ユーザーに刺さるリスティング広告の作り方

ユーザーに刺さるリスティング広告の作り方

こんばんは、小川です。

例年より少し遅いようですが
今年も梅雨入りしてきましたね!

湿気対策…

その後の夏に備えて暑さ対策…

何かいい案はないかと
Googleで検索してみると
たくさん出てくるリスティング広告たち。

広告文を見てついクリックしてしまう。

そんなこともありますよね。

つまりその広告文は
あなたに刺さったということ!

今回は
ユーザーに刺さるリスティング広告文の作り方について
お伝えしていきます。

「思わずクリックしてしまう」広告文を作るには
どうすればいいのか?

広告運用をしていれば
気になるポイントだと思います。

広告文の作り方について
順を追って解説していきますね。

「ユーザーに刺さる」広告文とは?

「ユーザーに刺さる」広告文とはつまり
ユーザーにクリックしてもらえる広告文
ということです。

リスティング広告は
特定のキーワードを検索しているユーザーに
表示されます。

つまりユーザーは
何かを探しているということになりますよね。

その何かを探しているユーザーに向けて
「この商品なら悩みを解決できますよ」
「あなたの疑問を解消できますよ」
とアピールするのが
リスティング広告の役割です。

そのアピールによってクリックを集められる。

それが「ユーザーに刺さった」という、
リスティング広告の成果になります。

ところで世の中にはたくさんの
かっこいいキャッチコピーで溢れていますよね。

ポスターや看板、いろいろな場面で見かける広告に
ばんと目立つように書かれているキャッチコピー。

ぐさっと刺されるものに出会えることもあります。

ただこれらはリスティング広告のキャッチコピーとは
異なるものです。

ポスターなどに使われているコピーは
幅広い層に働きかける力強いキャッチコピー。

リスティング広告では
配信先のユーザーをキーワードによって限定できるので
そのユーザーに寄り添うことでクリックされ
さらにはコンバージョンにつながるキャッチコピーが
必要となります。

広告文を作る前に必要なこと

リスティング広告の役割を再確認したところで
さあ!悩みに答える広告文を作ろう!
と決意を新たにされたことだと思いますが

待ってください!

広告文を作る前に必要なことがあります。

それはキーワード選定です。

リスティング広告では
検索キーワードを指定して
広告配信を行いますが、
どんなキーワードがコンバージョンに近いのか
精査しなくてはいけません。

精査したキーワードを選定することで
来てほしいユーザーを集められるようになり
コンバージョン率の改善も見込めます。

非常に重要なキーワード選定。

以下のステップで取り組んでみましょう。

①メインとなるキーワードを探す
②サジェストキーワードを網羅する
③サジェストキーワードをユーザーニーズによって分類する
④コンバージョンにつながりそうなキーワードのピックアップ
⑤ピックアップしたキーワードで広告グループを作る
⑥広告文作成!

ここで重要なのは
「キーワードをもれなく収集する」ということです。

コンバージョンの機会を失わないために
可能性のあるキーワードを網羅的に収集しましょう。

場合によっては数万というキーワードを収集することも…

収集したキーワードの分類には
マインドマップなどを使うのが
おすすめですよ。

ユーザーニーズがはっきりわからないキーワードは
それをそのまま検索してみましょう。

Googleが上位表示するサイトを参考にして
どんなニーズを持つキーワードなのか
判断できます。

広告文作成で大切なこと

キーワードが選定できたら
いよいよ広告文作成です!

良い広告文を作るために
以下の5点に気をつけましょう。

・検索キーワードを入れる
・具体的な数字を入れる
・ベネフィットを盛り込む
・LPと乖離しない
・競合他社の広告文を分析してみよう

ひとつずつ見ていきましょう!

検索キーワードを入れる

広告文に検索キーワードを入れることで
ユーザーが一目で
自分に関係しているページだと気付いて
クリックしてくれる可能性が高まります。

また、検索キーワードを広告に
盛り込むことで
キーワードと広告の整合性がアップし
検索エンジンの品質スコアが高くなります。

それにより掲載順位を上げることも
可能になりますよ。

具体的な数字を入れる

数字というのは客観的なものです。

それに情報が具体的にもなります。

ふわっとした表現よりも信頼度が上がるので
効果的に訴求できますよ。

実績を数字で表すのもおすすめです。

「1位になった」「リピート率90%以上」など
実績を数字で示すと権威付けになります。

また「限定」という要素も
「今だけ」と言わずに「◯日まで」と
表記することで
「今買わなければ!」と思わせる仕掛けに
なりますね。

ベネフィットを盛り込む

広告には商品のUSP(独自の強み)を
入れたくなりますが
USPの表現は立ち止まって見直してみてください!

一般のユーザーに伝わる内容でしょうか?

難しい機能の名称や成分などを書いても
一般のユーザーにはピンと来ません。

それよりもその機能や成分によって
どんな効果が得られるのか、という
ユーザーのベネフィットを広告に盛り込んでおくと
ユーザーが商品を購入した後を
イメージしやすくなり
コンバージョンに近づく可能性が高まります。

BtoBなど専門家向けなら
難しい名称を使っても問題ありませんよ。

LPと乖離しない

広告文はLPにない情報を
入れないようにしましょう。

検索キーワードを盛り込むことに
意識が向くあまり
うっかりLPにない情報を
広告に書いてしまうと
その広告を見て入ってきたユーザーの期待を裏切り
信頼度が下がるという恐れがあります。

検索キーワード、広告文、LP。

それぞれのつながりを意識して
広告文を作成しましょう!

競合他社の広告文を分析してみよう

今まで書き方のコツをお伝えしてきましたが
「そうは言っても具体的にどう書けばいいか
わからない…」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そういうときには特に
競合他社の広告文を分析してみましょう!

TTM(徹底的に真似る)の精神で
他社の広告を分析することで
自分の引き出しを増やせます。

もちろんパクリはだめですよ!

「いいお手本」として競合他社の
広告文を分析してみましょう。

改善が大事

Webマーケティング施策全体を通して
言えることですが
リスティング広告においても
作成して出稿したら、はい終わり!
とはなりません。

分析と改善が必須です。

これにより、より成果を出せる
広告文にブラッシュアップしていきます。

リスティング広告の改善には
ABテストが有効です。

異なる広告文の効果を比較し、
クリック率アップを見込める広告文を把握したり
インプレッション数を増加させたいときなどに
ABテストを実施します。

コンバージョン率の改善には
LPの修正が必要になるケースも多いですが
LP修正には多くの費用や時間が必要になりますよね。

その点、広告文のABテストなら
すぐ実施できることがメリットのひとつです。

ただ、闇雲にテストしても方向性を見失うので
しっかり仮説を立ててテストしてくださいね。

広告文の内容を見直すなら
ターゲットがきちんと絞れているかにも
注意しましょう。

ターゲットが絞れていないと
ユーザーが検索するキーワードを把握できず
ニーズや悩みに寄り添った広告文を作成できません。

どこにどんな広告を出せばいいのか、
どんなメッセージなら興味を持ってくれるのか。

そうしたことを明確にしておくためにも
緻密なペルソナ設計が重要になりますね。

また広告文を作成する際には
法に触れないように注意も必要です。

主に気を付けた方がいいのは以下の4つ。

景品表示法
薬機法
特定商取引法
個人情報保護法

この他にも業種によって注意すべき法律があるので
運用前に厳密にチェックしましょう。

仮に法律に触れない範囲であっても
誇張表現を使うのも控えた方がいいですね。

根拠のない誇張表現を使うと
広告が配信されない場合もあります。

たとえ配信されたとしても
ユーザーの期待を無闇に高めてしまい
「思ったような効果がなかった」
と商材に対する信頼が低下したり
SNSが炎上するといった恐れにも
つながる可能性があります。

誇張表現を使わなくても
商材のいいところはたくさんあるはずです!

法に則った適正な表現で
ユーザーの悩みに寄り添う広告文が
作成できるといいですね。

まとめ

今回は「ユーザーに刺さる」広告文の
作成の仕方についてお話ししました。

多くの目を惹きつける
かっこいいキャッチコピーとは違いますが
ユーザーの悩みや疑問を解決できる
良い広告文が作れれば
コンバージョンにつながる喜びがあるのが
リスティング広告です。

広告は大勢に向けて一度に配信されるものから
ひとりひとりに向けて配信されるものに
変化しています。

スマホなどの端末をひとりひとりが持ち
誰もがそれぞれネットに触れられるようになった現代で
リスティング広告の役割はますます拡大しています。

リスティング広告作成のコツをおさえて
コンバージョンにつながる広告を
作っていってくださいね!

BMPではリスティング広告が学べるカリキュラムを
提供しています。

キーワード収集からアカウント設計まで
リスティング広告の一連の流れを学べますよ。

ますます存在感を増しているリスティング広告。

BMPでその広告の基礎を学んでみてくださいね!

PS.

今週は久々に1週間東京にいたんですが、
とても濃い時間を過ごすことができました!

今年3月からリモートで弊社に人事・キャリア支援担当として
ジョインしたスタッフと初めて会えたり、

(神楽坂にある知り合いの鰻×ワイン割烹で夕食)

急遽BMPの講師メンバーに声をかけて
横浜駅近くで集まる事に!

普段はオンラインで一緒に仕事をしているので
なかなか直接会うことは無いのですが、

実際に顔を合わせて話すと、
それぞれの仕事の現状やプライベート話、
BMPをより良くする為にはどうすれば良いかなど

永遠と話が尽きず、結局7時間くらい飲んでました。笑

前回お伝えした通り
大分県庁と連携した「移住支援プロジェクトプロジェクト( https://break-marketing-program.jp/oita/ )」も本格的に始まったので、

ディレクターとして手伝ってくれている深井講師(写真左)と一緒に
7月に大分県へ視察ツアーに行くことが
その場のノリで決まりました^ ^
(おじさん2人旅ですが。笑)

講師陣もそれぞれPCさえあれば
リモートで仕事ができる環境なので、

こういう思いつきですぐに動ける仲間がいるのは
本当にありがたいし、楽しいですね^ ^

小川