意外とみんな知らない!?ホワイトデーの始まり

意外とみんな知らない!?ホワイトデーの始まり

こんばんは、小川です。

今日3月14日は

ホワイトデーですね。

バレンタインデーに

女性から男性に

チョコレートを贈るのは

日本特有で、

実はお菓子メーカーの

マーケティング戦略と

耳にしたことが

ある人も多いのでは

ないでしょうか。

海外では、

男性から女性へ

贈りものをしたり

愛を伝える国も

多いようですね。

それではホワイトデーは

どうでしょうか?

バレンタインデーの

お返しの日として

ホワイトデーがありますが

実はこのホワイトデーも

日本が発祥

と言われています。

ホワイトデーの始まりには

諸説あるようですが

何か贈りものをもらったら

お返しをしなければならない

という、日本人の感性を狙って

日本のお菓子メーカーが

ホワイトデーを作った

と言われています。

こういった

相手から何か

受け取ったときに

「こちらも同じように

お返ししないと申し訳ない」

という心理的効果を

と言います。

返報性の原理の

効果を狙った戦略で

よくあるもの

といえば

例えば

スーパーやデパ地下などの

試食や試飲。

勧められたら

ついつい試してしまうけれど

試してしまったら最後。

何も買わずに

そのまま立ち去るのは

なんだか申し訳ないような

気がしてしまいますよね。。

同じような例で、

デパートなどの化粧品売り場で

無料サンプルを

たくさんもらった後に

購入をしてしまう

というものがあります。

女性の方は経験ある方も

多いのではないでしょうか。

こちらもやはり

返報性の原理の

効果を発揮しているようで

WEB通販よりも店頭での方が

商品の購入につながるケースが

多いようです。

同じ無料サンプルでも

人から直接

手渡しされた方が

好意に応えようとする

気持ちが強く働く

のでしょうね。

確かに対面だと

申し訳なさが

倍増しますね。

このようなさまざまな

「返報性市場」が

あるわけですが

ホワイトデーは

市場規模が約468億円

(※2021年)

と言われており

消費行動に

返報性の原理が

影響している中でも

最大級の規模と

言えるでしょう。

ホワイトデーは

「返報性の原理」を

うまく活用し

成功した

マーケティング例ですね。

そんなホワイトデーに

贈るものにはそれぞれ意味を持つようです。

・マカロン

あなたは特別な存在

・マシュマロ

あなたのことが嫌い

・キャンディー

あなたのことが好き

・チョコレート

もらった気持ちをお返しします

・クッキー

友達でいよう

なんと…!!!!!!

ホワイトデーに贈る

お返しの定番だと

思っていたお菓子たちが

こんなメッセージ性を

持っていたとは!!

今まで意識することもなく

贈ってしまって

いたので反省ですm(_ _)m

他にもお返しの種類によって

さまざま意味が

込められていたので

気になる方は

ぜひ調べてみてください。

いや〜

ホワイトデーって、

奥が深い。。

日本の「お返し文化」から

生まれたと言っても過言ではない

ホワイトデー。

海外には、

日本のように

「もらったものに

必ずお返しをする」

という概念がなく

ホワイトデーという

文化が存在しない国も

多くあります。

そう思うと、

日本ってなんて

思いやりに溢れた

素敵な国なんでしょう。

バレンタインを贈ってくれた人の

気持ちに感謝をして、

何を贈るか考える時間も

楽しみながら

心を込めて「お返し」を

贈ってみては

いかがでしょうか。

PS.

先日、

非常勤講師を担当している

熊本信愛女学院高等学校で授業をしてきました!

昨年度から依頼を受けて

「マーケティング」の授業を年に数回担当していて、

今年は年末にまとめて特別授業を実施。

実際の商品をどうやってWebで売るのか

グループワークで実際にアイデアを出してもらい

HPを手書きで作ってもらったんですが、

柔軟な発想が多く、大人では思いつかないキャッチコピーもあって

逆によい刺激をもらう事ができました!

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生徒の感想例(原文)

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私は、マーケティングについて、授業で学習したので自信があったのですが、小川さんの話を聞いて、 私はただ文章やビジネス用語を覚えていただけに過ぎなかったことに気づくことができました。つま り、小川さんの体験談や企業運営の話の中ででてくるビジネス用語は教科書とは違い、ビジネスの現場を感じさせていただけたと感謝しています。さて、私はWebと聞くと、なんだか難しそうだと考えてきました。しかし、SNSやWebページの広告などを紹介していただき、「なるほど。そういうことか」と、遠い話がすごく身近な話になり、スムーズに理解することができました。特に、 戦略的な意図で広告が構成されているという話が、マーケティングっぽくて楽しかったです。

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自分で授業をしておいてなんですが、笑

高校生で現場のリアルなマーケティングを学べるのは

羨ましいですね!

全国の学校関係者の方、

出張授業のオファーお待ちしております^ ^

小川