています。

なので、ロート製薬さんから見ると私は完全なる潜在層の顧客。

潜在層顧客へのアプローチとしては、
情報をわざわざ顧客側が調べていないので、「第一印象」で目に入るかが重要です。


購入した今回の商品でいうと、他の商品と比較しても明らかに目がいってしまう黄色を基調としたデザイン。

その中でも私が購入したこちらの商品は、箱が金色です!

なんか効きそうな感じしませんか?笑

あと、このキャッチコピー

しみの元に「濃密な」一滴
集中対策
プレミアム美容液

この商品を手にもったとき…

なんかもう、ほんのちょっとした一滴だけで効果がでそうな想像が頭の中でできたんですよね。

まさに、この画像のような南国の空で、美容液の効果を全力で堪能しているイメージです。笑

(現実的にはありえない状況なんですが。。)

「なんか良さそう、この美容液….効果でそう、肌綺麗になりそう」

そう、この「なんか良さそう」というのがポイントで

この「なんか良い」と感じている部分が無意識下に感じている感情です。

いわゆるインサイトです。




インサイト

インサイトとは、直訳すると「洞察」や「物事を見抜く力」
マーケティングにおけるインサイトの意味は、「人を動かす隠れた心理」を指します。
消費者自身も気付いていない無意識の心理のことを指します。

今回の場合だと、

この金色の箱が印象づけられ、高級で効果がありそうなものを想起させられて


キャッチコピー
しみの元に「濃密な」一滴
集中対策
プレミアム美容液


濃密な→良い成分が凝縮されてそう、効果でそう
集中対策→短期間で良い効果でそう
プレミアム→高級そう、上質そう、他の商品より良さそう

が私の潜在的な心理に「なんか良い」と思わせるトリガーになっていました。

これは、Web上でも全く同じことがいえます。
Web上で商品を販売する時、お客さんは商品の中身や、商品を手にとって判断することができません。

だからこそ、LPの中でどれだけ商品の価値訴求できるかが重要になります。

LPの構成の中でも

ファーストビュー、キャッチコピーは特に大事です。

弊社では、LPの成果の7割〜8割は「ファーストビュー、キャッチコピーで決まる」と考えているので、、

・キャッチコピーの作成
・ファーストビュー

に一番フォーカスを当ててLP作成します!

なので、ファーストビュー、キャッチコピーのみ変えたABテストを繰り返すことも多いですね。
広告をクリックされても、離脱されてしまっては成果がでませんし、

めちゃくちゃ良い商品、サービスをつくっても
最終的にユーザーに購入されなきゃ価値がありません。


購入してもらうには、使う前に「なんか良い」と感じてもらう工夫をする必要があるということです。(LPにおいては、ファーストビュー、キャッチコピーの工夫をしましょうということですね。)



もし、あなたの商品・サービスがうまく売れていないのであれば
一度、パッケージ、キャッチコピー、などを見直してみると良いかもしれません!

どんなキャッチコピーにすると顧客が欲しくなるのか?価値を感じてもらえるのか?

ぜひ、これを機に考えてみてくださいね!

また、別の機会にでもキャッチコピーを作成するためのポイントもメルマガでお伝えできればとおもいます★

楽しみにしててください♪




ps..
添付の写真は、後日自分の伏線回収とインサイト考察のために撮影しました。笑

また、ロート製薬さんの決算説明会を見てると売上、利益段階で過去最高を更新したようで、

私が購入した美容液もめちゃくちゃ人気商品だったようです。

引用:ロート製薬、上方修正後の業績予想値を上回り増収増益売上・各利益段階で過去最高を更新https://finance.logmi.jp/377107

知らなかった。。。笑

そんな知らない情報の中でも購入にいたっている、私のようなユーザーが多数いるとおもうので、

ロート製薬さんのマーケティングはさすがだなと感じました!

(してやられた。。企業さんのマーケティングを考察してみるとほんと日々、勉強なりますね)

購入した美容液は絶賛、毎日お風呂上がりに使用しております^_^








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