広告運用初心者はまず各指標の関係性を押さえよう
- 2022.08.11
- マーケティング
こんにちは、小川です。
広告運用を始めたばかりで
どのように改善すればいいのか
わからないと悩んでいませんか?
もしあなたが
効果改善で悩んでいるなら
各指標の関係性
を理解することから始めましょう!
各指標の関係性を理解することで
改善すべき指標がわかり
具体的な施策を検討できるようになります。
例えば、CPAが高いケース。
どの数値を改善すれば
CPAを下げることができるでしょうか?
少し考えてみてください。
答えは
・CPC
・CVR
の2つが大きく影響します。
CPCは1クリック当たりの単価のことです。
もし同じCTRとCVRで
1クリックされる単価を下げられたら
CPAは下がりますよね。
数字に置き換えてみましょう。
クリック数:100
CVR:1%
CPC:200
→
コスト:20,000円
ならCPAは20,000円ですよね。
これが
クリック数:100
CVR:1%
CPC:150
→
コスト:15,000円
だったらどうでしょうか?
CPAは15,000円になりますよね。
このようにCPCが下がると
CPAを下げることができます。
ただし、CPCを引き下げると
配信ボリュームが減ってしまう
可能性があるので注意が必要です。
続いてCVRを上げた場合を
考えてみましょう。
もし同じコストで
CVRが上がればCPAは下がりますよね。
こちらも数字に置き換えてみましょう。
クリック数:100
CVR:1%
コスト:20,000円
→
CV:1件
この場合、CPAは20,000円です。
クリック数:100
CVR:2%
コスト:20000円
→
CV:2件
なら、CPAは10000円に下がります。
CVRを上げることによって
CPAが下がることも理解できますね。
指標の関係性を理解することで
どこを改善するべきかを
判断することができます。
反対に各指標の関係性を
理解していないと
何をどう改善すべきか
わからないですよね。
CPAだけに関わらず
他の指標についても
関係性を理解しましょう!
この前提知識を持っておくことで
具体的な施策を考えていくことができます。
例えば、
CPAをもっと下げたいな
と思って数値を見ると
CVRが低いから
ここを改善しようと決めたとします。
CVRが低いということは
・LPが良くないのかもしれない
・クリエイティブとLPが
マッチしていないのかもしれない
など、様々な要因を考えることができます。
実際にヒートマップでLPを分析して
FVでの離脱が多い
とわかったら「FVのABテスト」をしてみる
というように改善インパクトの大きいものを
選んで検証をしていく流れですね。
各指標の関係性を理解できていると
目的=CPAを下げる
に対して
改善指標=CVRを上げる
を見極められ
施策=LPの改善
具体的な施策を考えられます。
広告運用を始めたばかりだと
用語を覚えるので大変かもしれませんが
各指標の関係性については
始めにきちんと理解しておきましょう。
きっと数字の見え方が
大きく変わると思いますよ。
ps….
といわれても、最初はなかなか覚えづらいですよね、、、
で、私が初心者の頃どのようにそれぞれの数値の関係性を理解したかというと
小学校の頃に習った「はじき」の法則を応用して覚えました!
距離とか速さを出すこんな公式です。笑
これを、上記のCPC・CPA・CVRの関係性にも当てはめることができます!
数値のそれぞれの算出方法を理解していると
ボトルネックになっている部分を見出すことができ
運用改善時に、複雑化せずに済みますよ!
今になって公式って素晴らしいなとおもいます!笑
小川