認知的不協和を活用できていますか?

認知的不協和を活用できていますか?

こんにちは、小川です。


認知的不協和という
言葉を聞いたことはありますか?

この言葉の意味は

人が自身の認知とは別の
矛盾する認知を抱えた状態


のことを言います。

???

頭の中にハテナが浮かんだ方も
いるかもしれませんが

簡単に言うと

矛盾した2つの認知を抱えた時に
感じる不快感やストレス


のことです。

よくある例として
タバコがあります。

タバコは体に悪い

という認知と

タバコを吸いたい

という認知は
不協和を起こします。

このままだと
矛盾を抱えたままの状態になるので

「タバコはストレス解消に繋がる」
「頭をスッキリさせてくれる」


というように
自分の都合の良いように解釈して
矛盾を解消しようとします。


人間の脳はストレスや不快感を
避けようとする本能が
備わっているんですね。

実はこの認知的不協和を
上手く活用することで
商品やサービスの
販売に役立てることができます。

例えば、
キャッチコピーを作るとして
次の2つの例だとどちらの続きが
気になりますか?

①貯金をするべき理由
②投資よりも貯金を優先すべき理由


②の方が気になりませんか?

①は単に貯金をすべき理由が
何かあるんだろうな〜くらいです。

一方で②の場合は

世の中的には貯金は意味がない
投資をして資産を増やすべきだ


という考え方が広がってきている中で
逆のことを言っています。


ここに認知的不協和が起こり

えっ?どういうこと?気になる…

と自分が抱えた矛盾を解消したいと
感情が動き次を読みたくなります。

実際にこの認知的不協和は

LP
セールスレター
メルマガ
ステップメール


など、あらゆるところで
活用されています。

使い方によっては
悪用もできてしまうのが
恐いところですよね…^^;

お客さんが抱いている思い込みを解消して
正しい道へと誘導してあげるために
活用すると考えると良いですね。


また注意点として
お客さんの思い込みを外しているので
しっかりとした証拠が必要です。

ただデタラメなことを言って
注意をひきつけたとしても
メッセージに納得できなければ
購入にはつながりません。

国などの公的機関が
発表した統計データなど
しっかり根拠とセットにして
活用するようにしましょう。


人間心理を上手くつくことで
あなたが取り扱う本当に良い商品に
振り向いてもらえる可能性が上がります。

ぜひライティングの機会があれば
活用してもらえればと思います。

小川