動画マーケティングとは?YouTube・TikTokの活用方法
- 2024.10.10
- マーケティング

こんばんは、小川です。
みなさんは見る方ではなく発信者として
動画を利用していますか?
動画市場は年々拡大していて
個人のエンターテイメントだけでなく
企業のマーケティング活動にも
利用されることが増えてきました。
新しく取り組むときには
「動画ってコンテンツの用意が大変では?」
「他のマーケティングと違う特殊な点はある?」
など疑問に思われることもあるでしょう。
そこで今回は
動画マーケティングとは何か
動画コンテンツをどう活用すればいいのか
について解説します。
動画マーケティングとは

動画マーケティングとは
動画コンテンツを使用した
マーケティング手法のことです。
動画は短時間で
たくさんの情報を
ユーザーに与えることができます。
たった1分間の動画で
Webページ3600ページ分もの
情報量を伝えられるとも言われているんです。
3600ページを読むとなると…
一体どれだけの時間がかかることでしょう!
自社サービスを短時間で
それだけの情報量で紹介できるなら
企業のマーケティング手法として
注目されるのも納得ですね。
動画コンテンツは
視覚的なインパクトやナレーションを入れることで
自社サービスのUSPなどを
端的に分かりやすく伝えられます。
企業が動画マーケティングを行うときは
一般的なYouTuberのように広告収入を
狙っているのではありません。
サービスの認知拡大、ブランディング、集客など
動画コンテンツの先にある
自社サイトでのコンバージョンを
目標としているケースが多いです。
動画コンテンツだからと特別なのではなく
従来のマーケティングと目的は同じですね。
動画マーケティング市場はなぜ伸びているのか

動画広告市場の規模は
今後も拡大すると見られていて
2027年には1兆円の規模になる
という試算もあります。
なぜ動画マーケティングは
そんなに伸びているのか?
さきほどもお伝えした通り
動画で伝えられる情報が多いという利便性も
ありますし
広告の市場がマス向けのテレビから
Webに移っていることも原因のひとつです。
広告でも企業アカウントでも
動画コンテンツは
YouTube以外にSNSでも配信できますよね。
SNSの利用がユーザーに浸透していることも
動画マーケティング市場の拡大に
影響しています。
利用者の増加という点に加え
通信速度の高速化・大容量化を実現した
5G技術の普及も
この市場の後押しになっています。
どれだけ動画を配信しても
重くて再生しづらければ
ユーザーは見てくれないので
技術面での後押しもあるということですね!
またこうした動画は
テレビCMと違って
スマホで撮影した動画でもOKなので
制作費を安価に抑えることができる点も
動画配信する企業が増える要因となっています。
(もちろんお金をかけて作り込んでいる
立派な動画もありますが)
ユーザーの視点で見ても
配信する企業の視点で見ても
動画マーケティングというのは
身近で利便性が高いものということですね。
動画コンテンツの活用方法

具体的に動画コンテンツをどう活用するのか
YouTubeとTikTokを例にして解説します。
どの媒体を選ぶ場合でも
マーケティングの基本として
目的やユーザー像を明確にしたうえで
動画を制作しましょう。
アカウントで配信する動画だけでなく
動画広告でも同じです。
ターゲットとなるユーザーに
どんなメッセージを伝えて
どんな価値を提供するのか。
どうニーズに応えていくのか。
そうした目標の明確化は
成功の基盤となります。
YouTubeの活用方法
YouTubeの魅力は視聴者数の多さ。
数ある動画サイトの中でも
圧倒的なアクティブユーザー数を誇ります。
ビジネスアカウントの
情報発信が多いことも特徴のひとつ。
一般的なYouTuberは
YouTubeでの収益化を目指しますが
企業アカウントのYouTubeの目的は
YouTube自体での収益化だけではありません。
ブランディングや
認知拡大による自社サイトへの集客や
商品販売などを目的としています。
YouTubeの活用方法を
詳しく見ていきましょう。
自社サイトへのコンテンツの埋め込み
YouTubeは自社サイトなどに埋め込みやすい
仕組みになっているのも魅力です。
自社サーバーの容量を気にせず
手軽に自社サイトにコンテンツとして
追加することもできます。
SEO対策として機能させる
YouTubeの動画は
YouTube内の検索だけでなく
Googleで検索されたときにも
表示されます。
基本的なSEO対策と同じで
対策キーワードを選定して
コンテンツを作り
タイトルや説明文などのメタタグに
対策キーワードを盛り込みます。
SEO対策を施してGoogleにも表示されれば
より多くのアクセスも見込めますよ!
ユーザーとのコミュニケーションを強化
動画コンテンツに書き込まれた
ユーザーからのコメントには
返信するなどして
ユーザーとコミュニケーションを
図りましょう。
SNSへのシェアなども
ユーザーとのコミュニケーション強化に
役立ちますよ。
YouTubeアナリティクスで分析・改善
YouTubeには分析ツールがあり
視聴者の年齢や性別、
視聴回数や平均視聴時間、
さらにはどこからの流入かなどの
データを得られます。
そうしたデータをもとに
動画コンテンツを最適化していきます。
投稿したら終わり、ではなく
動画コンテンツでも
PDCAを回していきましょう!
YouTubeでのアカウント運営に
即効性は期待せずに
中長期での運用計画が必要です。
分析・改善をはかりながら
いろんなアプローチを
試していきましょう。
YouTubeショートが3分に変更
2024年10月15日より
今まで60秒しか
アップロードできなかった
YouTubeショートが
従来の3倍、3分の動画の
アップロードが可能になります!
ストーリー性がより高い
ショート動画の配信が
可能になりますね。
(参照:YouTubeヘルプ「3 分間の YouTube ショートについて」)
TikTokの活用方法
TikTokは短尺動画を
投稿・閲覧できるサービスです。
ユーザー層は10〜20代の若年層が多く
若者を中心としたアプローチが可能。
TikTokのおすすめ機能は
YouTubeと違い
ユーザーの検索、動画視聴に基づいて
各ユーザーの嗜好に合った動画を
表示します。
そのため無名のアカウントでも
不利にならないのがメリット!
(ちなみにYouTubeは
総再生時間やユーザーの評価など
信頼されたアカウントの動画が
おすすめにあがりやすいアルゴリズムです)
ユーザーの嗜好をとらえた
おすすめ機能であるため
ユーザーの満足度が高く
視聴してもらえる
可能性が高まります。
特徴のあるユーザー層とアルゴリズムを
備えたTikTokの活用方法を
詳しく見ていきましょう。
低予算でも運用可能
TikTokは
スマホで撮影して
スマホ用のアプリで編集した動画を投稿でき
また動画の尺も短いため
低予算でも動画を制作して
運用していくことが
可能です。
海外ユーザーにもリーチ可能
TikTokは海外ユーザーも多いため
海外ユーザーへのリーチにも有利です。
自動翻訳機能もあり
ショート動画という特徴からも
他の媒体より言語の壁が低いといえます。
海外展開を考えている企業は
ぜひ試してみてください。
無名アカウントでも不利にならない
TikTokは動画の品質を評価する
アルゴリズムを適用しているため
無名アカウントでも
動画のクオリティが高ければ
表示されるメリットがあります。
しかもフォロワーではない
ユーザーのおすすめに
表示されるため
新規フォロワーの獲得にも
有利な仕組みとなっています。
インフルエンサーの起用
TikToker(ティックトッカー)と
呼ばれるインフルエンサーは
膨大な数のフォロワーを抱えています。
そうしたインフルエンサーに
商品のPRを依頼することで
商品の認知拡大につながります。
ただしインフルエンサーごとに個性があり
抱えているフォロワー層も
異なってくるので
自社ターゲットとして
最適かどうかのリサーチを
必ず行いましょう!
まとめ

今回は動画マーケティングと
その活用方法について紹介しました。
動画コンテンツを制作する手間はかかりますが
短時間でたくさんの情報を伝達できますし
利用しているユーザー数を考えると
取り組んでおきたいマーケティング手法ですよね。
動画マーケティングと言っても特別なことではなく
目標の設定やターゲティング、PDCAといった
マーケティング施策の基本は必要です!
運用計画をしっかり立てて
動画コンテンツを活用していってくださいね。
BMPでは
マーケティングの基本を学べる
カリキュラムを提供しています。
どんな施策を考えるにも必要となる
マーケティングの基本を学んで頂けます。
興味のある方は
ぜひお声がけくださいね。
PS.
初回の講義登壇から夏合宿を含め、約半年間に及んだ
モンテディオ山形U-23マーケティング部。
先週末は、その集大成として学生がプロデュースした試合を
スタジアムまで観戦しに行ってきました。

https://www.montedioyamagata.jp/campaign/lp/u23produceday2024
結果としては、目標だった来場者数10,000人以上を達成。(11,156人)
試合も2-0で勝利し、チームは5連勝。
最高の結果で終えることができました。

試合後にはそのままスタジアムで
修了セレモニーを開催。
約50名の学生1人1人が、
自分の思いを語る機会があったのですが、
感極まって泣き出す子も多く、
つられて自分も泣いてしまった。。。
メンターとして関わったチームの子たちから
メッセージをもらってさらに感動。
この企画に関わって本当によかったなと心から思いました。

モンテディオ山形の運営の方々が本気で参加者の成長に
コミットしていないと絶対成立しない、
素晴らしいプログラムです。
若いうちに本気で学び、経験させてくれる機会って、本当に貴重だと思う。
第3期の募集もスタートしたので、
現在学生の方で少しでも興味を持った人は
絶対参加した方がいいですよ!
・詳細はこちら
小川
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