リスティング広告はまだ有効?現在と未来について徹底解説!

リスティング広告はまだ有効?現在と未来について徹底解説!

こんばんは、小川です。

みなさんはWeb広告と聞くと
どんな広告を思い浮かべるでしょうか。

ひとくちにWeb広告といっても
種類はたくさんあるんですよ!

バナー広告
リスティング広告
ディスプレイ広告
アフィリエイト広告
SNS広告
動画広告
そのほかにも…

今日はその中でも
リスティング広告について
解説していきますね!

リスティング広告は今も有効?

リスティング広告とは
ユーザーがあるキーワードを検索した時に
連動して表示される広告のことです。

検索エンジンで何かを検索した時に
「広告」や「スポンサー」などとして
一番上に表示されますよね。

ちなみに日本では
GoogleとYahoo!が主流。

この2つのシェア率が圧倒的で
日本で利用される検索エンジンの
約90%をカバーしているんです!

リスティング広告をやるなら
GoogleとYahoo!を抑えておけば
ひとまず問題ないですね。

そんなリスティング広告ですが
サービスが開始されたのは
なんと2002年頃。

もう20年以上も前からある
サービスなんですね!

技術の革新も含めて変化の激しい
Webマーケティング業界において
20年以上前から続くこの形態に
まだ有用性はあるのか?

と疑問に思いますよね…

あるんです。
リスティング広告はまだ有効なんです。

SNSの発展がめざましい現在、
SNSマーケティングが発達し
SNS広告も増えてきました。

また、動画広告への期待も高まっています。

旧型の手法とも言えるリスティング広告は
それらにとって代わられると思われていますが
依然として活用されているのが現状です。

2023年の日本のWeb広告費においては
リスティング広告は約40%のシェア率を誇り
Web広告費シェア1位となっています。

テレビや新聞、雑誌などのマス広告より
大きな市場へと成長している
Web広告市場ですが
リスティング広告はその中でも
依然として40%のシェアを
維持しているということなんですよね。

リスティング広告のメリットとは

様々なWeb広告手法が登場する中でも
シェア率1位を維持するリスティング広告。

そこには以下のようなメリットがあります。

・ターゲット精度が高く購入意欲が高い顕在層にアプローチが可能
・即効性が高い
・少額からでも出稿可能で小規模事業者にもチャンスがある
・効果測定をリアルタイムで確認できる
・機械学習やAIによる自動化の精度が上がっている

リスティング広告はキーワードに対して
広告を出稿するため
購入意欲の高い層が検索するキーワードに
広告を表示できれば
確度の高いユーザーを誘致できます。

そして設定すればすぐに配信開始されるので
顕在層にアプローチできるキーワードに
広告出稿することで
短期間で成果を上げることも可能。

短期的なプロモーションの場合でも
効果的に運用できますね。

また最低出稿金額がないため
少額でも運用可能な点も大きな魅力。

大規模事業者だけでなく
個人事業主でも成果を上げられるのが
リスティング広告の利点です。

Web広告全体を通して言えることですが
リアルタイムで効果測定できるので
PDCAを高速で回せます。

そして現在は機械学習など
新しい技術のサポートも
精度が上がっているんです!

AIの自動化などにより
コンバージョンに近そうなユーザーへ
的確に広告を出したり
運用の手間を削減できたりしますよ。

リスティング広告のデメリットとは

高い効果を得られるリスティング広告にも
もちろんデメリットはあります。

・認知拡大には適さない
・成果の最大値に上限がある
・CPAの高騰
・不正クリックのリスクがある
・「広告」ということで嫌がるユーザーが一定数いる

検索されたキーワードに対して
出稿するスタイルのため
検索しない=商材を知らないユーザーへの
アプローチができないのは
リスティング広告のデメリットです。

そのことから
認知拡大向きの広告ではありません。

認知拡大を目指す場合は
ディスプレイ広告など別の手法が必要です。

また、リスティング広告というのは
検索されて初めて表示される広告のため
検索数以上の成果を出すことはできません。

広告に入ってきたユーザー全員が
コンバージョンするわけでもないので
成果は検索数よりぐっと少なくなります。

同じキーワードだけで出稿し続けると
獲得できるユーザー数には上限があるため
フレーズ一致やインテントマッチといった
指定したキーワードに他のキーワードが
追加されたり
あるいは類義語である場合でも
広告が配信されるようなマッチタイプで
設定していく必要も出てきますね。

リスティング広告は
オークション形式の広告手法のため
CPA(クリック単価)の高騰も
避けられない問題です。

コンバージョンに繋がりやすい
人気のキーワードは競合も多く
CPAがつり上がりやすくなります。

この点は小規模事業者には
厳しい部分ではありますね。

認知拡大を図りつつ
自社固有名詞など
比較的競合の少ないキーワードなどで
出稿するなど
リスティング広告以外との
組み合わせも考える必要が出てきます。

それと「不正クリック」の問題も
無視できません!

不正クリックとは
ダブルクリックなどの偶発的なもの
広告費の水増しや
データの撹乱を目的とした不正なもの
などを呼びます。

中にはbotによる不正クリックもあります。

広告費のうち一般的には約30%が
不正クリックだと言われているのだから
無視できない問題ですよね。

Google広告であれば
Googleの専門チームに審査を
依頼することができますよ。

なお、「広告」ということで
ユーザーに嫌われることがあるのも
辛いところ…

ユーザーのWeb広告への印象はあまり良くなく
「しつこい」「うっとうしい」と
思われることもしばしば。

ただ、これらはリスティング広告というよりも
リターゲティングやディスプレイ広告への
反応と見られています。

リスティング広告は
ユーザーの問題を解決できる道を
提示している広告なので
「ユーザーの質問への答えを示す」という
基本を忘れずに広告文を作成すれば
あまり大きな問題にはならない
可能性があります。

まとめ

今回の記事では
20年前からあるリスティング広告について
現在でも有効な手法であるということを
ご紹介しました。

時代の変化とともに進化するWeb広告。

これからもWebマーケティングスキルは
重要なものであり続けると言えるでしょう。

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お声がけくださいね。

PS.

実はこの度、

弊社株式会社ブレイクは
大分県とパートナーシップ宣言を共同で実施しました!

昨年から大分県庁と一緒に取り組んでいる
「おおいたWebスキル×移住転職支援プロジェクト」
https://break-marketing-program.jp/oita/
をきっかけに、

より深く相互連携しながら移住定住を支援できるよう、
今回のパートナーシップ連携の締結に至りました。

今週、記念式典が県庁で開催され、
大分県知事や他のパートナーシップ締結企業と
一緒に登壇してきました。

弊社スタッフも一緒にイベントに参加し、
大分市視察ツアー参加時の様子について発表。

今回実施したパートナーシップ宣言の内容はこちら。

3年前に病気で亡くなった母の故郷であり、
子供の頃から毎年夏休みを過ごした愛着のある大分県と

このような形で連携して貢献する機会をいただけたことを
心から嬉しく思っています。

「好きな場所に住みながら好きな人達と自由で豊かに暮らす」
より多くの方がそんな理想を実現できるよう
弊社一同、引き続き頑張って参ります^ ^

小川