独学は可能?未経験者がWeb広告運用で躓かないための初心者ガイド

独学は可能?未経験者がWeb広告運用で躓かないための初心者ガイド

デジタル化が進んだ現在、企業にとってはWebマーケティングのスキルは必要不可欠です。
中でもWeb広告は、うまく活用すれば企業の売上に大きく貢献できる画期的なツールです。

しかしその反面、Web広告は種類も多くツールも煩雑。独学では習得に時間がかかったり、
そもそも途中で挫折してしまったりすることも珍しくありません。

そこでこの記事では、Web広告スキルを身に着けるための方法を説明します。

独学でWeb広告運用のスキル習得を目指す方や、未経験で社内のWeb広告運用を任された方は、
是非参考にしてください。

目次

独学で広告運用を身に着けるのは難しい?
現実とよくある失敗事例

そもそも、独学で広告運用のスキルを身に着けることは可能なのでしょうか。
その答えは、「可能ではあるものの、かなり難しい」というのが正直なところです。

しかしポイントを押さえれば、絶対に無理なわけではありません。前提として、まずは独学が難しい理由と、よくある失敗事例を説明します。

独学での広告運用が難しい理由

独学での広告運用が難しい理由は多岐に渡りますが、必要なスキルの観点から大きく2つに分けることができます。①媒体の知識・スキルと②Webマーケティングの知識・スキルです。

媒体の知識・スキルに関する理由

・様々な広告媒体があり、知識がないとツールの選択が難しい

・媒体ごとの用語や操作方法の違いがあり、慣れが必要

・頻繁にアップデートされるため、過去の情報が使えないことも多い

Webマーケティングのスキルに関する理由

・ターゲットや目標などを設定する必要がある

・商品の良さを言語化するのが難しい

・分析の仕方や課題に合った改善の仕方が分からない

よくある失敗事例

次に、独学で広告運用を行った際のよくある失敗事例をお伝えします。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも同じ経験があるかもしれませんね。

勉強に関する失敗事例

・膨大な量の情報から必要な情報を取捨選択できない

・わからない用語が多く、調べても意味が分からない

・調べても分からない時に、解決する方法がない

実践に関する失敗事例

・とりあえずやってみたものの、成果に繋がらない

・出稿した後、放置してしまう

・できるようになってから始めようとして、いつまでも始められない

独学が難しい理由と、よくある失敗事例を確認したところで、ここからWeb広告運用スキルを
身に着ける方法を説明していきます。

Web広告の基礎

Web広告運用スキルを身に着けるために最も重要なことは、実践することです。

しかし、何も準備なしで実践してもうまくいかないのは、先の失敗事例の通りです。

実践に入る前に、まずはWeb広告がどんなものなのかを整理しておきましょう。

<この章のまとめ>
・Web広告とは
・Web広告を使う目的
・Web広告の種類

Web広告とは

Web広告とは、Web上で掲載される広告の総称です。

Googleなどの検索エンジン上で掲載されるもののほか、SNS上で掲載されるもの、
YouTubeなどの動画の間に表示されるCMなど様々な媒体があります。

広告費を支払って掲載されますが、広告の種類などにより課金方式も異なります。

Web広告を使う目的

広告というと、主に認知度を広げるために使うイメージが多いと思います。

しかしそれだけではなく、Web広告では商品購入や資料請求などを促して、
具体的に成果を上げることが目的となります。

特に検索エンジン上に掲載する広告は、その商品に興味がある人に向けて発信します。
そのため、こうした広告は成果に直結するのです。

Web広告の種類

Web広告には、媒体によってたくさんの種類があります。いくつか例として挙げておきます。

検索エンジンの広告

広告の種類 課金方式 特徴
リスティング広告 クリックごとに課金 ユーザーが検索した際の、キーワードに連動して表示。
CV率が高い。
ディスプレイ広告 エンゲージメントや表示回数で課金 広告配信ネットワークに広告を出すことで、
複数のWebサイトで配信できる広告。バナー形式。
潜在層へのアプローチに適している。
動画広告 視聴されるごとに課金 YouTubeなどで配信される。文字や画像だけの広告よりも詳細な情報を伝えやすい。
動画作成の費用がかさみやすいのが注意点。

SNSの広告

媒体の種類 メリット デメリット
Facebook 詳細なターゲティング Facebookユーザー限定
Instagram 女性向け・ビジュアル重視の商材に効果的 刺さらない広告は飛ばされやすい
LINE 様々な配信方法が選択可能 拡散力は低い
X(旧Twitter) 拡散力の高さ 拡散されると消せない
TikTok 短時間動画なので見てもらいやすい 広告費が高額

Web広告運用する上で知っておくべきこと

Web広告の基本について学んだところで、次にWeb広告の運用面で知っておくべきことをお伝えします。この章の内容は以下の通りです。

<この章の内容>
・目標の設定
・出稿したWeb広告の分析
・Web広告運用関連の無料ツール紹介

目標の設定

まずは広告の目標を設定しましょう。目標達成までの道のりの中で、優先順位をつけていく作業でもあるため、とても重要です。ここでは、KGIとKPIについて簡単に説明します。

KGI(Key Goal Indicator)

最終的な目標のことをKGIと呼びます。広告によって何を達成したいのかを考えましょう。
売上目標に対する商品の単価などを踏まえて、KGIを設定しましょう。

KPI(Key Performance Indicator)

途中経過の目標のことをKPIと呼びます。KGIを達成するために、何をどのくらいやればいいのかを考えます。KGIから逆算して考えましょう。

注意点として、数値で測定できる目標にすること、達成可能な目標にすることを意識しましょう。

目的 KGI KPI
Webからの売上を上げたい
目標売上〇〇万円
LPからの購入 ・広告のクリック数
・PV数
潜在層の認知度を上げたい ブランド認知度 ・SNSのフォロー数
・投稿件数

出稿したWeb広告の分析

Web広告は、出稿して終わりではありません。むしろ出してからがスタートです。
定期的にCV(広告の成果)の達成状況を確認しながら、改善を図っていきましょう。

広告の内容そのものがよくない可能性もありますが、広告文やターゲットにミスマッチがある場合もあります。運用ツールを用いて課題を分析し、課題に合った施策を行いましょう。

Web広告運用関連の無料ツール紹介

Web広告の分析を行う時に使用するツールを一例として掲載します。同様のツールは様々あるので自分で使いやすいと思うものを見つけて使ってみましょう。

Google広告

Googleに広告を出稿するためのツールです。商品ごとに広告を作成し、訴求する内容やターゲットなどに応じて表示する内容を変えることもできます。広告費の設定もこのツールの中で行います。

Google 広告 – 新規顧客の獲得、売上増加に活きるデジタル広告

Google Analytics(GA4)

Googleによる分析ツールです。Webサイトへの流入経路や、どのページを閲覧したかなど、サイトに訪れたユーザーの行動を分析できるツールです。レポート機能により、グラフで可視化することができます。

Google Analytics  |  Google for Developers

ヒートマップ

ヒートマップツールは、色彩の変化でサイト内のユーザー行動がわかるツールです。ページ内の熟読率の高い/低い部分や、ユーザーがページを離脱した部分などが可視化されます。広告LPの分析に有用です。

【無料】ミエルカヒートマップでコンバージョン最大化

Web広告を出す商品について考える

ここまでWeb広告について説明してきましたが、広告出稿に当たっては商品そのものについても、しっかり考え抜く必要があります。
この章ではWeb広告を出稿する際の自社の商品についての考え方を説明します。

<この章の内容>
・商品の良さや売りを言葉にする
・ユーザー視点で訴求を考える
・広告予算を決める

商品の良さや売りを言葉にする

広告を出すに当たって、まずは商品の良さや売りを明確にしましょう。
顧客の悩みに対して商品の強みを訴求することが、広告では重要だからです。

また、競合製品との違いは重要です。自社の商品ならではの特徴は大きな強みになります。

自社商品だけでなく、競合他社の商品も入念にリサーチしておきましょう。

例)
特許技術が用いられている、他商品にはない成分で効果が〇倍違う、マンツーマンコーチング
                                        …etc

ユーザー視点で訴求を考える

同じ商品でも、商品を使う人によって求めることは違います。
ターゲットとなる顧客が、何を求めてその商品を購入するのかを想像しましょう。

Web広告では複数の広告を切り口を変えて出すことができます。
そのため、ターゲットに応じて広告を考えることが重要となります。

例)同じ商品でもターゲットによって訴求が異なる。

商品例 ターゲット① ターゲット②
美白化粧品 ニキビが気になる20代 小じわが気になる40代
ボクシングジム プロを目指す20代男性 運動を始めたい30代女性

広告予算を決める

広告にはお金がかかります。当然、広告にかけるお金が利益を上回ってしまうと赤字になります。
そのため、どれだけ広告にお金をかけられるのかを予め決めておく必要があります。

1件のCVにかかる費用をCPAと呼びます。年間の顧客単価に粗利率をかけたものを、限界CPA
と呼びます。これが広告費がかけられる上限です。

広告費を決める際には、このうちどのくらいまで広告費をかけるか、を計算しましょう。
あとは、目標とするCV件数によって広告予算が決まります。

 

 例)限界CPA:5000円で広告費をそのうち30%に収めたい

  →目標CPA:1500円(1件CVを獲得するのに1500円をかける、という意味)

  →目標CVが100件であれば、1500×100=150000円がかけられる広告予算。

 

学習の進め方

ここまで、Web広告運用を始めるまでに必要な準備について説明してきました。

ここで簡単に学習の進め方について触れておきます。

<この章の内容>
・Web広告の基本を押さえる
・広告を出稿してみる
・分析と改善を図る

Web広告の基本を押さえる

初心者向けに情報がまとまった記事などを見てWeb広告の基本を押さえましょう。YouTubeなどのわかりやすい動画で学ぶのも最初はオススメです。

【初心者向け】Web広告の基礎用語/30分で徹底解説します【事例解説つき】

【保存版】WEB広告運用の基本を学ぶ!初心者向け完全ガイド

注意点として、最初からたくさんの本などに触れるのは避けましょう。あまりに膨大な量の情報を前に、何から始めればいいか分からなくなってしまうためです。

Point1:
躓きポイント:多くの情報に触れようとして重要なことがわからなくなる。

改善策:知識をしっかりつける、というよりもカンタンに基本を把握する、という意識が重要。
    基本用語を知ることと、自分が何がやりたいのかを明確にできればまずは問題なし。

広告を出稿してみる

キホンがつかめたら出稿に挑戦してみましょう。広告運用は習うより慣れろです。

出稿するまでに、ツールの操作方法など、わからないところがたくさん出てくるはずです。

情報を集めながら操作に慣れることで、知識もついていきます。
ただし、変化の早いWeb業界では情報はどんどん更新されるので注意しましょう。

Point2:
躓きポイント:
操作が難しく、わからないために出稿に踏み出せない。

改善策:分からないところを都度調べながらやってみることが重要。
    また様々な媒体に触れるのではなく、まずは1つの媒体で試してみるようにしましょう。

分析と改善を図る

分析ツールを使って、広告の分析を行いましょう。分析を行う事で見えてきた課題に対し、施策を打っていきます。課題はさまざまな部分に隠れています。

広告内容ひとつとっても、情報の順番や訴求するポイント、言葉選びなど改善できる点はたくさんあります。また、広告を表示するターゲットとどれだけマッチングできているかもポイントです。

分析ツールも、調べて使いながら操作に慣れていきましょう。ここで行う分析は、広告運用をしていく中でとても重要な役割を持っています。

最初は分析結果が何を意味するのか分からないと思います。でも、ここはじっくり時間をかけて、考えるようにしましょう。それが分析力を培うには一番必要なことです。

Point3:
躓きポイント:分析結果が何を意味するのかが分からない、改善内容が思いつかない。

改善策:俯瞰した目線で改善できる部分を探すことが重要。また、複数のデータを比較すると、
    それぞれの課題となっている部分が明確になりやすいです。

それでも難しいと感じたら…スクール受講がオススメ

ここまで、独学でWeb広告運用を行っていく方法について説明してきました。もしかすると、独学では難しいかも…と思った方も多いかもしれません。

その通り、最初にも書いた通り、独学でWeb広告運用を学ぶのは非常に難しいものがあります。

そうはいっても、広告運用を外注するのはコストも悩みどころ。特に、これから広告運用を始める会社なら、出来ることなら社内で広告運用できる人を育てたいとお考えでしょう。

そんな会社には、社員のスクール受講をオススメします。最後にその理由を説明します。

スクール受講がオススメな理由

社員のスクール受講がオススメな理由は、外注に比べて以下のようなメリットがあるからです。

外注に比べて安価

スクール受講にかかる費用は決して安いものではありません。
しかし、Web広告運用は状況を見ながら継続的に行うため、費用がかかり続けます。

長期的に見れば社員のスクール受講費用は外注費用に比べれば安価であるといえるのです。

会社の資産になる

社員がスクールを受講してWebマーケティングスキルを身につければ、社員のスキルになります。

会社の資産にもなるため、スクール受講費用は投資として考えることができます。

不明点を都度確認できる

独学でのWeb広告運用は大変であることはお伝えした通りです。スクールでは、不明点を講師に都度確認できるので、つまずくことなくスキルを身に着けることが出来ます。

Break Marketing Program(BMP)法人向け講座ご紹介

Break Marketing Program (BMP) は、企業が抱える「研修費用が高額でなかなか踏み切れない」「研修を受けても実務で使えない」といった課題を解決するために設計された法人向けWebマーケティング研修です。

BMPでは、Web広告運用を含む実務スキルを、実質負担額99,960円(助成金適用後)で、
基礎から応用まで学べる全5コース構成のカリキュラムを通じて提供します。
独学で躓きやすい「分析と改善」の部分も、プロの指導のもとで自社案件を扱いながら習得できるため、
最短で現場で活躍できる人材へとスキルアップを実現することが可能です。

BMP法人向け講座の特徴

数あるWebマーケティング講座の中で、BMPの法人向け講座の特徴をご説明します。企業導入実績も多数ありご好評いただいております。

企業導入実績:
・Village/VANGUARD様
・EQクリエイト様
・LIFE YELL様
・Hokuchiku様
・ZENSHIN様
など多数

他者講座との比較:
右記の通り

Web広告運用を含む全5コース構成

Web広告運用だけでなく、SEO、コンテンツマーケティング、戦略構築といったWeb集客全般を網羅したカリキュラムを体系的に学べます。

日常業務と並行して受講可能

BMPの講座は全てオンライン上で受講できるので、隙間時間を使って受講可能です。

週に11時間以上確保して頂ければ受講できます。

アフターフォローもバッチリ

スクールによっては、卒業後にはテキストが閲覧できなくなる場合もあります。

BMPの講座では、卒業後もいつでもテキストを閲覧することができるので安心。

また、講師も随時質問に応じておりアフターフォローも万全です。

実案件持ち込み可能

BMPでは、実践的な課題をこなしながらスキルを身につけることが出来ます。

課題は自分で選ぶことができ、自社の案件をそのまま取り扱うことも可能です。

詳しくは以下から確認できます。