2024年は動画マーケティングが市場を制する
- 2024.03.21
- マーケティング
こんばんは、小川です。
2024年には5000億円を達する市場で
勢いが止まらない動画広告市場。
動画マーケティングは
いま、マーケティング界で
もっとも盛り上がりを見せている
市場と言っても
過言ではないでしょう。
その中でも特に
絶大な人気を誇っているのが
縦長のショート動画。
気がついたら
ついつい見入ってしまう
経験がある方も
多いのではないでしょうか。
TikTokをはじめ、
YouTube Shortsや
Instagram「リール」など、
各プラットフォームが
こぞって参入し、
短い動画コンテンツの影響力が
増してきていますね。
ショート動画は
グローバル規模でも
大躍進しています。
ショート動画発の
ヒット商品が続々と誕生するなど
一般のユーザーだけでなく、
企業のマーケティング担当者からも
注目を集めています。
今、どうしてショート動画のニーズが
高まっているのでしょうか。
今回はその理由を
分析していきましょう!
ショート動画の人気の理由
一体なぜこんなにも
ショートが普及するように
なったのでしょうか。
その理由を
ユーザー目線と投稿者目線で
見ていってみましょう!
ユーザー目線でのメリット
①退屈しにくい
ショート動画の特徴として
動画の尺が15秒〜60秒と
短いので、
集中力が途切れずに
飽きることなく
視聴することができます。
また、自分の興味関心がある動画が
次々とおすすめで出てくるので
退屈せずに観ることができます。
②スキマ時間に見れる
1分以内で完結するので、
通勤・通学中や休憩時間などの
ちょっとした空き時間に
気軽に見ることができます。
頭を使わずにサクッと見ることができ
また、中途半端なところで
途切れてしまうという心配が少ないので
視聴のハードルが低いですよね。
③縦型の動画で視聴できる
以前までは、
動画の視聴と言えば
テレビやパソコンに合わせ
「横長の画面」で見るのが
主流でした。
しかし今は
スマートフォンの普及により
パソコンやテレビを
持っていない人も増えました。
スマホしか持っていない層に
片手で持ったまま視聴できる
縦型動画は、相性が
ピッタリといえるでしょう。
④無心で見ることができる
おすすめの動画が
機械学習によって
自動で表示される仕組みも、
流行を後押ししていると考えられます。
従来では、
自分が見たい動画を見るために
自ら「検索」したり
「チャンネル登録」などの
行動する必要がありました。
しかし最近のショート動画では
AIによるリコメンド機能が発達し、
視聴履歴などユーザーの
趣向に合わせた動画が、
自ら探さなくても
次々に視聴できるようになりました。
わざわざ選択する手間をなくし
さらに、気に入らなかった場合でも
スワイプするだけで簡単に
どんどん次の動画に行けるので、
ストレスがなく
中毒性があるといえそうです。
投稿者目線でのメリット
①気軽にコンテンツ配信できる
短い動画のため、
投稿者側も
気軽に動画の投稿を
行うことができます。
また、スマホのみで
撮影・編集・投稿まで
完結することができるので
新規参入のハードルが
低くなっています。
②他の動画SNSと横断的に活用ができる
投稿したショート動画を転用して
他の動画SNSで使うことが
可能です。
これにより、
既存の視聴者やフォロワーに加えて
新たな視聴者層獲得の
可能性が広がりますね。
③収益が稼げる
2023年2月より
ショート動画の収益化が
始まりました。
ショート動画の広告だけでなく
ショート動画自体の収益化が
可能となった今、
より注目を集めています。
④潜在層にリーチできる
2022年に20代〜40代男女2,972名を対象に
行ったアンケートでは
TikTok視聴者の65.7%、
Instagramリール視聴者の61.1%が
ショート動画をきっかけに
欲しい商品や行ってみたい場所、
試してみたいサービスなどを
見つけたことがあると回答。
まだ商品やサービスの存在自体を
知らない潜在層に向けて
アプローチすることができ
まだ商品やサービスの存在自体を
知らない潜在層に向けて
アプローチすることができ
投稿者側にとっても
絶好のPRの場となります。
見る側と作る側、
両方にとっての手軽さが
ショート動画の人気の
秘訣と言えるでしょう。
各SNSショート動画の特徴
ショート動画戦国時代とも
言われている今、
ショート動画を投稿できる
プラットフォームとしては
「TikTok」
「Instagram」
「YouTube」
「LINE VOOM」
の4つが代表的です。
どれも聞き馴染みがあるもの
ばかりですね。
では、それぞれのプラットフォームには
どんな特徴があるのでしょうか?
Tiktok
ショート動画ブームの
火付け役となったのが
Tiktokと言われており
サービス開始以降、
瞬く間に世界中に広がって
いきました。
Tiktokユーザーは
10代〜20代前半と
他のSNSと比べて
ユーザー層が低いため
トレンドやバズが
生み出されやすいのが
特徴です。
若年層の利用が多いため
動画のジャンルは
ダンス動画や面白い動画
などが中心です。
また、独自のアルゴリズムを
持っているため
フォロワーがいなくても
コンテンツがよければ
バズる可能性があり、
一気に拡散されることも
期待できます。
Instagram「リール」
2020年8月、アメリカで
トランプ大統領による
TikTok禁止の大統領令が
出された直後に
Instagramが実装したのが
「リール」機能です。
Instagramは幅広い年齢層の
ユーザーが利用しており、
Instagramならではの
おしゃれな動画や
家事やDIY、ペットや
普段の生活の動画など
さまざまなジャンルの
動画が投稿されているのが
特徴です。
また、ショッピング機能があり
ECサイトと連携させる
こともできるので
ビジネスとの親和性も
高いです。
YouTubeショート
2021年に日本でも
YouTubeShortsという
YouTubeのショート動画専用
機能が運用開始しました。
ゲーム系動画やお笑い系動画が
視聴される傾向にあり
TikTokのようなダンス系動画は
あまり視聴されないのが
特徴です。
本来は長尺の動画が投稿できる
プラットフォームのため、
あくまでも長尺動画への「導入」
としてYouTubeショートを
運用する人も多くいます。
LINE VOOM
LINE VOOMは、LINEが2021年に
従来のタイムラインに代わって
追加された動画投稿機能です。
他のプラットフォームより
後発でありますが、
LINE公式アカウントから
ショート動画で情報発信でき
企業や店舗で効果を
上げています。
ビジネスで活用する際の3つのポイント
ショート動画をマーケティングに組み込むことで
視聴者層を広げたり
認知拡大する効果が期待できます。
実際にビジネスでショート動画を
活用する際に重要な3つのポイントを
お伝えしていきますね。
①堅すぎるコンテンツにしない
マーケティング施策として
コンテンツを制作しようとすると
どうしてもかしこまったコンテンツを
作ってしまいがちです。
ですが、ショート動画に
ユーザーが求めているのは
片手間で楽しめるエンタメ感や
ササっと情報をキャッチできる
お手軽感なので、
宣伝色などはできるだけ抑えて
自然体でユーザーが楽しめる動画作りを
心がけましょう。
②冒頭のインパクトにこだわる
ショート動画の特性上、
興味がないと思われた動画は
容赦なくスキップされます。
目に留めてもらうため、
最初の3秒で
ユーザーの心を掴む
コンテンツを
どうにか作りましょう。
冒頭で動画の重要ポイントを
お伝えしたり、
「自分ごと化」
してもらえる
アピールが必要になりますね。
③速めのテンポにする
ショート動画を視聴しているユーザーは
無意識のうちにストレスのないテンポ感を
重視しています。
スキマ時間にショート動画を視聴
しているユーザーは、
少ない時間でより多くの
面白い動画を見たいと
思っているので
テンポが遅くユーザーを
惹きつけられない内容の動画は
最後まで見てもらいにくいです。
基本的には速いテンポの動画が
再生されやすいようなので、
テンポ感の良い
リズミカルな動画に
することがコツです!
まとめ
文章や動画など
さまざまな選択肢が増える中、
ショート動画市場は
今後ますます成長が見込まれます。
ショート動画は視聴者の関心を
惹きつけるための
効果的な手段であり、
チャンネルへ促す入口としても
有効です。
各プラットフォームが提供する
独自のショート動画の特性を理解し、
マーケティング戦略の一環として
積極的にショート動画の活用を
検討してみてはいかがでしょうか。
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小川