行動が変わる瞬間をつかむ。マーケ脳で見る“心理と施策”の関係

行動が変わる瞬間をつかむ。マーケ脳で見る“心理と施策”の関係

どうも!小川です。

売り上げを伸ばしたいと思ったとき
まずは広告を工夫したり、記事を増やしたり…
といった努力をされる方が多いと思います。

もちろんそれも大切なんですが、
思ったように成果につながらない…
ということもよくありますよね。

実はその原因は「表面的な工夫」ではなく、
“人が動く瞬間”を
見落としていることにあるかもしれません。

人が行動を起こすときには
必ずちょっとした心理の変化があります。

その変化をどうつかむかが
成果を大きく左右するんです。

今回の記事では、
この「心理の変化」を
どう構造的に捉えて
施策に落とし込むかについて
解説していきます。

・セミナー申込
・資料ダウンロード
・購入
といった具体的な場面を例にしながら
「人が動く瞬間」を
どう設計できるかを一緒に見ていきましょう!

なぜ「人が動く瞬間」を捉えることが重要なのか

マーケティングは
セミナー申込や資料ダウンロード、
商品の購入といった
ユーザーの「行動の変化」を目的にしています。

セミナー申込や購入といった
具体的な数字が出ないと
「ユーザーに届いていない」
と思ってしまいますよね。

でもその裏側をよく見ると
必ず「小さな心理の変化」は
起きているんです。

・気になるけど、まだ様子を見たい
・興味はあるけど、今すぐ必要かはわからない
・いいと思うけど、自分に合うか不安

こうした心理を放置してしまうと
施策をどれだけ打っても
「あと一歩」が生まれません。

逆に
この心理変化に合わせた工夫があれば
スムーズに行動につながります。

だからこそ“人が動く瞬間”を
理解することが大切なんです。

ここを押さえておかないと
頑張ったのに手応えがない…
なんてこと、よくあるんですよね。

心理を「構造」としてとらえる

心理は曖昧でつかみにくいように見えますが
行動までの流れを整理すると
意外とシンプルです。

たとえば多くのケースでは

①興味を持つ
②比較・検討する
③安心感を得る
④行動に移す

この階段を上っていきます。

マーケターはこの流れを
「構造」として理解することで、
施策をどの段階に効かせたいのか、
考えやすくなります。

たとえば
「安心感が足りない」
と仮説を立てられれば
レビューや事例を充実させる施策が
思いつきます。

つまり「心理を構造化する」ことで
施策は思いつきではなく
“理由を持った打ち手”になるんです!

ちょっと堅苦しく見えるかもしれませんが
仕組みを知っておくだけで
グッとやりやすくなるんですよ。

行動前の心理変化の具体例

では実際に
行動直前にどんな心理変化があるのかを
3つのシーンで見てみましょう!

①セミナー申込前の心理:不安を解消したい

「気になるけれど、
 自分に合っているのか不安」

このような不安には
例えば以下のような種類があります。

・内容が自分のレベルに合っているのか?
・ついていけるのか?
・費用や時間が無駄にならないか?

こうした不安を放置すると
「やっぱりやめておこう」
となってしまいます。

そこで効くのが
「受講生の声」や「Q&Aページ」、
あるいは
「カリキュラムのサンプル公開」です。

安心できる情報があれば
ユーザーが一歩踏み出すきっかけになります。

「なんとなく良さそう」
で止まっていた心理が
「大丈夫そう」に変わった瞬間、
人は行動に移すんです。

②資料ダウンロード前の心理:軽く知りたい

「とりあえず情報を押さえておきたい」

この場合は深い検討よりも
「ちょっと気になるから知っておきたい」
という軽い心理が中心です。

だから
資料DLのハードルが高いと
ユーザーが離脱してしまいます。

・フォームが長い
・登録必須項目が多い
・ダウンロード手順がわかりにくい

こうした“面倒さ”が壁になるんです。

逆に
「メールアドレスだけでOK」
「すぐ読める要点まとめ」
「無料」という条件なら
軽い気持ちでもスッと行動に移れます。

ここで大事なのは
「ニーズの強さに合わせた工夫」。

まだ検討初期の人には
「軽く触れられる設計」が効きますよ。

③購入前の心理:損をしたくない

「本当に大丈夫?失敗したくない」

購入直前は、メリットよりも
“リスク”に目が向きやすくなります。

・この商品は本当に効果があるのか?
・他の選択肢の方が良かったらどうしよう?
・お金を払って損をしたら嫌だ

この心理を乗り越えるには
保証・レビュー・返金制度などが有効です。

また、少額プランやお試し版といった
ステップを用意することでも
ユーザーの心理的なハードルを下げられます。

この“損をしたくない”気持ちに寄り添えれば
「それなら買ってみよう」
と背中を押せるんです。

心理の一歩前に施策を置くと
「申し込もう」と思ってくれる人が
ぐっと増えます。

施策に落とし込む流れ

心理の変化をつかんだら
次は施策に落とし込みます。

①心理を仮説化する
(例:申込前は「不安」)

②それに合わせた施策を考える
(例:受講生の声を掲載する)

③結果を検証する
(申込率の変化を見る)

④改善する

このサイクルを回すことで
「心理と施策がつながったマーケティング」
が作れます。

例えばセミナー申込率が低いとき、
ただ広告を増やすのではなく
「不安を解消する情報が足りないのでは?」
と仮説を立てられる。

その上で事例やレビューを追加すれば、
数字の変化から
仮説の正否を確かめられます。

こうして
「心理→施策→結果→改善」
の流れを繰り返すと、施策は
勘や経験に頼らずに磨かれていくんです。

最初から完璧じゃなくても大丈夫。

小さく試してみるだけでも十分ですよ。

まとめ

人が行動する瞬間は
偶然ではなく、心理の必然。

マーケティングは
その必然を読み解いて形にする仕事です。

心理を構造として理解しておけば
施策は「なんとなく」ではなく
誰でも理由を持って
考えられるようになります。

これは
マーケティングを学び始めたばかりの方にも
とても役立つ視点です。

「人が動く瞬間」は
意外と小さな心理の変化から始まります。

その心理を
どう読み解いて施策に結びつけるか。

そこにマーケティングの本質があるんです。

難しく考えすぎず
「この心理にはどんな一歩が効くかな?」
とイメージしてみてください。

きっと明日からの行動設計が
ちょっと楽しくなるはずです。

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ユーザーの“心理の変化”を見極めて
それに合った施策を設計できる
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「人が動く瞬間」を捉えて
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先週は熊本県庁にて、県立甲佐高校との連携協定調印式に出席しました!

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甲佐町では町内中学生の大半が町外に進学しており、地元高校の生徒減少が課題。交差高校は廃工寸前の状況に。

そんな中、県内外の民間企業10社が連携して甲佐高校と協定を締結し、特別授業の実施やインターン採用などを通じて高校の魅力UPを図る、というのが今回の内容。

熊本県庁での協定調印式への参加は、2022年3月に弊社が熊本に進出した時以来。
(その後熊本県庁に紹介した企業が3社ほど実際にオフィスを開設し、調印式に立ち会ったことはある。)

今回の取り組みについて、早速地元のTV局でもニュースで取り上げられてました!

地元TV局のニュースはこちら


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小川