ペルソナとは?Webマーケティングにおけるペルソナの重要性

ペルソナとは?Webマーケティングにおけるペルソナの重要性

こんばんは、小川です。

皆さんは仕事の中で
ペルソナを設定していますか?

なぜペルソナが必要なのか?
疑問を持っている方もいるかもしれません。

また
「ターゲット」と区別されていない場合も
よくありますよね。

そこで今回は
Webマーケティングにおいて
なぜペルソナが重要なのか
またその作成方法を紹介します!

ペルソナとは

ペルソナとは簡単にいうと
自社のターゲットの中から
より具体的に設定した人物像のことです。

「ターゲット」といえば例えば
「20代女性」などと設定します。

ところがこれだと
どんなライフステージにあって
どんな仕事をしていて…
というのが明確ではありません。

これを具体的に
何歳か、どこに住んでいるか、
勤め先はどこでどんな仕事をしているか、
年収、家族構成、趣味…など
実在する1人の人間のように
設定していくのがペルソナです。

つまりターゲットは集団、
ペルソナは1人の人間という
大きな違いがあります。

なぜペルソナは重要なのか

なぜそこまで具体的な設定をする
ペルソナが必要なのか?
疑問に思われることでしょう。

ペルソナ設定の主な役割には
以下の3つがあります。

・訴求を明確にできる
・複数の担当者のイメージを統一できる
・ユーザーニーズに沿った施策を打てる

ひとつずつ見ていきましょう!

訴求を明確にできる

ペルソナが1人の人物像なので
訴求の対象が狭くなるのでは?
と心配になるかもしれませんが
そんなことはありません。

そもそもターゲットだと
幅が広いですよね。

同じ20代の女性だとしても

家庭があるのかどうか
仕事はどうしているのか

これらの状況によって
それぞれユーザーの求めるものが
変わってきます。

となれば同じ訴求で
商品購入に結びつけるのは
難しくなるので
誰にでも当てはまるような
ふわっとした訴求になりがちです。

一方でペルソナが設定されていれば
1人の人物像のニーズに沿うことができ
訴求が明確になります。

これにより商品購入のメリットが具体化され
ユーザーにより刺さる訴求が可能になるのです。

複数の担当者のイメージを統一できる

ペルソナを使うのは
マーケターだけではありません。

仕事では開発、マーケティング、販売など
色々な部署の担当者が関わりますよね。

その際にペルソナがあることで
担当者間でズレを起こすことなく
顧客イメージを共有可能になります。

顧客像を統一することで
各部門での勘違いや方向性のブレを防げるので
業務を円滑に進められるようになりますよ。

マーケティングの精度が上がる

ペルソナを設定することで
ユーザーニーズや行動パターンを
明確にイメージできるので
例えば広告媒体の選択においても
スムーズに決定できるようになります。

担当者間でイメージを共有できているので
全く違う意見が出てきて話がまとまらない…
という事態も防げますね。

ペルソナ設定自体には
手間や時間がかかってしまいますが
訴求を明確にできたり
業務を効率化できたりと
結果的にコスト削減にもつながるでしょう。

ペルソナ設定方法

ペルソナの重要性がわかったところで
ペルソナの設定方法を見てみましょう。

①データ収集
②ペルソナ構築
③運用、改善

手順をこの3つとして解説していきますね!

データ収集

既存顧客の情報や顧客アンケートを通して
定量・定性データを収集します。

ペルソナ設定には
「どんな状況、どんな心理状態で
どんな意思決定があり商品購入に至るのか」
というストーリーが必要です。

なのですでに購入している顧客の意見は
自社にとって最良のモデルケースになります。

また一方で
購入に至らなかった人の意見も
収集できるようであればしておきましょう。

購入に至った顧客とは違った
ニーズの掘り起こしができ、
なぜ購入に至らなかったのかを
分析することで
不足していた部分の補填が
できるようになります。

またGA4などのアクセス解析ツールで
自社サイトに訪れるユーザー情報から
属性や何に興味があるのかなどの
データも得られます。

ペルソナ構築

ペルソナの設計には以下の要素を
含めましょう。

・名前
・年齢
・職業
・収入
・趣味
・ライフスタイル
・課題
・価値観 など

「こんな人いるよね」と思えるような
リアリティのある人物像の完成を目指します。

作成したペルソナは
顧客と対面する営業職に見てもらったり
どの程度当てはまる顧客がいるのかを
アンケート結果などと照らし合わせて
検証します。

運用、改善

ペルソナを完成させて運用スタート!
となりますが
作った設定に固執せず
定期的に改善しましょう。

というのも社会情勢などによっても
ユーザーの動向は変化していくからです。

ペルソナ完成当初と
状況が変化していくのは必然です。

ペルソナは定期的に見直し
ブラッシュアップしていくように
しましょう!

ペルソナ設定する際の注意点

ペルソナ設定を行う際の注意点として
主に以下の3つがあります。

・主観や思い込みで作成しない
・必要な情報に絞る
・数を作りすぎない

ひとつずつ見ていきましょう!

主観や思い込みで作成しない

主観や思い込みによらず
データに基づいて作成しましょう。

別部署へのヒアリング、
顧客アンケートやインタビュー、
解析ツールから取得したデータなど
現実のユーザーの行動に即した
ペルソナ設定を行います。

これによって
企業にとって都合のいいペルソナを
作成してしまうことも防げます。

なぜこの設定にしたのか
根拠をもって説明できる設定に
しておきましょう。

必要な情報に絞る

1人の人物像を作り上げるわけですから
いくらでも細かい設定を作り上げられますが
人物像が複雑化すると使いづらくなります。

実際の顧客像から
離れてしまう危険性もありますし
改善の際の工数も増えてしまいます。

マーケティング施策に必要な情報に絞って
設定していきましょう。

数を作りすぎない

訴求によってペルソナを変える必要があるため
ひとつのサービスに対して
複数のペルソナを設定することがありますが
むやみやたらに増やさないようにしましょう。

単純に管理が大変ですし
作りすぎることで似た特徴を持つ
ペルソナを生み出してしまうこともあります。

優先順位をつけ、
重要な顧客層から3名程度までに絞って
ペルソナを作成するようにしましょう。

ペルソナ設定の注意点については
こちらの記事にもまとめています。
ぜひ読んでみてください!
https://break-marketing-program.jp/blog/2022/09/05/personamistake/

まとめ

今回はペルソナの役割や
設定方法についてご紹介しました。

ペルソナを活用することで
Webマーケティングの成果を最大化できます!

ぜひあなたの仕事にも取り入れて
成果を最大化してみてくださいね。

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